表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/103

第32章 草原地区・マヤにてRocken'Roll!☆☆☆

コスモの絆☆☆☆   第32章 草原地区・マヤにてRocken'Roll!☆☆☆

~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~☆~~


Scene.51


Rr Rr Rr Rr Rr Rr Rr Rr Rr Rr☆☆☆*****



タイ国王と占星学博士雨宮女史は植物星人の経営するブティックの帰りではあったのだが、とある場所の前に女史は立ち止まって動かないのであるから・・・・・

それは雨宮女史のエゴでが気になって使用が無いために足止めを食らったものそのもの。


国王は動揺にしばし硬直体制に入る。

それは、何故?


だって、この女史ときたら見た目のアバンチュールにそぐわぬ、概ね誰もが想定できぬほどの勢いに乗せられての物だったのだから――――



女史は入ってゆく。街角を曲がったところからそれは始まった・・・・・・

なんということでしょう、女史と来たらそのサイケな看板に見とれていた。

それは、とある「PASSION」と書いてある場所。

どうやらそれはそれは、サイケそのもの、そう、人をも寄せ付け辛いその状況下においてかつてのタイ国王としての威厳をも打破しようとするようなそんな危険な場所にも似ていて―――――――



一応、占星学博士という肩書きを携えている女史の立場としては、そぐうそぐわないの範疇をも、どうしたことかまるで異次元的に超越した行動に、他ならない事象であることに違いないのであって・・・



「国王、さっ、行きましょう!」



タイ国王は成すがままに腕組みで確保された、半ば誘拐の部類に入るような強制執行的な体制において、もはや女史のそれから逃れることなど微塵も出来なくって・・・

もはや、どちらが女史であるかも解らない様なその内又な足取りに変わって行ったものだったのであるから―――――



「な、何をするのでする~~~~~~」



国王がそう悲鳴のような雄叫びを上げるが早いか、どうしたことでしょう、まるで奈落の底へ落とし込まれでもするような勢いで女史に誘引されていくではないかっ!

それは、まるで生まれて初めての体験でもあり、そして人生もよもや一世紀にも到達しようとする時分において、私の記憶が確かならば・・・未だかつてないその勢いは愛をも超越したような憎悪にも似た次元のそれであったのだから・・・・・・・・・・・



そして・・・・B3Fボタンを押されてエレベーターが開かれる。

B3F?国王は辺りを見回す。エレベーターのドアが閉じられる。



「き、君って奴は!ワタシをどうしようというんだねつ!」


「何よ、今更。そう言う関係でも無かろうに、ネッ!」


「ケッ!どういう関係なんだ、一体何なんだ?」


「ウルサイッ!黙って着いてくればいいのよっ!」



国王はその雨宮女史の未だ見たこともないその鬼の形相に困惑を隠せないで居る。

だって、それまでの年甲斐も無くお上品に見えた、まるでそれまでの出来事を全て宇宙レベルで払拭するようなその行為に、半ば恐れさえも抱いて引きつっていた。

静かなエレベーターの中でガタガタと震えだす国王の腕を思い切りの力で羽交い絞めにする女史~~~~~~~~~~~~~~~~



そして・・・扉は開かれた!!!!!!


「ケケッ!こ、ここは?????????」



それは、果たして女史が描いた宇宙レベルのその空間なのであろうか?

彼女のエゴによって描かれた、かつての地球において訪れたであろうかその空間だけがサイケにも出現したことに戸惑いを隠せないままの国王。



間違いなくエレベーターのドアだけが開かれた。

タダそれだけ。

何の矛盾も無く。

そして同時にケタタマしく響く音響が耳を劈く!!!!!


あ、これって・・・・・・・・・・・・

かつて地球で聞いたことがあったような??????????????



国王は一瞬心臓が止まった思いであった・・・・・

そう、それは地球でよくあるRockn’Roll Studioであったのだから!

だが、ワシも嫌いではない。

だって、ワタシもかつて若き時分にバンドを組んで唄っていた側の人間であったのであるから!




~☆~*~☆~*~☆~*~☆~*~

///// To Be Continued ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ