表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒き伝説となり隠された異世界の勇者達の冒険記〜☆旧異世界勇者・外伝☆  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜伝説が動き出した

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

32/78

伝説‥31話〜疑問と警戒⁉︎

リュウキ達は何故狙われたのかを考えていた…

そして…ミクがかなりの人数の気配を感じ…

 ここはオパール魔導師学園のリュウキの部屋…。


 リュウキ達はあれからリフィアが逃げないように縄で縛り部屋の隅に寝かせた後、監視をしながら後から来たルナとディアスを交え話をしていた。


「んー…何で俺が狙われたんだ?…クロノア達の話を聞いていたにしろ…この女が何者か分からないが…何で俺達の存在が知られているんだ?」


「リュウキ…確かに変ね……私達はディアス達に召喚されたけど…魔導師学園の人達以外には知られていない筈よね…それが何故?」


「本当なのら…何か嫌な予感がするのら…。」


「…少し気になる事があるのですが……私達とこの魔導師学園で学んでいる3人の友人が…ここ数日見当たらないのです…それも3人共に召喚魔導師なのですが…。」


「ルナ…それはいつからなんだ?」


「リュウキ…それは…私達が召喚に成功し魔導師学園に戻って来た時には既にこの学園にはいませんでした…。」


「確かに変だな…。」


「本当ね…それも3人共に召喚魔導師って…。」


「それでね…私とルナとディアスで…手分けして皆に聞いてみたんだけどね…やっぱり…分からなかった…。」


「んー…そうなると…もしかしたら…3人共に何らかの事件に巻き込まれた可能性もあるな……ん?…そういえば…この女が言ってたが…俺を誰かの所に連れて行くと……その事とその3人がいなくなった事と関係があるとすれば…。」


「なるほど…この女が目を覚ましたら…問いただせば何か分かるかもしれないな…。」


「ディアス…ああ…そうだな…でも何の為に……。」


 そう考えているとミクは辺りをキョロキョロと見渡した後小声で、


「んー…何か嫌な気配を感じるのら…。」


「嫌な気配って……そういえば…ミクに言われて気づいたけど…これって……。」


「ああ……俺もミクに言われて気づいたが……この女1人だけじゃなかったって事なのか?」


「…でも…このタイミングで……何かおかしいわね……この人数…1人や2人じゃない……。」


 そう言うとリュウキは少し考え、


「んー…こっちは6人か…あっちはかなりの人数だな…まるで…軍隊でも引き連れて来たみたいだ…あー…いや、流石にそこまでの人数はいないか……。」


 そう言うとリュウキ達はその気配を警戒しながら気づかない振りをした。


「リュウキ…どうする…恐らくは私達が狙いだと思うけど……。」


 そう言うとリュウキは辺りを見渡し、


「多分そうだろうな……ここは俺とクロノアで大丈夫だと思う……アリーシア…お前達は多分、大丈夫だろうが…万が一の保険としてミクを護衛につける…ここから別の場所に移動した方がいいだろう……。」


「リュウキ…うん…分かったよ…じゃ…私達はミクと別の場所に移動するね…。」


「リュウキ…分かったのら……あっ…忘れる所だった…これ使えそうだから買っておいたアイテムなのら… リュウキのバッグに入れておくのら…。」


「ミク…いつも助かる……ただ…このアイテムを使わないで済めばいいんだがな…。」


「じゃ…リュウキ…こっちは任せてなのら…。」


 そう言うとミクとアリーシア達は気配に気づかない振りをしながら部屋を出ていった。


 リュウキとクロノアはそれを確認するとその気配を警戒しながら様子を伺っていたのだった…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

さて…リュウキとクロノアのバトルが…あるのかな?

では、次話もよろしくお願いします(*^ω^*)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ