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恋あい気分  作者: ハム子
31/50

聖なる夜








〝俺はいいよ。すみれとなら〝







それは一体どうゆう気持ちで言ってるんだろ…


私は真面目にどうしたいか答えるべきなのかな…


どうしよ……










『…なんてな!

ジョーダンジョーダン。

さみーし早く行くぞー。』


『えっ…う、うん。』







今絶対わたしが戸惑ってるのバレてたよね…


また軽く傷つけちゃったし………最悪。







『ねー椿…。

何で夏菜ちゃんて子連れて来たの?…』


『あいつが勝手について来ただけ。

俺は断じて誘ってない!』


『そうなんだ…。』


『なんで?

あいつに何か言われた?』


『うぅんっ…!

別に何にも言われてないんだけど、ふと何でかなと思ったから。』


『そか。

…まぁなにか言われても気にするなよ。

ちょっと気が強いからたまに余計な事言ったりするからさ。』







あの子、

あなたのこと〝好き〝って言ってましたけど、、



でも…私には関係ないよね。






『そういえば椿のクリスマスの予定は?』


『それ聞きますか?

当たり前の仕事ですよ。

しかもちょうど土日だから忙しいっていうね…。』


『そかそか…!

それは失礼しました!』


『会うんでしょ?

色男であろうあいつと。』


『特に何も言われてないし、どうゆう予定かも、というか会うのかもわからないし。』


『何もないなんて考えられないから

絶対会うんだろうね〜』





私達はみんなが待っているマンションへと戻った。





それからパーティーは終盤へとむかい、

みんなでケーキを食べた。


もうこの先集まることはないだろう

このメンバーでこうして食べている光景が

レアに感じていた。


そして紗江子も紗江子の彼氏も結構酔いながらもタクシーを呼んで帰って行った。


拓人さんと椿はバルコニーでタバコを吸い終わったらしく

部屋に戻って来た。





『…ぢゃあそろそろ帰るんで。』


『今日はありがとう。

気をつけて。』


『宮原さん!またお店に遊びに来てください!

今日はご馳走様でした!』


『うん。また行くね。』




私達は最後に2人を見送り、今日のパーティーはお開きとなった。




『拓人さん、今日はお疲れ様でした。』


『すみれも、お疲れ様。』


『あと30分ちょっとでイヴになるね。』


『あっ…!

そういえばそうですね…!』


『明日が24日だってこと忘れてた??』


『ちょっと…。

一瞬だけ忘れてました…!』


『あははは。

ある意味すみれらしくていいね。』


『…すいませんー。』


『全然いいのいいの。

それより…今日楽しめた?』


『楽しかったです!

拓人さんはどうでしたか?』


『もちろん俺も楽しかった。

すみれが楽しそうに笑ってる顔見て、安心した。』


『安心…ですか??』


『そう。

……ここ最近ちょっと元気ないように見えてたってゆうか、なんか考え事してるのかなって。』


『…確かに色々考えてはいました。

でも心配させてしまっていたなんて思ってなくて……』


『考え事かぁ。

……なんだろ、怖いな。』


『なんで怖いんですか………?』



『俺さ、すみれに気持ち伝えて仮に付き合ってて

……もしすみれが答えを出した時、それが良い答えぢゃなかったら

もうこうゆうふうには出来ないぢゃん…。

それが自分の中でちょっと怖くて、このままの状態も幸せだなって思い始めてたんだよね…。』



『そうですよね………

正直わたしも、毎日毎日この状態のままぢゃダメだって言ってる自分と

それでも楽しい自分とがいて、流れに身を任せそうになってる自分もいました。…』



『うん…。そうなんだよね。

でも俺さ、…やっぱり思うんだよ。

菫を初めて見た時からいいなぁって思ってた気持ちとか

この子と一緒なら毎日に張りが出る生き方が出来るんぢゃないかな、とか思ってた気持ちを全部ひっくるめると

やっぱり〝自分の恋人になってほしい〝って。

…彼女ってゆうよりも俺にとっては恋人って響きの方がすみれに対して何かしっくりくるんだよね。』



『……わたし、あんまり自分が相手の事をどう思ってたとかそうゆうこと話したりしないんですけど、

拓人さんは私にとって憧れの人だったんです。

男女から人気があって仕事も出来て面白くて

…しかもカッコ良くて…。王子様キャラの先輩ってゆう感じでした。

でも…ホントは結構ナイーブなとこがあったり寂しがりだったり休みの日は2人で居たいとか、独占欲強めなとこがあったりそんな拓人さんを知るたびに〝カワイイ〝ところもあるんだなぁって思ってきたんです。』



『……年上の男がカワイイとかいいのかな…』



『そうゆうところって女の人には必要なんですよ?

母性がくすぐられるみたいな感じで。』


『そうなんだ。

まぁ…俺はすみれが良いならいいんだけど。』


『寝る時も、最初は私が拓人さんの腕の中で寝てるのに

気づいたら拓人さんがわたしの胸のとこで寝てたりとか…。』


『やめよー。

恥ずかしすぎるからっ…!』


『そうゆうところ含めて拓人さんを知れて良かったって

思うんです。』


『俺もすみれの色んな一面みれて

ホント良かった……。

……より好きになったよ…まぢで。』


『……わたしも……

…好きです…。』


『えっ?…………………

と……、』


『………好きです……。』


『それって……

オッケーってこと………なのかな………?』


『……はい。

よろしくお願いします。』








これが私の答え。

これでいいの。

別に夏菜ちゃんに何か言われたからとかそんなの関係なくわたしが今の私の気持ちに向き合った結果そうなったの。



拓人さんはわたしを抱きしめながら言った。










『………初めて言ってくれた。

〝好き〝って言葉………。

………嬉しい……ホントありがとう……』



『長い間待たせてしまったのに

ずっと私を見ていてくれてありがとうございます……』




『全然長くないよ。…大丈夫。』












気づけば日付けは変わり

12月24日になっていた。









メリークリスマス。




拓人さん。






…………………









椿。













つづく。










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