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この箱庭よりも大切な人に  作者: 蒼山
第三部 第五章
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虹の橋 ~夢の終わり~ Ⅰ

挿絵(By みてみん)

「分かりました……」


 その表情と声色に圧倒され、それ以外の言葉は出なかった。

 先程まで振るっていた赤い長剣を静かに鞘へと収め、クリスはレイアと目を合わせる。

 レイアと黒髪の男との距離は、剣を構えて腕を伸ばすと剣先が届くくらい。

 しかし両手を上げさせられていては、気づかれる前に男に斬りかかるのは不可能だろう。

 飛び掛かるだけなら出来るかも知れないが、魔法や魔術を使う相手にそれをするのは無謀。

 レイアは状況を鑑みてか、動くつもりも無いようだ。

 クリスが剣を仕舞うのを確認すると、凍てついていた黒髪の男の表情が途端に和らぎ、人懐っこい顔になる。

 そのままの雰囲気で彼はレイアとフォウに問いかけた。


「ところで、後ろのソイツは具合でも悪いのか?」

「……寝ちゃっただけ」

「どれだけ熟睡してるんだ……」


 フォウの回答に口端を下げる黒髪の男。

 どうやら彼らもエリオットの夜の熟睡ぶりについては知らないらしい。

 弱点に成り得る部分だから、一旦仲間になっていたとはいえ隠していたのだろう。

 起きるかも知れない状況と思わせておけば勝機はあるだろうか。

 あまり策を練るには向いていない頭を必死に使って、必要以上に眉間に皺が寄せるクリス。

 ふと、そんなクリスにセオリーの視線が注がれ、釘をさすように言った。


「何かしようなどと思わないことですね」


 クリスは、返事をしてやらずにセオリーから顔を背ける。

 でないとこの男の顔を見ているだけで殺意が芽生えてくるからだ。

 しかしセオリーはどうも上機嫌なようで、その視線は刺すというよりは舐めるように見ているものだった。

 黒髪の男が、腕はレイア達に向けて構えたままでまた問いかける。


「お前達はここで何をしていたんだ?」

「王子が、ここにあった施設がどうやって無くなったのか調べたい、と」

「なるほど、俺達と同じってわけか……何か分かったか?」

「ほとんどは王子が調べていただけで、私達には分からない」


 そう答えたレイアの琥珀の瞳は、闇に馴染んで涅色に深まっていた。

 感情を抑えているのだろう、彼女は無表情なままで男の問いかけに答えた後、きつく唇を結ぶ。

 返答を聞いた黒い男は、顎に手を当てて考え込んだ。


「起こして答えさせたいところだが……起きたら起きたで面倒なんだよなコイツ」

「他を始末してから起こせば問題無いのでは?」

「そんなことしたらキレて何するか分からないだろう」


 さらっと極端過ぎる提案をするセオリーに、呆れ顔で窘める黒髪の男。

 多分この男が、ずっと姿を現さずに居たもう一人の敵だとクリスは把握する。

 セオリーにはエリオットに固執するような目的が無い以上、この黒い男の目的にエリオットが必要ということになる。

 つまり、この男をどうにかすれば……一つの問題のカタはつくのではないだろうか。

 次々と芽生えてくる負の感情と、その感情のままに動けない状況に、クリスの胸の奥で淀んだ感情が大きくなっていく。

 そんなクリスを現実に引き戻すのは、ヘルデンテノールの声。


「ねぇ」

「何だ?」


 フォウが何やら切り出そうとしているのに対し、相槌を打つ黒髪の男。


「さっさと結論が欲しい。どうすれば逃がしてくれるのかな。それとも……逃がしてくれないのかな?」


 堂々と言い放つフォウの腕が、さり気なくぷるぷる震えている。

 彼はずっとエリオットを抱えており、その腕の筋肉が限界なのだろう。

 そこには気付いていない黒髪の男はフォウの態度が勘に触ったらしく、不愉快極まりないといった風に顔を歪めて言った。


「偉そうなガキだな……いいだろう、そんなに逃がして欲しければその背中の男をこっちに寄越せば他は助けてやる」

「あ、そう」


 するとフォウはその言葉を受けて、背負っていたエリオットをその場にどすんと下ろしたではないか。


「「フォウさん!?」」


 思わず声が重なる、クリスとレイア。

 本当に寄越すと思っていなかったのか、黒髪の男とセオリーも一瞬だが頬が引きつる。

 というか、クリスもレイアも引きつっている。

 左手で右肩を揉みつつ、クリス達の反応に答えるように四つ目の青年は更に言葉を続けた。


「俺のことは気にしないでいいし、王子様も心配する必要は無い。だから……二人とも好きに動いて」


 エリオットの体はやはり相手にとって重要である、つまりは放っておいても殺されることは無い、とそういうこと。

 そして、クリスとレイアが二手に分かれてそれぞれの相手をすれば、フォウの心配も無い。

 ――それを受けて先陣を切ったのはレイアだった。

 フォウによって生まれた隙と彼の言葉の意味を即座に捉えて、彼女は目にも留まらぬ速さで腰の剣を抜き振るう。

 初撃は辛うじて避ける黒髪の男。

 即座に魔法か魔術を使う素振りで腕を動かした彼だったが、その腕をレイアが間髪入れずに銀色に光る刃で突いた。

 黒スーツの男の腕に、剣による深い切り込みが出来、そしてそこから溢れ滴る血。

 そこまでを視界に入れ、クリスも彼女を追うようにセオリーと対峙する。

 だがクリスの相手は既に隙が無くなっており、短剣による二刀流の構えでじり、と間合いを……クリスから離した。

 距離が離れたということは魔法か魔術が来る。

 クリスも魔法は使えるが、セオリーと撃ち合えるほどの力は無い。

 ならば、出るかは分からないがコレに賭けるしか無かった。


「レヴァ!!」


 剣を持ったセオリーの右腕が振るわれると同時に放たれる、様々な魔法の矢。

 彼のメインは氷の魔法のようだが、他の属性も混合させてくるので対応が困難だ。

 喚び声に反応してクリスの目の前に現れた炎のような深緋の髪を靡かせた精霊は、それらの矢を片手だけで触れては全て焼失させていく。

 魔法の属性など関係無い、前情報通りの、この世界の理など関係の無いレヴァの力。

 その様はとても美しく、幻想的なものだった。

 悪魔のように黒い角と黒い翼を持つレヴァだが長く赤い髪がそれらをむしろ引き立てており、舞うように振るわれた腕の先で白く輝くように魔法の矢が燃えていく。

 レヴァを確認したセオリーの目が細まる。

 その仕草に、以前のようにまたどこかへ飛ばされるような気がしたクリスは彼の反応をそれ以上見ず、右足を踏み込んだ。

 魔術を使わせない為である。

 続いて、詰まった距離に飛び退くセオリーへ追い討ちの如く横一線に剣を振った。

 しかし彼はナイフだけでクリスの剣刃を綺麗に流して薄く笑い、


「精霊が居ても、その腕では私に勝つのは無理そうですね」


 クリスの怒りを誘うように彼は言葉を置いていく。

 そこへ先程喚び出されたままのレヴァが爪を立て、セオリーの胸部の半甲冑に大きく振り被って四本の焼き傷をつける。

 だが、爪は甲冑にかすっただけのようでセオリー自身に怪我を受けた様子は見られず、


「甘く見られてカチンときたので少し手伝ってみましたが……避けられました」


 感情の篭もってない声でレヴァが言って、足を止める。

 一撃入れた後、もはや追う気は無いらしい。


「いや、もう少し手伝ってくださると嬉しいんですけど」


 ニールとは違い、自主的に持ち主を助けるだとかそういう気があるように見えないレヴァ。

 組むに組めていないコンビネーションでは結局クリスが一人で動いているのと変わらないようだった。


「精霊を使いこなせないのであれば、ヒトであるクラッサと変わらないではありませんか」


 嘲笑うセオリーの言葉はクリスにとって屈辱的な内容。

 レヴァが自分を認めていないという現実を改めて再認識させられて、クリスの表情が渋いものに変わる。

 その反応に一瞬だけ気を向けていたセオリーだったが、すぐにまた無駄の無い動きでナイフを振るった。

 短い得物にも拘わらずうまく腕を伸ばし突いたかと思うと、今度はその腕の肘が急に曲がり、クリスを惑わせる。


「くっ……!」


 まるで蛇のように動くその腕は、長身から来るリーチもあってナイフという短い得物を苦ともせずに滑らかに乱れ舞っていた。

 しかも彼はナイフが主要武器ではあるものの、


「やはり女神の末裔は武器に溺れますねぇ」


 そう言って、使っていなかった左手のナイフを口にくわえ、その空いた手で魔法の矢を振り放つ。

 今度は一度に三本。

 その氷の矢による追撃をクリスが剣で受け止めているところに、また彼は右手のナイフで攻め立てた。

 キリが無い攻防に焦れったくなったのか、精霊武器を使いこなせていない持ち主であるクリスに、少し離れた位置で突っ立っていたレヴァが呆れ顔で言う。


「……戻ります」


 深緋の精霊の発言を聞いたセオリーが僅かに眉をひそめた。

 精霊が武器に戻っては、ナイフの刃が耐えられる回数が間違いなく減るからだろう。

 彼はくわえていたナイフを左手に持ち直し、再度二刀流の構えになったかと思うとクリスの間合いに勢い良く飛び込んで来る。

 ――これで終わらせる気だ。

 その気迫にクリスはそう感じた。

 右のナイフをクリスの剣の手元にあて、その部分を軸にして左のナイフで捻るようにクリスの手から剣を無理矢理引き剥がしたセオリー。

 レヴァが剣に戻った瞬間にクリスの手から精霊武器が離れ、


「終わりです」


 カランと地面に転がり落ちる赤い剣。

 以前エリオットが言っていたように、二対一なら勝てても二対二では多少の人員が入れ替わったところで無理だった。


「……っ」


 ぎり、と歯を食い縛り今の現状を見つめるクリス。

 セオリーはレヴァを拾わせるような隙など見せるわけがなく、諦めて少女が横を見ると……そこには異様な光景が広がっていた。

 全身、何の防御もせずにいたかのように傷だらけの黒髪の男。

 だがしかし彼は痛みに顔を顰めること無く立ち、代わりに横たわっているレイアを見下ろしている。

 特に男の両腕の袖は、まるでレイアの剣の大半をそこで全て受けたかのようにぼろぼろ。

 脇に下ろされている腕からは止まること無く滴り落ちている血の雫。

 レイアの傷もあちこちにあるが、男の怪我に比べればどれも怪我の程度が小さい。

 なのに、怪我が少ないはずのレイアはまるで何かに拘束されているような体勢で四肢を地べたにつけたまま男を下から睨み上げていた。


「俺の戦闘スタイルとは相性が悪すぎたな。セオリー相手なら仕留めることは出来ずとも、やられることも無かったと思うぞ」

「それで褒めているつもりか……っ!」


 楯突くように呻きながらレイアが腕を動かそうとするが、やはり見えない何かで拘束されているのか、服を引っ張る程度でそれ以上は上がらない彼女の腕。

 暗がりの中、少し離れた街から明かりで見える男の頬には、先ほどまでは無かったはずの魔術紋様が血か何かで塗り描かれており、腕から滴り落ちる血がまるで鉛のように地面に沈んでいるのを確認して、クリスはようやく把握する。

 魔術だ。

 剣と魔法がメインのセオリーとは違い、この男は道具無しの魔術一本で戦っていたのだ。

 しかし腕の傷は相当深いように見受けられるのに、黒髪の男はそれを全く意に介さない様子で平然とした顔を見せている。

 クリスは一瞬彼がセオリーのように人形なのかとも思ったが、あれだけ血が出ているのだから人形では無い気がした。


「勝てる相手だからと言って遊び過ぎだろ」 

「すみません」


 黒髪の男はセオリーを窘めてから、今度は地面に置き去りにされたままのエリオットとその側で寄り添うように膝を突いているフォウに目を向けて言う。


「てっきり途中で横やりが入ると思っていたんだが……往生際がいいな、ルドラのガキ」

「無謀なことはしない主義なんだよ」

「いい心がけだ」


 フォウの言葉にフッと険がとれる漆黒の瞳。

 そんな彼らのやり取りに目を奪われていたところで、ぴたりと首筋に冷たいものが当たり、クリスは意識を自分自身に戻した。

 セオリーが彼女の首にナイフを突きつけて来たのである。


「さてフィクサー。どうしますか?」


 そう問いかけるセオリーは愉快そうに口の端を歪めていた。

 性根から腐りねじ曲がっているのではないか、とクリスは内心で毒づき、彼の顔を一瞥した後、フィクサーと呼ばれた黒髪の男をまた見る。

 男は血まみれの手でその黒髪をかきあげ濡らしながら言った。


「何でか知らないがそこのバカは起きそうな気配が全然無いし、今のうちに一人くらい人質に頂いておけばやりやすいんじゃないか?」

「どれにしましょうかね」

「事前に伝えていたことだ、その小娘でいいだろう。精霊武器も回収出来るし一石二鳥だな」


 フィクサーの発言にセオリーが笑うような吐息を洩らす。


「では、他は見せしめに殺しても構いませんね?」

「……無駄に手をかける必要は無いと思うが」

「いいえ、従わなければ本当に手を下すのだ、と分からせてやる必要があると思います。貴方が何かと甘いから、そこの王子が付け上がるのですよ」


 何やら意見の相違が見え始める二人の会話の最中に、クリスとフォウの目が合った。

 彼はこっそりと唇を動かしているのだが……それを読むことができないクリスは、分かりません! と念じて伝えようとしてみる。

 見える彼にはどうにかクリスの思いが伝わったらしく、諦めたようにクリスから視線を外し、揉め始めている彼らの会話を遮って口を開いた。


「見せしめに殺すなら、一人で良くない?」


 それは一つの提案。


「何ですか、まさか自分は見逃してくれとでも言うつもりですか」


 セオリーが問いかけると、青褐色の瞳が真っ直ぐに彼を見た。


「うん。俺を殺したところで王子様は悲しまないし、意味無いよ。だったら俺は助けて欲しいな、と」


 先程彼の何かを伝えようとする仕草を確認していなければ驚いてしまう台詞に、地面に張り付けられているレイアの首が、動けるぎりぎりまで動かされフォウを見ている。

 だがその瞳は自分が見捨てられた悲しみに染まっているわけではなく、彼の意図を読み取ろうとする真剣な眼差しをしていた。


「理にかなっていますし、その自分だけ助かろうと言う姿勢は悪くないのですが……」

「何か意図がありそうなんだよな、コイツの余裕を見ていると」


 渋い顔をしているセオリーに続いてフィクサーがその反応の理由を述べる。

 青褐の髪がこの暗さではほとんど黒色に見えるフォウは、彼らの視線を受けながら困ったように眉をしかめて両手のひらを腰の位置で返したかと思うと、


「色々見えてると予想外ってのがあまり無いからこうなっちゃうだけだよ。俺の予想外って言ったらクリスの発言くらいだもの」

「ちょ、フォウさん……」


 クリスが突っ込まずにはいられなくなる発言をする。

 フォウの言葉を受けてフィクサーは自分の足元に居る鳥人をじっと見下ろしていた。

 が、それもすぐに終わる。


「まぁいい。こっちが終わってからお前の挙動次第でどうするか考えてやる」


 彼は渋々ながらスーツの袖を捲り、未だに血が溢れ出ている腕をレイアの上に持っていった。


「ぐっ……!」


 滴る血が体の上に垂れるたびに彼女はその顔を苦痛に歪めていて、その血が何かの作用をしていることが分かる。

 ここでセオリーならばそれを嬉しそうに眺めるのであろうが、黒髪の男はそういう趣味は持ち合わせていないようで少しも楽しくなさそうだった。


「交代して頂ければ私が手を下しますよ?」

「いいからお前は女神の末裔を連れて行け。後はやっておく」


 そこでクリスの首に当てられていたナイフが薄皮一枚を切る。

 まるでフィクサーの言葉に反論をしたいかのように、セオリーはその鬱憤をクリスの体で晴らしていた。

 このままでは本当にレイアが殺されてしまうかも知れないというのに、フォウは何を考えているのか。

 危機的状況にも関わらずやはり彼はその表情を崩していない。

 側に居るエリオットをちらりと横目で見ては、またレイアに三つの瞳を向けている。

 そして、


「見たこと無い魔術だね。自分の血を武器にしてるの?」


 フォウの言葉にフィクサーの手がぴたりと止まった。

 返答するかしないか考えているようだったが、彼は半眼になりながらも口を開く。


「見ての通りだ。今の俺の血は相手に触れればその時点でそこらの金属よりも硬い杭となる。お前にも振りかけてやろうか?」


 若干皮肉を込めた言い方ではあったがご丁寧にも説明してくれる、一応、敵。

 説明が終わってまた腕の動きが再開させられると、その腕はだんだんレイアの体の中心部へと伸びていく。

 血が杭へと変化するのならば、あの血が垂れるたびにその部分に杭が刺さっていることになる。

 かなりの苦痛を与えられているにも関わらず、表情は歪めても情け無い悲鳴などはあげたりしない彼女。

 ただ、歯を食い縛っていようともどうしても僅かに洩れてしまう声と、血の杭が刺さる度に震える体が、その痛みを物語っていた。


「返り血がもう攻撃材料となる、か。随分悪趣味な魔術だね。でも自分が傷つかないと使えないって制限は不便じゃない?」

「……俺にとってそこは問題にならない」


 また声をかけるフォウに、渋りつつもやはり答えるフィクサー。

 確かにその大怪我を気にしている様子が一切無いことからも、まだ何か隠している能力があると考えた方がよさそうだ。

 先程からフォウが話しかけるたびに攻撃の手がきちんと止められていて、何か変だ、とクリスが見ていると、ふと気づけば少女と同じようにフィクサーを見ているセオリー。


「あれでは手を下す気が無いように見えませんか?」


 周囲には聞こえないくらいの小さな声で、クリスに呟いた。

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