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この箱庭よりも大切な人に  作者: 蒼山
第三部 第四章
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葛藤 ~想いに惑う少女~ Ⅲ

 もう空は暗い頃、モルガナに到着する直前でレイアからまたしても猫耳のヘアバンドを貰って、それを装着したクリスは皆の先頭をきって列車から降りる。


「ふー、乗り物って疲れますねぇ」


 王都の駅よりも乾いた空気が頬を撫で、風によって流れてきた砂埃が足元に薄ら積もっていた。

 比較的空いている構内でクリスの声が響くと、続いて降りてきたレイアが言う。


「目的地はこの街から東に向かったところだよ。馬を使うほどでも無いから少し歩くことになる」

「本当なら一晩明けるのを待って現地を確認したいところだけどな、それだと痕跡が消えかねないから今から行くぞ」


 足早に駅を出て、往く人とすれ違いながら外れに向かって行くクリス達。

 クリスは方向を把握していないので、折角最初に列車から降りたにも関わらず、気付くと最後尾を歩いていた。

 歩きながら見渡す街並みに、懐かしさと少しの心苦しさを感じる少女。

 この街で先日争ったのかと思うと、あの時の彼らの思いを、分かりもしないのに想像してしまうのだ。

 彼らの言っていた通りこの国は反乱を起こされても仕方がなくなっていて、それなのに自分は国の良い面しか見えていなかったのかも知れない。

 悪い面を垣間見た今なら、彼女はそう思えるようになっていた。

 そして、エリオットはそれらを知っていたからこそ、各地訪問などという大変なことを始めたのだろう。

 勿論他にも遺物収集という別の目的はあったが、それをする為だけに思いついた方法にしては随分大掛かりで違和感がする。

 普段は自分勝手で不真面目なのに、見るべきものは見ているのだ。

 クロークを靡かせて前を歩く彼の背を眺めながら、クリスは呟く。


「腐っても王子様、か……」

「誰が腐ってるって?」


 つい思っていたことが口に出てしまったクリスに、エリオットは振り返って半眼で睨みつけている。


「エリオットさんがです」

「いや、そこは誤魔化そうぜ」


 けれどやはり彼は怒らない。

 以前なら絶対に怒っているクリスの言葉に、突っ込みつつも優しく笑いかけて、クリスを待つように立ち止まったかと思うと、


「失礼なやつだな」


 そう言いながら並んで歩き始めた。

 それだけのことなのに、どうしてこんなに嬉しいのだろう、とクリスの胸が痛んだ。

 嬉しいのに……痛むのだ。

 今、彼が隣に居る、この時間が、ずっと続けばいい。

 勿論そのような願いなど叶うはずも無い。

 そう思うと嬉しさがあっという間に苦しさに変わっていく。

 だんだん街の明かりが遠くなってきて暗い闇の中、苦しさを紛らわすようにクリスがそっと彼の服の裾を掴んだところで目的地に到着してしまう。

 レイアが辺りを見渡しつつ、一言。


「本当に何もありませんね」


 先に歩いていた二人はクリスとエリオットに振り返ること無く、広い荒野を見渡していた。

 確かに何も無い、というかここにニザフョッルで見たような施設があったとも思えない。

 エリオットは裾を掴んでいたクリスの手を少し躊躇いながら外させると、フォウのほうに歩いて行く。


「おい、何か見えるか?」

「見えるも何も……」


 口元を手で押さえながら震えた声で彼は答え、口篭もった。

 その顔色は青褪めていて、何かがきっと見えているのだろうと思うクリス。

 だがその後に続いた彼の言葉は、その考えを打ち消した。


「……この地が纏っているはずの色が、この場所だけ切り取られたみたいに何も無い」

「どういうことだ?」


 エリオットの問いに、フォウが静かに付け加える。


「普通はね、その土地そのものが纏う色ってのが漂っているんだ。けれど、それが無い。こんな土地、今まで見たこと無いよ」

「本当の意味で、消滅、なのか……?」


 しかし消滅と言うよりは足元には若干の焼き焦げた痕が見え、クリスは何となく消滅ではなく焼失を思い出した。

 そう、レヴァの司るものを。

 ややこしくなりそうだったので口には出さなかったが、不安に駆られて剣の柄を握る。


「でも多分魔術だ、発動時の紋様に近い痕跡は少し焼きついて見える」


 するとフォウは重そうにしながらも腰の剣を抜いて地面に線を描いていく。


「地面に焼きついてる分だけでも見えるように削っていくよ。随分大きい」

「だけ、ってことは他にもあるのか?」

「うん、空中にも見える。でもそっちは示しようが無いから……」

「つまりは三次元的に魔術紋様が刻まれている、と」


 そこで、必死にがりがりと硬い土を剣で削っていたフォウが音を上げ始めた。


「大きすぎて正直描くのしんどいんだけど!!」

「甘えたこと言ってないで早くやれ!」


 普段長剣を扱っていないフォウ的には、持つのも一苦労なのだろう。

 エリオットに叱責されながら一人頑張る、三つ目の青年。

 手が空いているのでクリスは、この暗闇の中で何か紙を開いて唸っているレイアに近寄って話しかけた。


「何を見ているんですか?」

「あぁ、ここにあった施設の詳細なんだけどね。暗いものだから実は見ているようで見ていなかったりするんだ」


 と、彼女は苦笑い。

 鳥人である彼女は、夜目はあまり利かない。

 かわりに見てあげようとクリスもその書類を一緒になって目を通したが、見えるものの読み方が分からなくて即諦める。


「……エリオットさんに渡したほうが早そうですね」

「私もそう思っていたところだよ」


 周囲に何も無さすぎて、たまに吹く突風が強い。

 風に逆らいながらレイアが書類を手渡した。

 それを受け取ってエリオットは軽く目を通した後に、手から光を放ち始める。

 その光は彼を包んだかと思うとその背に羽のように模って浮かび上がり、そのままエリオットの体をふわりと宙に浮かせた。

 レイアがその光景を、唖然としながら見上げる。


「あれが……今の王子の力だというのかい」


 魔術でも魔法でも無いその能力に、彼女はしばらく固まっていたが、ふと気がついたようにその瞳を曇らせて嘆き呻くように呟いた。


「必死に、なるわけだ……っ!」


 エリオットの心情を愁いてか、こみ上げてきた感情に耐えるように歯を食い縛る、焦香の髪の鳥人。

 クリスの体を普通に戻した彼が、今度は自分の体の異変の原因を恨み、やり返そうとしている。

 一見便利な力かも知れないが、それによって巻き込まれている事態があまりに大きすぎていた。

 何しろ、ビフレストになる、ということは神の使いになるということ。

 エリオットのような性格には向いていないと断言出来るだろう。

 ゆっくりと高くまで浮いたところで、エリオットは地図と地面を交互に見ながら何やら悩んでいる。

 体勢はまるで何かに座っているかのように足を組んでいた。


「フォウ! もう手を止めていいぞ!!」


 上空から叫ぶ彼の声に、フォウはほっとした表情を見せて動きを止める。


「何か分かったのー!?」

「半分しか分からん!!」


 そしてまた降りてくるエリオットの周囲に集まるクリス達。


「フォウが描いていたのは上から見ると、そのままこの施設の形だったんだ」

「……そんなものが魔術紋様に成り得るんですか?」

「なる」


 そんなこと習った覚えも無い、とクリスとレイアはお互いの顔を見合わせた。

 闇の中で、エリオットの魔力の光がいい具合に明かりの機能を果たし、見やすくなった書類。

 だがそれも必要無いというように彼はそれをレイアに返して、魔力を放出するのを止めたかと思うと今度は俯きながら地面をじっくり観察して歩き回り始める。


「紋様として焼きついて見えたのが建物の形ならば、それが魔術紋様なのは間違いない。だが、この形で何が出来る、もう一つが……足りない」


 ぶつぶつと独り言を言いながら夜に融けていくエリオット。

 とりあえず考え事の邪魔をしないように、クリスは彼と別の方向に歩いて周囲を観察した。

 と、この荒野で比較的街に近い位置に大きな亀裂が走っているのが見えて近寄ってみる。


「これ、何です?」

「あー……そういえばダーナからの報告で、亀裂があったって言ってたなぁ」


 フォウも近寄ってきて、クリスと一緒になって覗き込んだ。

 その亀裂は底が見えないくらい深く、手が入るか入らないかの細さ。


「この亀裂には随分と憎悪の色が残ってるよ。一体ここで何が起きたんだろうね」


 クリスより少し上の位置から地面を見下ろしていたフォウの顔は、辛そうに歪んでいた。

 普段が優しげなだけに、フォウが表情を崩すとクリスは心配で落ち着かなくなる。


「だ、大丈夫ですか?」

「うん……あまりいい色じゃないからちょっと気分悪かっただけ」


 そう言った彼の表情は、そういえばたまに見るものだ、とクリスは思った。

 時々フォウはこのように嫌なものを見た際、渋い顔をする。

 そこへお手上げ状態でレイアと一緒にクリス達に寄って来るエリオット。


「だめだ、わからん」


 折角来たにも関わらず収穫無しで、流石の彼も表情を曇らせている。


「結局どこまで分かった感じなんです?」


 問いかけに対してエリオットはサングラスをずらして目をこすりながら答えた。


「ほぼ間違いなく魔術での干渉なんだが、既存の魔術紋様を使ってないことからしてビフレストの仕業だとは思う。だが……もう一人のビフレストは魔術は使えないはずなんだ」

「そ、そうなんですか?」

「アレらは、魔術の基盤が無いからな」

「基盤が、無い……?」


 つまり、体にその基盤とやらが無いと魔術が使えない、と彼は言っている。

 魔術の勉強は少ししたものの、聞いたことの無い理屈にクリスはこんがらかる。

 そんな少女に気付いたのか、フォウが分かりやすく説明を入れた。


「前に言ったこと無かったかな。あのレクチェって人もビフレストだったよね? 彼女には人間が本来持っている魔術の基板となる部分が見えないんだよ。それが無いと普通の人と同じ魔術を使おうとしても使えないんだ。人間が人間の為に開発した魔術を使うためのピースが足りない、って言えばいいのかな」

「ピース、ですか……」


 フォウとレクチェが対面したのは随分前のことなのでクリスはうろ覚えでしか無いが、そういえばそんなことを言っていたと思われる。


「よ、よく分かりませんがとにかく敵の一人は魔術を使えない、ということでしょうか」


 レイアは考えるのを諦めて、とにかく結論だけを確認した。

 ある意味利口だ。


「あぁ、それでいい……」


 そう答えたエリオットの目の焦点が合わなくなってきている。

 どうやら眠いらしい。

 それでもしっかりとレイアの問いに答えている彼を手助けするように、またフォウが付け加えた。


「魔術っていうのは目に見える紋様と同時に、人間の中にある基盤も使っているんだ。勿論、普通は皆持っているものだからそれを普段意識することは無いんだけどね」

「ははぁー」


 二人の話に、クリスは溜め息しか出て来ない。

 このテのことには疎いのであろうレイアの表情が固まっていた。

 クリスも事前にビフレストについての知識をある程度聞いていなければ彼女のように固まっていただろう。


「普通の人間だったのをいきなり作り変えられたレクチェは、多分その部分をうまく作って貰えなかったんだろうな。他の能力を優先させた結果、ああなったんだろう。だからそれらを踏まえて後から作られた俺は……魔術も普通に使えるし、同時にビフレスト特有の力も使えるんじゃないかと思う」

「な、なるほど」

「そうだね、俺の目から見ても王子様は普通に見えるからね」


 確かに、クリスにもエリオットはビフレストの気配は感じられない。

 力さえ使わなければ……普通のヒトにしか見えなかった。


「こんなところで寝るわけにいかないから……そろそろ宿に行くぞ」

「はい」


 夜、一度寝てしまうと当分起きないエリオット。

 勿論それはこの場でも同じことが言える。

 一瞬意識が飛んだ、と表現するような睡眠でも、エリオットはそこから目を覚まさなくなってしまうのである。

 つまり、眠くなってくると歩いていても時々急にぶっ倒れてくださるのだ、この王子様は。

 護衛の間で何度かソレに遭遇しているクリスと違い、レイアやフォウは彼の言葉を本来の意味で受け取っていないようで、苦笑いを浮かべながらエリオットを見ていた。

 と、そこでエリオットはもう寝る直前のようなとろんとした顔で、ちょいちょい、とフォウを手招きする。


「何?」


 誘われるがままに近寄ったフォウの後ろに回ったエリオットは、彼の肩に手を回して後ろから抱き締めて被さるような体勢になった。


「えっ!?」


 男に抱きつかれて驚くしか無いフォウの耳元で、彼が囁く。


「……やっぱり倒れそうだから、もう先に寝るわ」


 その瞬間、フォウを抱き締めていた彼の腕が緩み、ずるりと体が下がっていった。

 咄嗟にフォウがそれを両手で受け止めて、完成するおんぶ状態。


「ちょ、な、何なのコレ……」


 そう言ったフォウの声がか細く震えている。

 説明無しにおんぶを強要されたフォウは、貧しい筋肉で必死に自分と同じ身長の男を支えていた。


「ごめんなさい、以前は私が担いでいたんですけど……もうそんな腕力無くなっちゃって」

「この状況って日常茶飯事なの!?」


 足をがに股に開いてしっかり腰を落としつつ、丁寧にクリスにツッコミを入れる。

 しかし表情に余裕は無い。

 レイアも駆け寄ってきてはエリオットの熟睡っぷりにぽかんと口を開けて眺めていた。

 勿論、頬を突かれたところで起きるはずの無い彼。


「クリスは王子がこんなにすぐ寝てしまう人だと知っていたのかい?」

「はい。城内と違って、外だと不安だったんでしょうね。夜はすぐ傍で見張っているように言われてました」

「王子に?」


 その問いに静かに頷くとレイアはぐっと唇を噛み締めて、またエリオットの寝顔を見つめる。

 この様子だとレイアは彼の悪夢のことも、揺すったところで朝まで一切起きないことも聞いていないのだろう、とクリスは感じ取った。

 そろそろエリオットが呻き始めてもおかしくない。

 フォウの体力的な意味でも早く宿に行かなくてはいけないので、驚きを隠せずにいる二人に促す。


「とりあえず宿に行きま、しょう……」


 そう呟いたクリスの目に、とある二つの影が映った。

 片方は見間違えるはずの無い、その長身と丸眼鏡。

 フォウとレイアの後ろに見えたソレに、クリスは思わず二人の間を掻い潜って駆け、剣を抜く。


「クリス!?」


 レイアの声とクリスの荒い足音に気付いて、影の片方がクリスに振り返り状況を把握したように声を洩らす。


「っおぉぉ?」


 男性にしては少し長い黒髪。

 そして深い漆黒の瞳。

 どこかで見た覚えがあるような、整っていながらも特徴を言い表し難い顔立ちにクリスは一瞬引っかかるが、今はそれよりも……


「セオリィィィィ!!!!」


 その黒い男の隣に居る、赤い瞳の宿敵にレヴァを振るった。

 クリスの怒りに反応するように赤い光を帯びた剣を、セオリーはナイフで受け流す。

 ニールの時同様、精霊武器にも耐え得るその上等そうな短剣に、怒れる少女は舌打ちをしてもう一度斬りつけた。

 しかしそれも力を逃がされるように受け止められ、剣刃の向かいでにやりと笑うセオリー。


「槍の頃のほうが、お上手でしたよ」


 最初に出会った時も槍相手にナイフで応戦していた彼だ、生半可な腕では無い。

 しかし無我夢中で振るわれる精霊武器を受けているそのナイフが、少しずつではあるものの削れていた。

 このまま続ければ勝てる……クリスはそう思ったが、そのことに気付かぬセオリーでは無い。


「仕方ありませんね」


 彼はそう言って、攻防の合間にも関わらず左手でもう一本のナイフを取り出し、二本をクロスさせて一気にクリスの剣を押し払った。

 直後、氷の魔法の矢を数本放って距離を取り、


「あちらを見なさい」


 告げる。

 セオリーから視線を外したくはないが、何を見ろと言われているのか想像がつくため、悔しさを堪えながらも彼の示す方にクリスは目を向けた。

 そこには先程クリスがいきり立って置いてきてしまったフォウとエリオット。

 そしてほぼ動けない二人を護りながらでは太刀打ち出来ないと悟ったのであろう、二人を庇うような位置に立ちながらも、大人しく投降するように手を上げているレイアが悔しそうに立っている。

 その向かいには、先程の黒髪の男がすぐにでも魔法が使えるような体勢で相まみえていた。


「何も考えずに向かってきて……ああなるとは思いませんでしたか?」

「くっ」


 セオリーの言う通りである。

 この男の顔を見た瞬間に思わず手と足が出てしまったクリスだが、普通に考えたらエリオットとフォウがあの状態で仕掛けるなど無茶な話だったのだ。

 自分の思慮の無さに苛立ってきて、不安定になるクリスの心情。


「いやー……この時間でこの場所に人が居るだなんてな。しかもコイツらが」


 黒髪の男が緩い雰囲気で喋ると、それに対してセオリーが声を上げた。


「だから言ったでしょう、事前に確認してから空間転移すべきだ、と」


 仲間というよりは友達と表現したほうが合っているような会話。

 彼は人質を取ることでクリス達の動きを封じ、安心したようにちらりとクリスへ視線を送る。

 黒髪の男は、この暗い場所では更に見難い黒いスーツを着ていて、見た目だけならば戦う側の者には見受けられなかった。

 元から怪しさ全開のセオリーとは違い、街ですれ違ったとしても絶対気にも留めないような自然過ぎる佇まい。

 だが、


「剣を仕舞え、女神の末裔」


 そのような男が急にクリスに命令してきたその言葉は、つい先程までの印象を百八十度変えさせてくれる、思わず後じさりしてしまいそうになるほど深く重い声色で紡がれた。


【第三部第四章 葛藤 ~想いに惑う少女~ 完】


章末 オマケ四コマ↓

挿絵(By みてみん)

死の間際にあった通り、彼女にとってエリオットの優先順位は低い。

上画像をクリックしてみてみんに移動し、

そちらでもう1度画像をクリックすると原寸まで見やすく拡大されます。

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