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状況の確認 1

初投稿になります。

温かく見守っていただけると、これ幸いです。

 


 ・・・・・・・・・


 ・・・・・・・・・



「……ん、どこだ、ここは?」


 仰向けに寝転がった状態でふと目を覚ました。



 そのままの体勢で周りの様子を確かめてみるが、どうも見慣れない環境にいる事だけは理解できた。


 四畳半くらいの大きさの小屋?なんだろうか。暑くも寒くもなく、湿度も低くカラッとしていて過ごしやすい感じだ。


 やさしく薄明かりが射し込んでいる事から、朝っぽいのかな?



「よっと、痛てててて」


 上半身を起こして、そのまま座り直す。



 どれくらい横になっていたのだろうか、ベッドの柔らかさに慣れた体には、この木の板のベンチは固すぎたみたいだ。


 トントントンと背中をグーパンで軽くほぐしながら頭を働かせる。



「何やってたんだっけ?普通に寝たはずなんだけどなぁ。


 ……う~ん、わからん。


 考えててもしょうがないし、とりあえず、現状確認からだな。


 人の気配はしないし、外に出るのはあとにして、まずはこの小屋からか」



 あまりにも訳わからなすぎて、思考が停止しそうなので、こういう時は安全第一に考えて行動しないとな。



 とはいっても、狭い小屋だ。ざっと見渡して終了。



 窓はなく、出入り口であろう引き戸が1つ。木を組んであるだけの簡易ベンチと、それに合わせた高さの小さなテーブルが1つ。両手でやっと抱えられそうな大きさの木箱が2つ。



 テーブルの上には、銀色の指輪が1つとハードカバーの本が一冊。



 めちゃくちゃ気になるけど、先に木箱を確認。




 1つの木箱の中には、着替えと思われるいくつかの服が、しっかり整理整頓されて入っていた。


 もう1つの木箱の中には、大きさの異なる布袋がいくつか入っており、中を見てみると、保存食と思われる物がそれぞれに詰められていた。




「う~ん、分からん」



読んで頂き、ありがとうございました。

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