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黒き伝説となり隠された異世界の勇者達の冒険記〜☆旧異世界勇者・外伝☆  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜伝説が動き出した

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伝説‥22話〜新たなる策略…⁉︎

リュウキは眠ったまま起きず…

 ここはオパール魔導師学園の寮…。


 クロノア達は、ここにいる間借りているリュウキの部屋に来ていた。


 リュウキは酔って眠ってしまった為に、クロノア達が部屋のベッドまで運んだ。


「んー…リュウキ…起きないわね…。」


「本当だね…相当疲れてたのかな?」


「本当に…起きないのら…。」


「はあ…アリーシア…まさかとは思いますが…あの薬は…アルコールを入れ過ぎてしまった…失敗作の方じゃ…。」


「んー…おかしいな…ちょっと待って、バックの中を見てみるね…。」


 そう言うとアリーシアはバックの中を見た。


「……えっとね…ルナの言う通り…多分…リュウキに渡したのって…失敗作の方だったみたい…。」


「アリーシア…はぁ…捨ててなかったのですか?」


「ははは…捨てようと思ってたんだけどね…。」


「そうなると…しばらくは…起きないよな…。」


「そうね…そうなると…神々の塔を探しに行くのは…明日になるね…。」


「そうなりますね……では、もしよければ…今日は街にでも行かれてはいかがでしょうか?」


「それって…いい考えなのら…クロノア…行こうなのら…。」


「そうね…ここにいても…暇だし…お店でも見て廻るのもいいかもね…。」


 そう言うとクロノアとミクはオパールの城下町に向かった。


 アリーシア達は、リュウキの側にいても仕方がないと思い部屋を出て行った…。



 場所は移り…ここはシェルズ城…。


 アルベールは書斎で本を読んでいた。


 すると、部屋に1人の女性が入ってきた。



 …この女性はリフィア・ワイルと言いアルベールの側近の1人で、今は各地を巡り情報集めをしている…



 その女性はアルベールの前まで来ると一礼をした。


「アルベール様…お久しぶりでございます…私をお呼びになられるとは…何かあったのでしょうか?」


「リフィア…長旅ご苦労だった…お前を呼んだのは…かつてより計画していた策が…失敗してしまった…。」


「それは…どういう事なのですか?…あの計画は長年に渡り練ってきた筈では…。」


「うむ…そうなのだがな…召喚した異世界の者は…思っていたよりも…頭が良かったらしい…ジルベイムが説明した…偽りの召喚理由を見破り…その者達を召喚した召喚魔導師達と共に…あの召喚の祭壇から逃げた…。」


「はぁ…あの…ジルベイムが…その異世界の者達にやられたというのですか?」


「ああ…それでだ…リフィア…異世界の者は…この地に6人いる…もし騙せるとすれば…現在…オパール魔導師学園にいる3人だろう…それでだ、その内の1人を騙すか…拉致してきて欲しい…あと、可能であれば…優秀な召喚魔導師を1人拉致してきて欲しいのだが…。」


「はぁ…アルベール様…それら全てを、私1人でやれとおっしゃられるのですか?」


「ああ…そうだが…これは、監視の目が及んでいない…お前にしか出来ない事なのでな…。」


「しかし…今、遂行している…任務はいかがなさりますか?」


「その事は…他の者に任せようと思っている…。」


「それならばよろしいのですが……承知しました…では、直ちに…その者を連れて来たいと思います…。」


 そう言うとアルベールに一礼をし部屋を出て、オパール魔導師学園に向かったのだった…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

新たな刺客…リフィア登場で誰が狙われるのかな?

では、次話もお楽しみにね(*^ω^*)

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