第三話,横浜ランドマークタワーを守れ!
-ある日-
「諸君!今回我々戦車隊は横浜ランドマークタワーへ向かう」
安藤連隊長によると最近
反日武装ゲリラが日本一高いビルである横浜ランドマークタワーを
撃破しようというのだ、それを阻止すべく
国防戦車隊は戦車30両からなる戦車隊をランドマークタワー付近へ
派遣することとなった、もちろん世論はテロ組織が始動したと
騒いでいる、しかし日本一のビルを守る為には、彼らの力が必要であった
燃料はガソリンスタンドで給油は不可能(断られる)ので
補給部隊がついてくることになっている
すでに横浜市に突入した戦車隊
警察による封鎖をどうにかかわし
着々と横浜ランドマークタワーへ向かうのだった
一方の警察は武装過激派テロ組織としている国防戦車隊を
止めるべくあちこちで封鎖を行った
なおテロ組織と判断された理由は
単に軍隊同様の武装をしており何度か発砲
(といっても左翼に)している、左翼だからまだしも
一部の人は国民にやっていると騒ぎうまく情報を工作してか
いつのまにかテロ組織と…いや、もっとも簡単な理由は憲法違反であった
今日午後3時、一個連隊は
ランドマークタワーまで到着したのであった…
「敵は迫撃弾などという甘い装備ではなく
RPG-7を持っているらしい、交戦するさいは用心せよ」
安藤連隊長が警告する
そう、今回の相手はどこで手に入れたのやら
RPG-7を持っているそうである
「中隊長殿、RPGって持ってたらいけないんですか?
ド○クエとかF○とか○ガシリーズとか聖○伝説捨てなきゃいけないじゃないですか」
「馬鹿者!!ロールプレイングゲームではない!RPG-7はソ連が開発した携帯対戦車兵器だ!」
「安価か簡便だからよく途上国の軍隊や武装組織が装備している」
「ええ!!そうなんですか!?」
「お前軍人だろ敵の兵器ぐらいおぼえておけ!!」
「あっ!はい!」
しかもRPG-7は強い
メルカバ Mk4やチャレンジャー2などの対成形炸薬弾防御に特化した
戦車以外がRPG-7の成形炸薬弾を側面から受けると行動不能になる程の威力がある
おまけに運用が簡単である
そこが実にソ連らしい兵器である
…
…
…
翌日になっても現れない…
「隊長…あきましたよ…」
「しかし敵を倒すまで身を引くことはできない」
「だって、飛行機が飛ぶ音しかきこえないじゃにいですか」
「…って…隊長あの飛行機こっちにきます!!」
「なに!?」
その時、巨大な旅客機が
ランドマークタワーに衝突し
タワーの衝突部分は燃えはじめた
衝突の時、とてつもない轟音が
周囲に響いた
「おのれぇ!」
と眞田が声を上げると
男の声が聞こえてきた
「親米国家は、一国も残すべきではない」
「この、ジハード戦士イス…」
「馬鹿!!それ以上言うな!!訴えられるだろ!!」
「ジハード戦士ピー(ピーは放送禁止)にしろ!」
眞田の要求に従い
彼の名前はジハード戦士ピーになった
「…と、とりあえずアラーに変わっておしおきよ!」
「おええ…」
いかにもイスラム教徒の男の顔が
某セーラー服着た戦士と同じような
セリフを言うのはちょっと厳しい
多分相当気持ち悪いだろう
「世界で神はアラーのみ!これから皇居にも飛行機が突っ込むぜ!」
「なにぃ!」
「乗れ!!!」
眞田の叫び声、その声で
一斉に隊員達は戦車に乗り込む
戦車は勢いよくエンジンをスタートさせた
「行け!RPG対戦車師団の皆!!」
敵も、RPG-7で武装した集団を
送りだしいよいよ国防戦車隊と最後の決戦を繰り広げようとした…
その勝敗はいかに?
大日本国防戦車隊が、世界を救うと信じて…
END
…
…
…
「待て!なんで3話で最終話なんだ!」
作者いわく、息抜きで書いてみた
らしい、しかし飽きたそうだ
「…ひどい作者だ…」
というわけで、ここで終わりである
零麻
「あの、私が仲間になった意味は?」
完
ひどい終わり方ですいません。