伝説のはじまり
俺の名前は、伊切田剣太郎
高校時代は、剣道一筋できて、数々の難敵を倒してインターハイ優勝。
ちなみに剣道五段所持w
ただ、インターハイ優勝した瞬間剣道に燃え尽きてしまい優勝したあの日以来、刀は触ってない。
みんなが、受験勉強を始めたので、俺もなんとなく勉強してたら、いつの間か帝国大学に受かってしまってた
ただ、ここへ来て何か目的もあるわけではない
まあ、高校時代剣道しかしてこなかったし、大学ではボーリングとか起業とか色々やってみたいなあ
なんて考えながら大学の門をくぐると、無数のビラが目の前に写っている
サークルかあ
やっぱり大学生活の醍醐味はサークルっしょ
サークル入って親友作って、彼女作ってフィーバーするのもまあ悪くないかなw
なんてたわいもない事を考えていると、俺の左袖が左に引っ張られる
「もしかして、君、剣道かなんかやってた?」
そう声をかけるのは大体俺の顎のあたり(ちなみに俺の身長は四捨五入して180cm)くらいに登頂部がくるくらいの女の子だ
まあ、容姿はまあまあかな。
クラスにいるカーストトップ層ではないけど「実はこの子可愛くない?」と影で根暗な男子にうわさされるような感じの子って感じ
というか、俺が剣道やってるの初対面で見抜くとか何者?
そんな俺に全国チャンピオンのオーラあるの?
「ああそうだよ」
と俺はさも動揺していないかのようにかつ冷静に答える
「ホント!?なら、助けて欲しいの!説明している暇はないからとりあえず来て!」
そう言いながら彼女は俺を強引に連れてこうとする
折角この前しましまで買ったセーターが伸びるじゃないか
まあ、特にやることもないし、今回は彼女に付き合うかな
この日から俺の伝説は始まった