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第五話 〜新しい仲間はナンパでゲット〜

ぽこち〇が装置から出てくる。


「俺、スキルもう覚えているらしい。なんでだ?」

ぽこち〇は首を傾げた。


「成程ね。これがソドムの特殊能力ってわけね。私の直感は当たるわね」

ララは頷いている。


「どういうことですか?」


「城から出た時言おうとしたじゃない。ソドムを生かしておく理由を」


そういえばそうだった。続きをぽこち〇が遮ったんだった。


「まー、話すと長くなるから拠点を決められたら話すわ」


気になるところだがしょうがない待つとしよう。

それより、拠点ということは家みたいなものか。俺達の拠点ははたしてどんな所になるのだろう。


「そういえば、お腹空いたわね。何か食べましょ」


確かに腹は減っている。

ハッ!俺は大事な事に気が付いた。俺達1銭も持ってないんじゃないか?モンスターも倒していないし。


「そういえばお金が無いどうしよう。みたいな顔してるわね」

ララは相変わらず鋭い。


「大丈夫よ。忘れたの?私ベアー王国の姫よ。お金ならゴールドカードで大量に引き出せるわ」

そう言うとララはゴールドカードを取り出しドヤ顔をした。非常にムカつくドヤ顔だ。


俺達は近くの飯屋に入った。


異世界の飯屋だと言うのに地球とたいして変わらない外観と内装だった。


メニューはと言うと、

人面鳥の焼き鳥に怪鳥プリプリの焼き鳥、かもめコンドルの焼き鳥にオーピーアイバードの焼き鳥...。とりあえずこの店は焼き鳥しかないようだ。


しかし、どれも地球では味わったことのない味がした。


店を出るとぽこち〇が女の子をナンパしてくると言ってどっか行ってしまった。


ララと俺は宿を探しぽこち〇を探すのも面倒なので寝た。

勿論部屋は別々。夜這いは出来なかった。チッ


翌日ぽこち〇を探すと二人の女の子と歩いているぽこち〇を発見した。


「おーい、ソドムー」

ララが呼ぶと、ぽこち〇はこちらへやって来て、

「ナンパ成功したぜ!この子達一緒に旅してくれるってよ!」

と言った。


奇跡ってのもあるもんだ。エリンギみたいで女の子に触れもしないぽこちんがナンパに成功するとは。フォルムチェンジで松茸かなめこにでも変身したのか?それでも、成功するとは思えん。

色々考えていると女の子達もこちらにやって来た。


「僕はサン・フィオていうんだ。これからよろしく!」


「......私は音無(おとなし) (しずく)といいます。よろしくお願いします」


どうやら、一人は元気なボクっ娘。胸はAカップだな。

で、もう一人は大人しい礼儀正しい子。胸はEはあるな。ララと同じくらいだ。のようだ。


二人とも可愛い。俺、女運あるなー。いよいよハーレムじゃねーか!


「私はララこっちのパイとソドムは私のお供よ。よろしくね」

ララは俺達の分まで自己紹介してくれた。


「ララ達の旅の目的はなんなんだ?」と、フィオ。


よく考えたら俺も知らない。


少し間を置いてララは言った。

「魔王を倒すことよ」


何となく予想していた答えだった。


魔王討伐かー。だるそうだなー。俺らで出来んのかなー。

でも、魔王ならなんかち〇ぽこ生やせる秘薬とか持ってそうだな。うん。モチベーション上がってきた。


フィオと雫は顔を見合わせてからにっこり笑って言った。

「僕達と一緒の目的だな!」

「......私達と一緒の目的ですね」


ま、そんな事だろうと思った。


今日の日記♡

ぽこち〇のことを今日は褒めよう。

フィオも雫もいいね。

貧乳、巨乳コンビだ。

二人はこの世界で珍しく良いネーミングセンスだ。

この世界は日本人っぽい名前も西洋人っぽい名前の人もいるようだ。




仲間も増えたので、これから盛り上げていきます!


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