表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

15/22

検証の結果 5



 それで、


 複数同時使用可能。

 他属性の複合使用可能。

 登録することができる。


 というのならば、組み合わせまくって『必殺技』『ハメ技』なるものはできないかなと、考察(こうさつ)もした。


《危機的状況回避(かいひ)逃走コンボ》

《安心楽々狩用罠コンボ》

《対人必殺完全犯罪コンボ》


 とかね……


 痛いよね。

 勿論(もちろん)空想で終わらせたよ。



~~~


 考察の結果。


 組み合わせまくると、発動から形成されていくまでに時間がかかってしまう。

 発動対象の場所を動かれたらお(しま)い。

 その都度(つど)臨機応変(りんきおうへん)対処(たいしょ)した方が間違いが起きない。誤爆(ごばく)は怖いしね。


《土》の魔法は、【守り】に(ひい)でるが、動きに弱い。



 他には、


《お堀》(みぞ)を掘り、中を水で満たす。

《守りの壁》いわゆる城壁。

(やぐら)》見張り台。ハシゴ付き。


 なんかは、規格化するより、その場に合わせたサイズの物を作る方が使い勝手がいいと判断し、登録はやめた。


《土》の魔法は、地面に手を付けておく必要があり、形成されていくまでの間、手を離せない。結局時間がかかるなら、登録の必要はないというわけね。



 発動から瞬間的に形成される最大値・上限がこれ。


《土壁》1000×1000×200mm(長さ×幅×厚さ)

《落とし穴》1000×1000×1000mm(長さ×幅×深さ)

《砂地》《沼地》1000×1000×500mm(長さ×幅×深さ)

《飲料水》100ml

《火弾》時速150km


 あと、

《土》の魔法の射程(しゃてい)は、約30cm。

 

 地面に付いた手から、形成される《壁》《柱》《穴》までの距離ね。30cmでした。



 生活面では全く問題ないからいいんだけどさ……


 いいんだよ。ゲーム脳的に空想しただけだから……


 攻撃を受けきって、ハメ技からの連続攻撃とかさ

 圧倒的な火力での一方的な蹂躙劇(じゅうりんげき)とかさ

 再現できるなら、やってみたいよね。


 まぁ実際には痛いの嫌だから、攻撃させずに終わらせたいけどね。



 という事で、

 調子に乗って、張り切って、期待しまくってあれこれ検証した結果………



「甘くはなかったよぉ。パトラッシュぅ……」



 忘れちゃいけない『()()魔法』これが原点!



 ……で、今の『ステータスブック』がこれ。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


『生活魔法』

《火》《水》《土》《風》


■生活■

《ランタン》ガラスは不透明

《暖炉》《コンロ》《バーナー》

《飲料水》《シャワー》

《洗浄》乾燥付き

《お湯張り》ある程度の温度設定可能

 温度により時間がかかる

《ロック》

 作成した〈土〉を繋げて一時的に融合させる

《ロック解除》

〈ロック〉された一時的融合を解除する

《排水》《保湿》《ミスト》

《換気》《送風》《エアコン》《乾燥》

《エアカーテン》防臭、外気遮断(しゃだん)



■作成■

《コンロ》《流し台》《換気扇》《石戸》

《土壁》《土柱》《スノコ》

《食器》

《コップ》《ガラス》不透明

《ベッド》《テーブル》《イス》《浴槽》

《トイレ》便座付き

《階段》

《泥だんご》泥弾用の弾。

 石弾の威力があり過ぎたため作った。

《石》石弾用の弾

《矢尻》矢尻弾用の弾。作成には時間がかかる。

《砂地》《沼地》



■癒やし■

《手当て》悪化させずに、状態を保つ程度。

 免疫(めんえき)力向上、体温・水分調整、呼吸の確保。



■防御■ 

《防御壁》〈土壁〉に〈強化〉付与

《シェルター》〈強化〉付与された地下室

〈落とし穴〉に〈専用石戸〉を天井として設置

〈ロック〉済み

 自身を中心として作成されるため、

 発動させると、1m程落下することになる。

《濃霧》霧を発生させ、〈送風〉で指定した方向に

 徐々に(じょじょ)に広げていく

《エアバッグ》自動発動

《風壁》防音、防臭、外気遮断、激しい上昇気流発生

《砂地》《沼地》



■補助■

《強化》作成物の密度、重量、硬度を調整し強化させる。

《身体強化》自身の身体能力にプラスの補整加える

〈水〉による軽度の疲労回復、体温調整、水分補給、

〈風〉による抵抗軽減、追い風

《落とし穴》地面を陥没(かんぼつ)させる

《穴埋め》穴を埋めて平らにする

《追い風》《向かい風》



■その他■

《ゴミ箱》簡易アイテムボックスにゴミを溜ためる

 アイテムボックスの枠を必要としない

 生活ゴミに限る

 5日で自動的に空からになる

 どこにいくかは分からない

《解放》発動させた魔法を取り除く

 着火後の火、具現化した水、

 月日(つきひ)の経過し、定着した物質には不可能。

融合(ゆうごう)》〈土壁〉〈土柱〉等を接着し、

 ()け合わせひとつにする。

《土(なら)し》〈土〉を平らにする

《加工》〈土〉を任意に成形し、整える。

《磨き》こすってきれいにし、つやを出す。

《バルシュ》自身で作成した物を問答無用で

〈解放〉する。定着物にも有効。

 膨大(ぼうだい)な時間を必要とするが、

 〈土〉属性物にも有効となる。

 その間、対象から手を離せない。



■規格設定■(長さ×幅×厚さ・深さ)単位mm

《土壁・大》(1820×910×120)

《土壁・中》( 910×455×120)

《土壁・小》( 455×455×120)

《土柱・大》(3000×120×120)

《土柱・中》(3000× 90× 90)

《土柱・小》(3000× 45× 45)

《防御壁》 (1000×1000×200)

《石》(大:拳、中:ゴルフボール、小:ビー玉)



■攻撃■

詠唱なし

《泥弾》地面に片手を付きながら発動

 アイテムボックス内の弾を利用した発動可

《放水砲》非致死性の兵器、火の消化にも使用可能。

《突風》瞬時に吹く強い風

《旋風》激しくうずまき状に吹き起こる風


詠唱必須(ひっす)

『我が身を守り賜え《》』危険、敵性ありの場合のみ

『我が生活の糧となり賜え《》』

《石弾》地面に片手を付きながら発動

 アイテムボックス内の弾を利用した発動可

《矢尻弾》地面に片手を付きながら発動(要時間)

 アイテムボックス内の弾を利用した発動可

《火弾》拳こぶし大の炎を射出する

《火炎旋風》炎を伴ともなう旋風せんぷう



◆瞬間最大値・上限◆

《土壁》1000×1000×200mm(長さ×幅×厚さ)

《落とし穴》1000×1000×1000mm(長さ×幅×深さ)

《砂地》《沼地》1000×1000×500mm(長さ×幅×深さ)

《飲料水》100ml


《土》の魔法の射程:30cm


《火弾》時速150km



 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆






読んで頂き、ありがとうございました。


次回、ようやく物語が動き出す……


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ