現状の確認 4
引きこもり中のため、主人公以外はまだ登場しません。
「さてと、『ステータスブック』には他に何も書いてなさそうだし、試すとすれば指輪だよなぁ」
利き手だと邪魔になるかもしれないからな。左手で。
「うーん……、よしっ、中指にいっとくか!」
デザインもないし、サイズもそれ程問題もなさそうだな。
「よっと」
グッと軽く押し込んで、装置。
スーッと指輪が調整されてピッタリフィット、同時にポワーンと暖かい光を放った。
「おおお、スゲー!!マジかぁ!!」
目を見開いて叫んでしまった。
その光は全身を優しく包み込み、暫くすると消えていった。
これがファンタジーなのか!
「なんか、身体が温かい気がする」
嫌な感じはしないから、呪いの類いではなさそうだな。
ふと机に目をやると、『ステータスブック』も淡く光っていた。
「うわぁー、やべーな。期待しかできんぞ」
こういうのって、何かしら変化があったってことだよな。
「ふぅ。落ち着け。早速チェックだな。
さてさて。
……おっ」
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『生活魔法』
《火》《水》《土》《風》
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「記載内容増えてるけど、この流れからすると、これって使えるようになったって事でいいんだよな?
なにげに基本の四大元素だな。
またしても説明ないし、発動方法とか必要魔力とかはどうなんだ?
検証が必要だな。ふふふ。楽しみだ」
と、次のページにも何か書いてあるな……
読んで頂き、ありがとうございました。