表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
王国簒奪物語  作者: 慈架太子


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

41/98

第二十三章:民衆の声


広場の演説が終わった後。


民衆は、王宮へ向かって行進を始めた。


数千人の群衆。


「王国を変えろ!」


「腐敗した貴族を追放しろ!」


「平民の権利を守れ!」


シュプレヒコールが響く。


スミス商会の前に、マイケルたちが立っていた。


「すごいことになったな…」


ブライアンが呟いた。


「民衆が立ち上がった」


「ええ」


マイケルは頷いた。


「これが、タイシ様が望んでいたことだ」


「王国を変える、第一歩」


タイシが、マイケルの隣に立った。


「マイケルさん、成功しましたね」


「タイシ様のおかげです」


マイケルは深々と頭を下げた。


「私たちだけでは、ここまでできませんでした」


「いえ」


タイシは微笑んだ。


「マイケルさんたちの勇気と行動があったからこそです」


「私は、ただ手助けをしただけです」


マーガレットが尋ねた。


「タイシ様、これから王国はどうなるのでしょうか?」


「変わります」


タイシは断言した。


「今日の出来事で、民衆は目覚めた」


「もう、貴族の横暴を許さない」


「王国は、民のための国へと変わっていく」


「ですが」


タイシの目が鋭くなった。


「これは、始まりに過ぎません」


「保守派貴族は、まだ多く残っています」


「彼らは、必ず反撃してきます」


「その時」


タイシは拳を握った。


「私たちは、さらに戦わなければなりません」


ダリウスが前に出た。


「タイシ様、私たちも戦います」


「王国を変えるために」


「民のために」


レオンとマルコも頷いた。


「私たちは、もう後戻りできません」


「この戦いを、最後まで戦い抜きます」


タイシは、3人の手を取った。


「ありがとう」


「共に、新しい王国を作りましょう」


エドガーも、スミス商会に到着した。


「タイシ殿」


エドガーが頭を下げた。


「私も、協力させてください」


「騎士として、正義のために」


「エドガー分隊長」


タイシは微笑んだ。


「あなたの勇気に、感謝します」


「今日の演説は、素晴らしかった」


「ありがとうございます」


エドガーは謙虚に答えた。


「ですが、私一人の力では足りません」


「タイシ殿の力が必要です」


「分かりました」


タイシは頷いた。


「これから、共に戦いましょう」


「王国騎士団の中にも、志を同じくする者がいるはずです」


「彼らを集めてください」


「そして」


タイシは続けた。


「新しい組織を作ります」


「腐敗した王国を変えるための組織を」


「その名は」


タイシは宣言した。


「『自由の翼』」


「民を守り、自由を求める者たちの集まりです」


全員が、タイシの言葉に心を動かされた。


「『自由の翼』…」


マイケルが呟いた。


「素晴らしい名前だ」


「タイシ様」


ブライアンが言った。


「俺たち『獅子の牙』も、参加させてください」


「もちろんです」


タイシは微笑んだ。


「全員、歓迎します」


こうして


タイシを中心とした、新しい組織『自由の翼』が誕生した。


王国を変えるための、戦いの始まり。


---


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ