婚約破棄10連発
思い付いたのを書き出しました。
後悔はしてませんw
《TAKE 1》
「ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!!」
「発動きー『婚約ヲ破棄スル』確認シマシタ。
核分裂爆弾始動シマス。
10... 9... 8...」
「えっ?」
カッ…
《TAKE 2》
「ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!!」
「魔王である我の娘を婚約者に迎えておきながら浮気とは…
やはり人間滅ぶべし…」
「えっ?」
ドーン…
《TAKE 3》
「ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!!」
「婚約破棄、承知いたしましたわ。
では王子、ごきげんよう…」
パーティー会場の参加者全員が機関銃を構えた。
「えっ?」
ドガガガガガガガガガ…
《TAKE 4》
「ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!!」
「『婚約破棄』ウイルスの感染を確認しました!
感染者を焼却処分します!」
「えっ?」
ボォォォォォォォ…
「ぎゃあああああ!!!」
《TAKE 5》
『ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!!』
「あーあ、バッドエンドいっちゃったよ…
リセットしよっと」
『えっ?』
プツン…
《TAKE 6》
「ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!!」
「ちょっと係員さん!
『王子との恋愛を楽しもう♪』の筋書きと違いますよ!?」
「あの馬鹿役者をクビにしろぉ!!」
イベントスタッフに連れ出される王子《役》
「えっ?」
《TAKE 7》
「ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を破棄す…(グサッ)え…?」
「あーあ…お姉さまを捨てるなんて…とんだ屑王子ねぇ…」
「そ…そんな…マリ…ア…」
ガクッ…
《TAKE 8》
『ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を破棄する!!』
しかし、幽霊の声は届かなかった…
『えっ?ええー!!?』
《TAKE 9》
「ルドヴィカ=マイヤー公爵令嬢!お前との婚約を…ああっ!!」
「そのセリフ…続きはありませんわよねぇ…
で・ん・か?」
王子のあご下を撫でる公爵令嬢。
「い…いや…でも…ああっ( 〃▲〃)」
《TAKE 10》
「…」
「どうしました?レオさまぁ?」
(なんだかこの先の言葉を言うと、
とんでもない目にあうような予感が…)
「レオさまぁ、あたしをいじめてた公爵令嬢を捨てて
あたしと一緒になってくれるんですよね?」
「いや…しかし…」
「ワレトノ契約を反故ニスルカ…」
「え?マリア?」
「邪神デアルワレノチカラニ逆ウトハ愚カナモノヨ
世界モロトモ滅ビルガイイ」
「えっ?」
そして世界は滅びた…