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作者: セカコバ

苦しい時間が続く。

心も体も熱くなる。

あなたのことを考えるとそれも耐えられる。

テレビを見みても紛らわすことができない。

ずっと胸の奥に秘めていた思いを伝える。

返答を聞くことなく僕は外に逃げ出すように出ていく。



何も考えられない。

頭が朦朧とする。

火照った体が徐々に冷めていき心臓の鼓動が早く動くのを自分でも自覚する。

その瞬間、頭が冷静になりさっきまで気が付かなかった周囲の音が聞こえる。

唾を飲むと曖昧だった周囲との境界がはっきりする。




「ああ、整った」



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