伝説‥40話〜策略とバトル‥③
リュウキは背後に視線を感じ、すかさず攻撃をした…
リュウキとクロノアは辺りを見渡し、クロムとギュミルをみた…。
「…おい⁉︎……今の攻撃…お前達の仲間の仕業なのか?」
「雷か…なるほど……アイツが帰って来たのか……。」
クロムは辺りを見渡した。
「クロム……だが…アイツは……この任務にはついてない筈だが……どうなっている?」
「そうだな……アイツは元々気まぐれな所がある……恐らく…たまたま…ここを通りかかり……何処から見ていたかは分からないが……俺達の様子を見て鼻で笑っていたかもしれんな……クッ…。」
クロムは、悔しそうな顔をし右の拳で地面を叩いた。
リュウキとクロノアはその様子を見ていて不思議に思った。
「ねぇ…その人って……仲間なんでしょ?」
「ああ……仲間だが気が合わない……アイツがどう思っているかは知らないが……俺達はアイツにはついて行けない……特にあのノリにはな…。」
リュウキは周りに警戒しながら話を聞いていたが、背後から誰かの視線を感じた。
(……⁉︎…この気配は……さっきの奴なのか……。)
リュウキとクロノアの遥か後方には、魔導師学園の時計塔があり、最上階の時計の下はテラスになっている。
そのテラスの物陰から1人の男がリュウキ達の方を見ていた。
(クロムにギュミル……フッ…アイツら、こんな奴らに…何、手こずってんだ……どんな指示で動いているかは知らないが……この状況を見る限りじゃ…あの2人をやりゃ良いんだろう……だが…姿は見せない方がいい…行動を読まれても困るからな……さてと…。)
……この男は、ナルザスの配下の者でベルクス・ネルズと言う……
リュウキは他の者達に気づかれないように、まだ痛い右手を地面に直に翳し心の中で、
(《トリック パシュートドリル‼︎》)
地中に小型の攻撃用ドリルが現れ、
(時計塔の上にいる、男を追撃しろ‼︎)
小型の攻撃用ドリルはベルクス目掛け追撃した。
ベルクスは時計塔の最上階のテラスから様子を伺っていたが、下の方から自分の方に何かが迫ってくる気配を感じ、
(……何なんだ?……この感じは…下から気配を感じるが……。)
ベルクスは辺りをキョロキョロと見渡してみるが、何処にも見当たらず困惑していた。
すると、突如ベルクスの足下に魔法陣が現れた。
ベルクスがそれに気づいた時には時すでに遅く、小型の攻撃用ドリルが真下に現れお尻に直撃した。
「う……い、いでぇぇぇ〜‼︎」
ベルクスは余りの痛さに叫び、その場に倒れ込み直撃したドリルを抜いた。
「い…つう……な、何なんだ……いったい誰が?……てか…くそぉ〜…ふざけやがって……クッ…。」
ベルクスは横たわり痛いお尻をさすっていた。
リュウキ達は叫び声が聞こえた方を見た。
だが…リュウキ以外、ベルクスに何が起きたのか分からなかった。
「ベルクス⁉︎…あんな所に……。」
「クロム……何で、ベルクスは隠れていたのに大声で叫んだんだ?」
「さあな…。」
クロムはリュウキを睨み、
「お前か?…ベルクスに何をした⁉︎……その前に何故あそこにいると分かった?」
「さあな…何の事か分からないが……フッ…居場所さえ分かれば……後は……。」
リュウキはクロノアを見た後、
「クロノア…ここは頼む……。」
リュウキは手をベルクスがいる方に翳すと、
《トリック テレポート‼︎》
リュウキはその場から瞬時に消え、ベルクスがいる時計塔のテラスに移動した。
「リュウキ待って⁉︎」
クロノアが気づいた時には、もう時計塔に移動していた。
「…そんな怪我していて…リュウキ…何考えてるのよ……1人でって……っていうか…こっちって2人?……私が…この2人とやり合えって……はぁ…仕方ないか……。」
クロムとギュミルに絡まっていた鎖は既に消えていた。
「リュウキ…今度は何をするつもりだ⁉︎」
クロムはリュウキを追おうとしていた。
「フッ…いい加減…頭にきた‼︎」
ギュミルは一対のナイフを構え、クロノアを睨み付けていた。
(ふぅ…こっちは2人か……クロムはリュウキを追おうとしてるみたいだし……ギュミルはかなり怒ってるみたいだけど……。)
クロノアは杖を構え、クロムとギュミルの出方を伺っていた。
その頃、リュウキはベルクスの側まで来ると睨み付けていたのだった…。
読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)
1対1と2対1…リュウキVSベルクスとクロム&ギュミルVSクロノア…んー…どうなるのかな?…それともリュウキが何かやらかすのかな?
では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)






