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黒き伝説となり隠された異世界の勇者達の冒険記〜☆旧異世界勇者・外伝☆  作者: みけ猫 ミイミ
第1章〜伝説が動き出した

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伝説‥12話〜更なる策略⁉︎…限定チケット…⁉︎

ジルベイムはアルベールと…

シュウは…チケットの事が…

そしてグラディスは…

 ここはシェルズ城のアルベールの書斎…。


 ジルベイムは昨日の事を報告に来ていた。


「ジルベイム…傷の方は大丈夫なのか?」


「はぁ…何とか大丈夫かと…それよりも…このままでは、神々に知れ渡るのは時間の問題かと…。」


「確かに…このままでは、不味い事になるだろうな…だがしかし…新たに策を練り直すとなると時間がかかる…他に何か良い案があればよいのだがな…。」


「…策はない訳でもありませんが…ただ…これをするには、異世界の者達を…1つの建物に集めなければなりません…それと、その儀式を行う為には…優秀な召喚魔導師が必要になります…。」


「なるほど…だが、それをするには…先ずは建物を探し…そこに異世界の者を誘導せねばならないが…さて、どうやって誘導するかだが…仮にそれが出来たとしてだ…召喚魔導師を探しておかねばならないだろうしな…。」


「その召喚魔導師なのですが…1人心当たりがございます…。」


「ほお…では、その者をここに連れて参れ…。」


「では、仰せのままに…。」


 ジルベイムはそう言うとアルベールに一礼をしてからその召喚魔導師の所に向かった。



 場所は移り…ここはアクアメノスの街…。


 シュウ達7人はオパール城に向かう途中で夜になり、昨晩この街の宿屋に一泊していた。


 朝早くクレイとマリリンとゲルドフとユリニャは、宿屋を出て街の探索に出掛け、シュウとダルナドとグラディスは部屋で話をしていた。


「…何度も聞くようだが…現段階では帰る方法が分からないんだよな?」


「すまないが、そうなるな…だが、先程も言ったと思うが…城に行けば何か分かるかもしれん…。」


「シュウ…ごめん…僕が召喚なんてしなければ良かったんだ…。」


「ああ…そうだな…お前が俺を召喚しなければ…クッ…だが…過ぎた事を言っても仕方がないしな…。」


(…とは言ったものの…間に合うのか?…苦労して手に入れた… 劇場版ドラゴン オブ クロスアースの公開記念イベントの初回限定チケット…もし間に合わなかったら…あー、クソォー…あの苦労が水の泡に…。)


 そう思っているとグラディスが立ち上がり外を見て話し出した。


「シュウ…悪いが、少し頼みがある…。」


「…頼みとは何だ?」


「エイリスの事なんだが…。」


「エイリスって…確か、ダルナドの母親…そしてグラディスの元奥さんだったよな…。」


「ああ、そうだ…ダルナドの話だとエイリスが奴等に監禁されてるらしい…。」


「なるほど…それで助けに行きたいってわけか…。」


「勝手なお願いだとは思うんだが…エイリスを助けに行くのに力を貸してくれないか?」


 そう言われシュウは少し考えた後。


「そうだな…手伝うのは俺だけで充分なのか?」


「ああ…恐らく2人だけで充分だとは思うのだがな…。」


「そうか…俺は別に構わないが…そうなるとダルナド達はどうなる?」


「この人数なら…恐らく大丈夫だろうとは思うんだが…ダルナド…お前はどうする?」


「僕も行きたいけど…足手まといになるのは嫌だし…皆と城に向かう…そして、帰る方法探して待ってる…。」


 そう言うと3人は、クレイ達が帰って来るのを待ちながら色々と話をした…。

読んでくれてありがとうございますヽ(^o^)

シュウは公開イベントの日までに元の世界に帰る事が出来るのか?

では、次話も宜しくお願いします(*^▽^*)

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