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嫌な記憶

作者: マロ

小さい頃、母が泣いてるのが嫌だった、父が怒って僕たちに手を上げるのが嫌だった。兄に殴られ、悪口を言われ、理不尽に怒ってくるのが嫌だった。

家族が今も嫌いだ。

母が泣いてるのを見て、

『こんな顔はもうさせたくない』と思い、心配させないように、悲しませないようにしよう。そう思った。

父が怒って僕たちに手を上げる時

『僕は要らない子なんだ』と思った。同時に他の子が羨ましく思った。

4つ離れた兄とは特に合わなかった。

『価値観が違う』『兄自身の価値観を押し付けてくる』『人のプライベートを考慮しない』これだけ?と思うかもしれないがこれだけでも十分すぎるのだ。

兄に何かをされた時兄を殺すことを本気で考えた。

だけど兄は可愛がられてたから両親が悲しむだろうと思って、

サンドバッグになることが自分の存在意義だと考えた。

でもそれは嫌だったから常に死ぬ事を考えてた。


学校では1人だった。心許せる友達はいない。

小学校は本当に酷かった。

常にイライラしてて逆に感情が死んでた時があった。

兄は部活のストレスを僕で発散してくる。

僕は図書委員だったんだけど、クソガキどもが図書室でドッチボールをしてて、先生は呼んでも来ないし来たとしてそいつらはもう居ないし。

父はたまに蹴ってきてストレスの発散場所が本を読むことだけだった。

髪の毛がパラパラパラパラ落ちてた時は本当にやばいと思った。これが小5小6の時。


中学校の時。親が放任主義になって兄が大学生になったことで家に帰ることがまちまちになった。

段々と人間らしさというのを取り戻していった感覚だった。

兄が帰ってきてた時は憂鬱すぎて嫌だったが前よりはマシだった。

こうして3年間をすごした。家族だからといって愛してないし興味もなかった。この人たちが死んでも、昔の自分が沢山泣いたから涙はもう出ない気がした。

中学3年生の時、受験の面接が苦手だと練習の時に気づいた。個別練習の時に苦手だという旨を先生に言ったら『毎朝練習しよう!!』と言ってくれた。すごく嬉しかった。

公立には落ちたけど面接は上手くいったから良かったなと思った。


現在、高一。日々の生活がストレスです。

これからを考えると生きていけないような気がしてたまらなくて、日々不安と自己嫌悪の毎日です。


以上。

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