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この箱庭よりも大切な人に  作者: 蒼山
第二部 第十一章
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離別 ~相容れぬ二人~ Ⅰ

挿絵(By みてみん)

 モルガナ行きの列車に乗ったクリス達は、昼過ぎにモルガナに着いてからは馬を借りてニザの山脈に向かっていた。

 何頭も馬を使うわけにもいかないので、クリスはフォウの方に乗せて貰っている。

 フォウの方が仲がいいからとかそういうわけではなく、単純にガイアよりフォウの方が身長も体重も少なそうだから馬のことを考えた結果での乗り合わせだ。

 あと、フォウはどうも戦闘はからっきしらしい。

 相手の動きを多少読めるので出来なくはないそうなのだが、技術や体力的なもので相手に実力負けすればそれで終わりだと彼はクリスに説明していた。

 監禁されていた場所の色が分かるのは彼だけなので、クリス達の馬を後ろからガイアが追って来ている。


「ねぇフォウさん、今どのあたりなんですか?」


 クリスが上を向いて問うと、彼は三つの目を少女に向けて微笑んだ。


「ティルナノーグを過ぎないとニザフョッルには着かないから、まだまだだよー。今丁度モルガナとティルナノーグの中間くらいじゃないかなぁ」


 ずっと一人旅をして来ているフォウはとても的確に場所を説明する。

 だんだん景色は低い草ばかりだった浅めの平原から、緑が深くなっていた。

 木々の間隔も狭まって来ており、これから森に入るのだろうなと何となく感じられ、少ししっとりとした空気がこの先雨が降るであろうことを告げている。


「王子様、どうしてあんな手紙を書いたんだろうね」


 フォウの呟きにクリスはまた顔を上げた。


「間違いなく直筆でしたものね」

「あれが複製でなければ……何となく分かったんだけどなぁ」


 フォウの目には一体どんな風に世界が映っているのだろう。

 やはりクリスは少しだけ見てみたいと思う。

 木々が入り組んで来たので手綱をしっかり握り直し、彼は話を続けた。


「ダーナの姫様との婚約だなんてどう考えてもあんな理由で破棄したら不味過ぎる。脅されたとしても相当な理由が無ければ書けないよあんなこと」

「そう、ですね……」


 それほどあの婚約は大事なものだった、ということだ。

 分かってはいるけれどもやもやするクリス。

 弱くなってきた陽の光と怪しくなる雲行き。

 まるで今の少女の心を映すような空はだんだん増えていく木々によって見えなくなってきた。

 両手とも塞がっているフォウがクリスの頭に顎と喉元をふわりと置いて、撫でるように優しく動かす。


「ありがとう、ございます」

「んーん」


 頭上から直接振動としてもクリスに届いたフォウの声は、とても優しく響くヘルデンテノールだった。




 幾度か馬を休ませ夜更けに着いたティルナノーグは聞いていた通りとても綺麗な湖に周囲をコの字型に囲まれるような形の村で、その湖は美しく透き通っている。

 クリス達は馬を降りて手綱を引き、泊まれる場所を探そうとした。


「確か一件だけあったと思うんだけどな、宿屋」

「詳しいッスねー。俺流石にここは初めてッス」


 フォウの言葉にその三白眼を見開いて感嘆の声をあげるガイア。

 珍しい植物が沢山生えているティルナノーグの道無き道を歩いていると宿屋の看板が見えて、その明かりに誘われるようにクリス達は入って行く。

 ちなみに人に接することになるため、クリスは猫耳を気にしつつ、だ。

 手馴れた様子でフォウが部屋を取ったが、クリスは一人部屋だった。


「寂しいです……」

「三人ってのは無かったんだよ、我慢して」


 ちなみに四人部屋はあったらしいが、フォウが独断で男女同室を選ぶわけが無い。

 出先で一人部屋を与えられる機会はクリスには無かったので心細かったが、長い間馬に乗っていたこともあってそんな心配など無用なほどすぐに眠りについた。




 旅に出てまず一晩明けた朝。

 見かける人々の外見の年齢層の低さに驚きながら、朝食を済ませ数日分の軽い食料を買い蓄えた後にまた出発する。

 ようやくニザの山脈の麓の集落まで辿り着いたクリス達は、とりあえず情報収集を始めることにした。

 集落、と言ってもあまり生活をしているような居住区は無く、山で働く人々の仮住まいのような宿屋が沢山建っている場所である。

 店も工具などの専門店が多く、かなりむさくるしい雰囲気。

 フォウがこのあたりの色で間違いないと言うので、ここから先は足を使って探すのみだ。

 しかし……


「このあたりで怪しい人や建物とか見ませんでしたか?」


 そう聞いても、


「しっ、知らないね!」


 皆、口を揃えてこの調子だった。

 クリス達は困り果てて、鉱山夫などで賑わっている通りの路地脇に寄って相談し始める。


「絶対おかしいですよね、これ……」


 クリスの言葉に大きく頷くガイア。


「面白いくらい同じ返答しか返って来ないッスからね、間違いなく怪しい物があるとしか思えないッス」


 その存在は見えてきたが結局場所が分からなくてはどうしようも無い。

 途方に暮れていると、ふとクリスの視界の隅に見慣れた人影が横切った。

 それは……見間違えるはずの無い緑色、花緑青の髪。

 即座に振り向くと黒い布で目隠しをしているにも関わらず平然と歩いているエリオットが居るでは無いか。


「ええええエリオットさん!?」


 しかもその脇にはリャーマで一瞬見た金髪の少年が並んでいる。


「えっ、王子が居たんスか!?」


 クリスの視線の先を一緒になってガイアとフォウも見るが、人波に埋もれて行ったその姿は見えなくなってしまう。

 クリス達は必死にその後を追ったが、三人で手分けしてこのそこまで広くない集落を探してもエリオットが見つかることは無かった。

 折角見つけた手がかりを棒に振って、彼女らはあまり質が良いとは言えない宿の一室で溜め息を吐いている。

 ちなみにこの宿は一室単位で借りられる雑魚寝式の宿で、三人で一緒に泊まることが出来た。


「本当に王子様だったの?」


 床に胡坐を掻いて座っているフォウが安い食パンをかじりながら言う。


「だと思うんですけど。あの緑色、早々見間違えませんし……それに隣に歩いていた子供も知ってる子だったんです」

「子供?」

「ほら、ガイアさんなら分かるでしょう。リャーマでエリオットさんを訪ねてきた金髪の少年ですよ」


 もきゅもきゅと口に入っていた物を飲み込んでからガイアが答えた。


「あぁー覚えてるッスよ。その子も居たんスか?」

「えぇ」


 いくらなんでも二人とも全くの他人の空似、というのはおかしい。

 そこまでクリスの目は曇っていないはずだ。

 けれどフォウは訝しげな表情で俯き呟く。


「あの場に王子様っぽい色は見当たらなかったんだけどなぁ……俺が見逃すとは思えないんだけど」

「うーん……」


 確かに目が多いフォウが見逃すのもおかしな話だった。

 クリスは林檎を頬張って、あの一瞬見た光景を思い返す。


「あえへいふはら……」

「飲み込んでー、ちゃんと口の中の物を飲み込んでー」


 フォウの棒読みのようなツッコミを聞き、慌てて咀嚼し飲み込んでから、クリスは言いたかったことを改めて喋り出した。


「敢えて言うなら、エリオットさんは黒い目隠しをしてましたけど誰に引っ張られるわけでも無く普通に歩いててビックリしました」

「目隠しだけなら場所が分からないように連れ歩いている、と考えられるけど……それを平然と歩いていたとなるとビックリするね」


 ちなみに俺は歩けるけど、と小さく付け加えるフォウ。

 彼が出来ても不思議要素は無い。

 むしろ最初から出来そうなイメージだ。

 クリスはフォウとあの時のことをよく思い返しながらどうにか答えを見つけ出そうとしていたが、ガイアはそんな二人をそっちのけで一人別のことを考えているように上の空だった。

 寝る前ということもあってその長い茶髪は結われておらず自然に下ろされている、エリオットと違って完璧なストレート。

 特徴的な三白眼を少しだけ細めて天井から吊るされている明かりをじっと見つめながら、何を考えているのか。

 彼の様子がおかしいのでクリスがフォウに視線をやるとそれを受けてフォウが、


「何か思い当たる節があるんだね?」


 と話を切り出し、


「あるにはあるんスが……有り得なくて悩んでいるところッス」


 名残羽をたたむ様に伏せて答える鳥人。

 あるけれど有り得ない、そんな矛盾した言葉にクリスはとりあえず考えるのをやめて、残りの林檎を食べ始めた。


「一番上の王子は後天的なモノッスが……目が見えないんス」


 ガイアが重くも口を開いたそれは、存在は知っていたけれどクリスが見たことの無い王子のこと。

 ちなみにエリオットと出会うまで、エリオットのこと自体もよく知らなかった少女である。

 知るワケが無い。


「あの御方ならばエリオット様と同じ髪色で両眼帯、つまり目隠しをしていてもおかしくないッス」

「……ほとんど表に出て来てないよね、悪い噂ばかりで」

「そりゃそうッスよ。お国は上二人には手を焼いているッスからね!」


 林檎を綺麗に芯だけ残して食べ終えたところで、クリスは疎い政治事情を思い返していた。

 何となく聞いていたのは『エリオットの兄達は王様にしたくないくらいの人達だ』ということ。

 あと、兄弟仲は悪いような感じで受け取っていて、基本的にエリオットに話題として出しにくい事柄である。

 そして、クリスはあれだけちょこちょこお城に出入りいていてもエリザしか接触したことが無かったりするのだ。

 ガイアはエリオットを小さい頃から知っていると思われるので、そんな上二人の王子のことも詳しいのかも知れない。


「私そういえばエリオットさんのお兄さんって名前知りません。一番上のお兄さんって、名前何て言うんです?」

「ま、まさかそこからッスか……」


 げんなりとした表情を見せる鳥人。

 温厚なガイアにそんな顔をさせてしまうことから、質問のとんでもなさが伺える。


「エマヌエル様、だよ」


 そんなガイアの代わりにフォウが答えた。

 エリオット同様にありきたり過ぎて印象の薄い名前に、クリスは、顔も見ていないその人の名前を記憶に留めておけるのだろうかと若干心配になる。

 自分のせいでズレてしまった話題は自分が戻すのが筋だろう、とあまり明るいとは言えない照明の下で陰る二人の顔を交互に見てクリスは言葉を紡いだ。


「その……エマヌエルさんがどうしてこんなところに?」

「だから、有り得ないって言ったんスよ」


 なるほど、そこでそう戻るらしい。


「目が見えないこともあって第二王子のトゥエル様よりも扱いは悪いッスね。トゥエル様はまぁ……性格が悪いだけッスから」

「前々から気になってはいたんですけど、どれくらい性格が悪かったら三番目のエリオットさんに王位が回ってくる話が出るくらいのことになるんですかね」


 更にエリオットが家出していた時は女性であるエリザにまでその話が持ち上がっていたほどなのだ。

 相当なことだけは伺えるが。

 その質問にガイアが渋い表情でクリスを見る。


「大きな声では言えないッスが、二人とも気に食わない家来を笑いながら殺せるくらい、とだけ言っておくッス」

「……嘘ですよね?」


 そこまでとは思っていなかったので思わずクリスは、否定し聞き返してしまった。

 確かにそのような性格ならば、誰もが王にはしたくないだろう。

 クリスの反応は折込済みだったのか、それにはさほど気にも留めずにガイアは続ける。


「本当ッス。それもあって昔からエリオット様に次期国王としての期待が掛かっていたッスが、それに嫉妬してなのか、上二人のエリオット様への嫌がらせは本当に酷かったッスよ」

「へえ、そこまでのことは噂では聞いたこと無いや。どう酷かったの?」


 過去の発言から鑑みて情報通の節があるフォウが、興味深そうに問いかけた。


「エマヌエル様とエリオット様が城内で出会えばまず喧嘩……実際は一方的な流血沙汰ッス。あと、エリオット様は何度も食事に毒を盛られていたッスが、その犯人を追っていくと最終的にトゥエル様の側近に辿り着いていたそうッスね」

「……未だに生きている王子様が、何だか凄い人に思えてくるよ」

「あの御方は優秀な上に腹が立つほど勘もいいッスからね! 最終的にエリオット様は自分で自分の食事を作っていたッスよ。でもこれらは子供の頃のことで、今はもう大きなトラブルは無いッス。何しろルフィーナ様の指導が完了した後のエリオット様には手も足も出なくなったッスから」


 エリオットの他人とは異なる魔力の使い方を、彼に教えたのがルフィーナだったとクリスは聞いている。

 あの硬質な魔力を使うエリオットには、通常の武器は通用しない。

 しかし、のらりくらりとした雰囲気でだらしなく生きているようなエリオットにそこまでの事情があったとは、クリスはそれ以上言葉が出ずに固まってしまう。

 が、同じように聞いていたフォウはそこまで驚いていないようだった。

 その青褐の瞳が向く先は、ただぼんやりと目の前の空間。


「見間違い、だといいね」


 フォウが願うように呟く。


「エマヌエル様が城から出られるとは思えないッスから、やっぱり有り得ないッスよ」


 最終的にそう決断を下したセピアの鳥人。

 でもクリスはどうしても隣に居たあの少年の存在が引っかかっていた。

 一人だけなら見間違いで済んでも、二人揃うと見間違いとは考えられない。

 見たのが自分だからということもあって二人のようにあの光景を否定出来ないのかも知れないが、エリオットと接触していたビフレストが今度はエリオットの兄と、というのはそこまでおかしいことでは無い。

 何の思惑があるかは全く想像がつかないが、二人に繋がりがある以上完全にその疑惑を拭い去ることなど出来ないのだ。


 結局手がかりが手がかりにならないままクリス達は硬い床に薄い毛布を敷いて眠り、朝となる。

 しとしと降る小雨に先行きの不安を感じつつ、結局最終的には足でエリオットの居る場所を探さなくてはいけなくなった。


「何かあるのは確かッスからね、行きましょ」


 ニザフョッルを山脈沿いにぐるりと回るのはどう頑張っても数日掛かってしまうので、まず馬で出来る限り高い位置まで登って見下ろして探すことにする。

 上から見えるような建物であればいいのだが、そうでない可能性も充分有り得た。

 微かな希望に賭けながらクリス達は馬に頑張って貰う。


「そろそろ視界が開けると思う」


 雨を凌ぐ為に麓で急遽買ったローブを纏ったクリスを前に乗せながら、フォウが呟いた。

 木々があまり生えていないゴツゴツした山肌の合間から見えたのは、


「ふわー」


 まだ山頂で無いにも関わらず広がっていた景色は普段変化して空を飛んでいる時とは比べ物にならない程の高さからの光景で、麓の集落がもう豆粒みたいに見える。

 しかし視界に入るのは曇り空の灰色と、山の茶色ばかり。

 緑がほとんど見えない事からこの山は全体的に木が少ないのだろうと思った。


「何か……あるね」

「そうッスね」


 フォウ達が注目しているのは、渓谷半ばにある随分大きな四角い灰色の建物。

 このような高いところから見下ろしているにも関わらずそれは分かりやすく目に入ってくる。


「ニザにあんなのがあるだなんて聞いたこと無いんだけど」


 フォウがそう言うと、ガイアはその建物を見つめたまま口を開いた。


「そもそも好んで住むような地域じゃ無いッスからねぇ」


 そこまで質が良いわけでも無い土や粘土、石といったものをここで掘り、加工して工芸品にしている東の地。

 あまり良いとはいえない環境だが、しかし……


「だからこそ、根城にしているのかも知れませんね。セオリーが」

「確かにね。うーん……あそこまで降りるのはちょっとしんどいなぁ」


 見える位置にあるとはいえ、そこまで降りるには結構な距離があった。


「フォウさんここで帰ります?」

「ええっ!?」

「面倒をかけてしまうというのもありますけど……もし戦闘になった時、守れる自信が無いですから」


 キッパリとクリスは言う。

 彼はここまでの道案内の役だ。

 もしあの建物が違ったとしても、この辺りなのは間違い無いのだから、彼はもう帰した方がいい。

 クリスはガイアをちらりと見て、彼の反応を見た。

 彼は特に表情を変えること無く淡々と喋る。


「そッスね。出来たら三日くらいあの集落で待機していて貰って、俺達が戻って来なかったら一人で帰って姉に報告して貰いたいッス」

「し、心配で眠れなさそうだね、それ……」


 やや声が震えているフォウの元からクリスは馬を降り離れ、ガイアの方の馬に乗り移った。

 そんなクリスを少し寂しそうな目で見て、フォウが不思議なことを話す。


「今のところ死んだりはしなさそうだから、待ってるよ」

「?」

「選択肢を間違えなければ命を失う未来は無い、ってことさ」


 そう、大まかな未来は彼には見えているのだった。


「どういうことッスか?」


 フォウの力を知らないガイアが、胸元に居るクリスを覗き込むように見ながら問いかけてくる。


「フォウさん、占いが得意なんです」


 すごく端折った説明に苦笑いしたのは四つ目の青年。

 霧に近いくらいの雨をずっと受けていたローブのフードを外しその頭髪を露にすると、しっかりとクリス達を見つめて言った。


「二人の願いが叶うか叶わないは……随分不安定だ。きっと些細なことで変化すると思うから考えて行動してね」

「へー、何もしていないのに占えるんスね! 曖昧過ぎて参考にしにくいッスけど頑張るッス!」

「占いも未来も、そんなものさ」


 確かに半端な占い師ならば今のように曖昧な言葉で結果をぼかして話すのだろう。

 けれどフォウが昔ぼかさずに断言していたことだってあり、それは事実となった。

 つまり彼が今ぼかしているのならば、本当に些細な行動で未来が変わるということである。


「分かりました、慎重に行きます」

「いつも……ありがとう」


 信じてくれたことへの礼。

 しかし何故ここで礼を言われたのかクリスには全く分からない。

 首を傾げて彼を見ても、それに気付いているにも関わらず彼はクリスから視線を外してしまう。

 そして、


「嫌な天気」


 そう言って見上げた彼の髪は、しっとりと濡れていた。

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