004までに出てきた地名など。
少し、情報の整理をしときます。
【死竜の滝】
竜が死んだとされる伝説が残る滝。
渓谷となる場所にあり水面上まではおよそ1000メートルあり坪となる水底を合わせると2000メートルを超える落差があるとされている。
【死竜の森】
竜が死んだとされる伝説の死竜の滝を中心として自然に出来た渓谷があり川を中心とした渓谷内にある森を指していたのだが、現在は渓谷内だけに留まらず、その渓谷外へ広がる森も含めて死竜の森と呼ばれている。
【死竜の川】
死竜の滝から下流を指す。
川幅は広い所で300メートルを誇る。
水量も多く、枯渇したという記録も無い。
上流は死竜の滝より上を指し各国に広がっている。
上流が一ヶ所では無く複数個所あり、死竜の滝へと繋がっている。
【クリーマン皇国】
先の世界大戦時迄はアーダム大陸の三分の二を支配していた大国。
現在は三分の一程度に減っているが、それでも今も尚、アーダム大陸一の大国である。
元々は王国と名乗っていたが、他国に皇帝を名乗る存在に対抗する為に時の王が皇王と名乗ったのが始まりである。
大陸の覇者を狙う国家であり、世界の統一を目指す国であったが他の王を認めるつもりが無い事もあり、世界唯一の王である事を宣言した事でも知られる。
由緒正しきこの世界の王である事を宣言する為に作りだした唯一無二の王という意味を持つ『皇王』を頂きとした絶対君主制の国家である。
【バウエン公国】
クリーマン皇国から独立した国の一つで、独立をした際に公王を名乗ったのはクリーマン皇国の血縁者であった公爵が独立した為に公国を名乗る。
クリーマン皇国はもちろん承認していないが、事実として公爵の位にあったバウエン家が起こした国である。
バウエン家が所領していた元公爵領を中心とした国の為小さい国家である。
【ラルク王国】
クリーマン皇国から独立した国の一つで、獣人達が起こした国で別名『ラルク獣王国』とも呼ばれるが、獣人差別をする者達が獣王国と呼ぶ事が多い。
獣人達が多いだけで、人間との共栄共存を求める国であり、単一民族でない代わりに単一宗教国家でもある。
教主が居ると思われがちであるが、心の拠り所としての面が強く、教主は存在していない。
自然信仰に近いモノが有り、獣神ギンチヨを祭る宗教であり、教えは単純で『強き者は弱き者を助ける義務がある。』など、国の求める『共存共栄』の元となる教えのみである。
他の宗教国家とは一線を画す。
【獣神ギンチヨ教】
ラルク王国に興った宗教。
ラルク王国に住まう国民達は全てこの教徒である。
教義は共存共栄を中心としたモノであるがそれは全て獣神ギンチヨの言葉が語録として残っており、それを教典としている。
俗世的な宗教とは一線を画しており、宗教が権力を持つ事は考えられないモノとなっており王と教主はイコールであるが聖王や教皇などとは呼ばれない。
他の宗教を認めない宗教ではない為、他の宗教などを非難する事もない上に布教活動をする事もない。
獣神ギンチヨを信じている集団と言った方がしっくりくるのかもしれないが、その数が多く国全体に広がっている為、獣神ギンチヨ教と呼ばれる。
ちょこちょこ本編でも出ますが、おさらい的に。
では、また明日。
ボンバイエでした。