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黒き伝説となり隠された異世界の勇者達の冒険記〜☆旧異世界勇者・外伝☆  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜伝説が動き出した

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伝説‥38話〜策略とバトル‥①

クロノアはギュミルに魔法で攻撃し…

その後クロノアはリュウキの後ろに来て…

 クロムはリュウキの方に引き寄せられていた…。


 ギュミルは氷の山を蹴り崩した後、そのまま氷の山を再び蹴り体制を整えると地面に着地した。


「クッ…。」


「それじゃぁ…行くわよ〜…。」


 それを見たクロノアは体制を立て直し杖を翳すと、


 《ブラック オブ ストーン‼︎》


 と呪文を唱えると無数の黒色の石がギュミル目掛け降り注いだ。


「何だ?…この黒い石は……。」


 ギュミルはそれを見てすかさず一対のナイフの底を合わせると降り注ぐ無数の黒色の石目掛け翳し、


 《(アイス)障壁(バリア)‼︎》


 《(フレイム)迎撃(カウンター)‼︎》


 と言うと一対のナイフを右に回転させると、ギュミルを覆うように青く透き通る氷のバリアが張られ、その周りを青白い炎が覆い無数の黒色の石を跳ね返していった。


「少し…予定とは違うけど……大丈夫でしょ…。」


 クロノアは不敵な笑みを浮かべながら、降り注ぐ無数の黒色の石に向け手を翳すと、


 《ボム‼︎》


 と言い無数の黒色の石はギュミル目掛け降り注ぎながら爆発していった。


 クロノアは既に跳ね返ってくるのを予測していて、すかさずリュウキから貰ったカードを自分に向け、


 《テレポート‼︎》


 と言うとカードは消え、クロノアの周りを魔法陣が囲みその場から瞬時に消えた。


「なにぃ〜…あの女どこに行ったぁー…。」


 ギュミルはその光景を見ながら無数に降り注ぐ黒色の石が爆発しながら氷の障壁にあたり、炎の迎撃で跳ね返すも無意味な状態になり、しまいにはその障壁は崩れ、降り注ぐ無数の黒色の石も消えて無くなった。


 そして、ギュミルは力つき辺りを見渡すとクロノアはリュウキとクロムの方にいた。


「はぁ、はぁ…あの女…あそこか……。」


 そう言うとギュミルは深呼吸をし体制を整えた後クロノアを追いかけた。


 クロムはリュウキとの間合いを取っていた。


 リュウキはクロムの出方を伺っていた。


 そこにクロノアが現れリュウキの後ろにいたので


「そっちは…うまく行ったみたいだな……。」


「まあね…リュウキはまだなのかな〜…早くしないと…アイツこっちに来ちゃうよ…。」


 そう言うとクロムは槍を両手に持ち構えながら2人を見て首を傾げ、


「お前達…いったい何をするつもりなんだ?」


「さあな…悪いな…タネを明かせばトリックの意味がなくなるんでな…。」


 そう言うとクロノアはクロムの方に杖を向け構え、リュウキは右手を地面に翳し、


 《トリック ウエポン‼︎》


 《細めの一対の刀‼︎》


 と言うと魔法陣から長さ約100㎝の刀と長さ約80㎝の刀が現れ右手で長い方を持ち、左手で短い方を持った。


「…ただの…一対の刀?…きさま何を考えている⁉︎」


 そうクロムが言うとリュウキとクロノアはニヤッと笑った。


 ギュミルはクロムがいる方に急ぎ向かった。


 クロムは二本の槍を構えながら2人の出方を伺いながらギュミルの方をチラチラ見ていた。


「ギュミル…こっちまで来るのに間に合いそうか?」


「急いだ方が良さそうだな…ああ…間に合わせる…。」


 そう言うとギュミルは弾みをつけ駆け出し、リュウキとクロノアの方に向かって来た。


 リュウキとクロノアはそれを見てクロムを警戒しながらギュミルの方に武器を向けたのだった…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

さて…この後ギュミルは間に合うのか…クロムはどう出るのか?

リュウキとクロノアは何を考えているのか?

では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

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