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胸を枕に  作者: momo
本編
10/42

10 妻に乞う




 不寝番として王の寝所に上がるようになったが、それ以外でアイラが王と接点を持つ時間はない。宰相であるエドヴィンが代行していたとはいえ、不眠が原因で長く臥せっていた王にしか出来ない仕事は山積みだ。そんな王より呼び出しを受けたのは、不寝番を終え午前の睡眠を貪り終えた昼下がりのことである。そこで王より受けた申し出にアイラの時間が止まった。


 「聞いておるのか?」

 「アイラ?」


 エドヴィンの手が肩に乗り我に返ったアイラは周囲をきょろきょろと見回す。国王の執務室には部屋の主であるシェルベステルとエドヴィンの他にはアイラだけしかいない。護衛として付き従うベルトルドは部屋の外でマリエッタは不在であった。極秘で意向を聞きたいからと部屋に通され告げられたのは、王の後宮に入らないかという申し出である。つまり、不寝番ではなく正式な王の妃の一人になれということだ。


 「あの……」


 狼狽するアイラにエドヴィン自らが椅子を勧め、入室の時は断ったが今はもう断る気力もなく手を引かれるままに腰を下ろす。


 「パリス妃の件も含め陛下は心を痛められておられる。妃となれば制約も多いが、アイラ個人への危険な攻撃はなくなるだろう。」


 ファリィの件は相手が真面目なグインで良かったが、一歩間違えば貞操の危機も生じた問題と王は捉えた。ゴルシュタット侯爵を後見にアイラを後宮に入れてしまえばアイラの地位は確立する。王の寵愛を受ける正式な側妃ともなれば、後宮の妃たちも己の地位を守るために邪険にはできない。外に置くより敵の陣地に入れてしまう方がうまくいくとは皮肉な話だが、王子を生んだパリス妃なら、王子の為にもアイラを懐に入れ王の信頼を勝ち取ろうとするだろう。


 「未婚の若い娘を不寝番にするのはその名を地に落としてしまうと解っているだけに忍びないのだ。其方が望まぬのなら側妃は形だけと約束しよう。今すぐには無理だが、そのうちロックシールドにとっても有益な下げ渡し先も用意いたす。勝手な願いであるのは承知しているが、どうか聞き分けてもらえないだろうか。」

 

 アイラの意を請うてはくれるが王の言葉は絶対だ。思わぬ事態にアイラの体が小刻みに震えた。


 「不寝番は栄誉な事だと思っております、周囲が何と言おうと関係ありません。それにわたしは狭いながら領地の経営にも携わっております。他家へ嫁ぐつもりはなく、弟に良き妻が来るのを待って神門に下るつもりなのです。ですので陛下がお気になさるような事は何もございませんし、そもそもわたしに側室など勤まるわけがありません。」

 

 周囲がどうあれアイラ自身はどう思われたってかまわなかった。何しろ過去の出来事と男爵家の状況から結婚願望などまったくなく過ごしてきたのだ。弟が嫁を貰い、早くに亡くした母親の代わりが済めば修道院で世話になるという人生設計が出来上がっているのである。王に恩を売っただけでもロックシールドにとっては儲けものだ。愛人呼ばわりされるよりもそれが狂わされる方が恐ろしかった。

 

 「側妃は私が其方を抱いて眠る口実だ。こちらの寝室では問題があるが、後宮では誰も文句は言わぬ。ロックシールドに経営の手伝いが必要ならこちらから人を向かわせよう。側室としての役目だが新たな子は望んでおらぬ。無理強いはしないが、受けてもらえぬか。」


 無理強いはしないと言われても断るなんて無理だ。本来ならアイラの意見も聞く耳持たない。何とか助けをとエドヴィンに視線を向けると、アイラの怯えを察したのか、微笑んでいた顔が心配そうに曇る。


 「君が名実ともに側妃となるのを望むならゴルシュタットは全力で後押しする。安心しなさい。」

 「いいえ、わたしの望みは本当にそこではありません。恐れ多いことです。わたしはこのままを望みます。」

 

 侯爵家の後見を受けようとアイラは男爵家の娘だ。領地を守るのに必死で社交界の経験もなく、華やかな貴族社会で生きるのは相当な覚悟が必要になる。未経験の地に踏み入れるより、貴族の誇りなどかまわず土を耕す方がどれほどましか。ただ望んでいるのは王の安眠。その為だけにとどまっているというのに側妃などといわれても困惑と恐れしかない。真っ青になったアイラの様子にさすがの二人も察して肩を落とした。


 「怖がらせるつもりはなかったのだ、許せ。」


 立ち上がった王はアイラの隣に腰を下ろすと、膝の上で硬く握られた小さな手を己の手で包み込む。望めば全てを手に入れることができる地位にあるが暴君ではない。けして己の感情だけに身を任せてはならないと知る王は、内心ではとても残念に思いながらも悟られぬようアイラに力ない笑顔を向けた。


 「其方の父である前男爵を知っている、私は彼に恩があるのだ。その娘である其方にも世話になった。何とかして守りたいと願うのだが不要な思いであったようだ。」


 一回り以上年の離れた娘に頼り切った情けなさもあるが、安らかな眠りをもたらしてくれるアイラに特別な感情が芽生えているのも事実。だからアイラの為といいながらも己の欲望も含めての提案だったが、望んだ娘に欲はなかったらしい。シェルベステルは瞼を閉じると感慨深げに昔を脳裏に描く。政変に巻き込んだ前ロックシールド男爵との件は、娘であるアイラにとても辛い現実を突きつけてしまった。その娘に頼りきりとなり、彼女の命までも危うくしているのだ。前男爵が生きていればけして娘を城へは入れなかっただろうに。


 シェルベステルが思い出す過去など知らないアイラは「父をご存じで?」と首を傾げた。約束もある、今は告げるべき時ではないとエドヴィンが慌てて会話を遮る。


 「ですがこのままという訳にも行きません。」


 エドヴィンがわざとらしく溜息と共に言葉を落とせば、はっとした王も息を吐き出しながら同意し頷いた。


 「そうだな。今宵は―――後宮に赴くとするか。」


 後宮に赴くのは王の義務である。権力を固めるためには必要と慣例に基づき集められたというか、集まって来た妃たちも生家の期待を背負っている。しかし兄を失ったシェルベステルは女を抱く気力までは取り戻せていなかった。だがそれがアイラであるならまた違う気もするが、どうやらそれを望むのは酷な様子。王位を得るために前ロックシールド男爵と約束した事柄もあった。先王の時代を繰り返さない為にも引くしかないと、王は再び大きく、重く暗い息を吐き出した。

 

 情けない姿を曝したが心を吐露した異性に特別な感情を持ってしまうのは自然なことだ。だがシェルベステルは先王の二の舞になるのを恐れ、アイラに己を押し付けるのをなんとか止めた。アイラを守る為にも後宮に赴くしかないが、本来なら心を休める場所であるはずの後宮の女たちは寵を争うのに必死だ。心地よい眠りと安堵をもたらしてくれるアイラの温もりを今夜はあきらめねばならないかと、王はまたもや深く息を吐き出す。アイラを側に置いたまま守るには他の案を考えねばならない。


 きちんと断れたのだろうか、それとも後宮入りするしかないのかと不安を抱いたままアイラは王の御前を後にする。続き部屋を過ぎるとベルトルドが迎えてくれた。二人で連れ立ち部屋へと向かう。


 「陛下から誘われた?」

 「あんなに離れていても聞こえるんですか?」


 部屋を挟んで扉二つ、耳が良すぎると驚くアイラにそんな訳があるかとベルトルドは呆れる。


 「男から守るには後宮が一番安全だ。君が正式な側妃となれば、他の妃も害をなすより取り入る方へと矛先を変えるだろう。だがその様子からすると君は後宮入りを望んでいない。」

 「弟は城への出仕は望んでいませんし、小さくても先祖から受け継ぐ領地をきっちり守る役目があります。わたしが後宮になんて入ってしまったらいろんな予定が狂ってしまうし、今のロックシールドの益になるよりも負担になるんじゃないかと。」


 ゴルシュタットの後ろ盾があるとはいえ、アイラが側妃となれば王は安眠を求めアイラの部屋で一夜を過ごすだろう。そうなれば二人の間に肉体関係がなくともアイラは最も寵愛を受ける妃とみなされる。ロックシールドも王の寵妃を輩出した実家としてそれなりに繕わねばならなくなり、無用な出費が課せられてしまうではないか。質素倹約が常のロックシールドで無駄に使えるお金は一つもない。税を上げては領民の生活は厳しくなり築いた絆も失われてしまう。家族のように育った民に苦しみを与える訳にはいかなかった。

 

 「君が結婚すれば簡単に済む話だと思わないか?」

 「結婚?」


 どうして結婚だとアイラは首を傾げた。結婚しては不寝番が出来なくなってしまうではないか。それに王のお手付きだと噂のアイラを嫁に貰おうなんて目論む強者がいるとも思えない。下げ渡される状態にあるなら有益だろうが、今のアイラを王から引き離す行為は不益にしかならないからだ。

 

 だがベルトルドはアイラを臣下と結婚させるという選択を、王が無意識に排除している状況を正確に捉えていた。王はアイラを憎からず思っている。ただ多くの犠牲を払って王になったシェルベステルは、先王の様な王になるわけにはいかないから踏み止まっているに過ぎない。そしてベルトルドは結婚が齎す好転を知りながら、アイラの持つ奇跡の解明ができなくなるのを恐れ今まで一度も口にすることはなかったのだが。  


 「君が夫を得てしまえば、たとえ不寝番で王の子を孕んだとしても生まれる子は夫の子だ。パリス妃の危惧もなくなる。年若いせいで多少の嫉妬は受けるだろうが、既婚女性が不寝番にあたるのは不自然なことではない。マリエッタと同じだ。」


 マリエッタがアイラ同様に王の不寝番となっても騒がれないのは、年齢のせいだけではなく彼女が既婚の女性だからだ。けれど夫を得て二十年近くたつマリエッタと違い、新婚の妻が不寝番など夫から許されないだろう。


 「持参金も準備できない女を誰が嫁に望みますか。それにわたしには結婚の意思はありません。」

 「持参金の必要がなく、尚且つロックシールドの為になるとなったら君は頷くだろう?」

 「それは―――」


 持参金が準備できないせいで負担にしかならない行かず後家。極潰しとなるのを恐れカリーネの元で沢山の事柄をリゲル以上に学んだ。領地経営に精を出し、領民に飢えを経験させまいとお金がかかる社交界には一度も出席することなく必死で生きてきた。それでも弟が嫁を迎えれば邪魔になる。両親の代わりとして頑張ってきたが、リゲルが妻を迎えて領地経営の基盤を引き継ぎし終えたら修道院に身を寄せる―――その計画が、ロックシールドの為になる結婚があるというベルトルドの言葉で引き止められてしまう。けれど―――


 「そんな都合のいい相手がいるはずありませんよ。」


 持参金は嫁ぐ側の権限を守ると同時に、婚家にとっても魅力的な資産となる。それを必要ないと言われるのは花嫁が絶世の美女などという余程の理由で乞われるか、結婚離婚を繰り返す金持ちの好色爺くらいのものだ。アイラは見た目が悪いわけではないが乞われるような美女ではないし、好色爺に望まれているわけでもない。勿論ロックシールドの為に必要なら好色爺にでも嫁げるが、その好色爺すら存在しなかった。


 「いたらどうする?」

 「え?」


 部屋の前に到着し扉を開きながらベルトルドが問う。アイラは真面目に受け止め、瞳を揺らしながら答えた。


 「その方にご迷惑をかけるという意味で?」


 王の命令でそのような相手を探し出すのは可能だろう。けれどそうではないとベルトルドは首を振る。


 「私が君を妻に乞えば頷く?」


 思わぬ問いに瞳を瞬かせ、漆黒の瞳がベルトルドの碧眼を見つめた。


 「えっ?」

 「だから私が、君を妻にすると言ったら?」


 真面目な瞳がアイラを捉える。冗談ではないと知りアイラは盛大に眉を顰めた。


 「わたしが相手では困るのでは?」


 リレゴ公爵家の次男で、嫡男である兄に何かあれば公爵の位を受け継ぐ人だ。そうでなくてもヴィルヘルム伯爵位を継承するのは決まっているベルトルドが、それに相応しい妻を望んでいるのはアイラも彼自身から聞かされ承知していた。彼は情熱だけで突っ走るような人ではないし、別の意味で興味を持たれ突っ走られかけたが思いなおしてもらったのだ。アイラに恋心を持っているわけでないのもわかっている。


 「生まれの点で言えば遠慮するところだけどね。陛下の件を踏まえちょっと調べさせてもらったら、色々と都合の良い事が見つかった。総合的に見ると悪くないという結論に至ったのだよ。」


 いつの間にか壁際に追い込まれ長い腕に囚われてしまっていた。はっとして身を屈め抜け出すが長い足が余裕で追いかけてくる。部屋に入ったベルトルドは扉に隙間を持たせることなく完全に閉めてしまっていた。


 「陛下の事は偶然ですって何度言えばわかるんですか。」

 「どうだろうね。」

 「今夜は後宮へ行かれるそうです。」

 「果たして眠れるかな?」

 「眠れますよ!」


 アイラが側にいなければ眠れないというのは一種の擦り込みだ。ようやく訪れた睡眠のきっかけがアイラだったとしても、その後は本当に思い込み。アイラがいなければ駄目だという心の問題だ。けれどそれもいつか解決するに決まっている。王が後宮で眠った暁にはお役御免になるだろう。そうしたら前に買ったが日持ちの問題で食べてしまった焼き菓子を再度購入して故郷に帰る。ベルトルドの疑問も偶然で片付けられるのだ。


 「それなら陛下が後宮でお眠りになられなければ私の求婚を受ける?」


 再び長い腕に囲われ距離を縮められる。この場を逃れるために頷きたくなるが絶対に頷いてはいけないとアイラは歯を食いしばった。


 「持参金は必要ないし、君をただ一人の妻として大切にする。君が領民の為に急ぎたがっている森や道路の開拓の資金も援助しよう。」

 「どうしてそれを―――」


 資金の問題で少しづつしか進められていない事業だが、どうしてそれをベルトルドが知っているのか。戸惑うアイラとベルトルドの距離がまた少し縮められた。


 「結婚しても君を屋敷に縛り付ける気はない。リゲル殿が妻を迎え落ち着くまではロックシールドに居ても構わないし、陛下の不寝番を続けたければそれもいい。それに君のレース編みの技術を修道院の財にしてしまうのも惜しいと思うよ。あれだけの技術を習得するには時間がかかるだろうが、ロックシールドの領民に教えていけば女性たちの良い稼ぎにもなる。」


 持参金も必要ないし進めたい開拓の資金まで出してくれる。結婚してもすぐに一緒に住む必要もないなんて驚くほどの好待遇にアイラの警戒心が一気に高まった。


 「本当の目的は何ですか?」

 「知りたいんだ、君の秘密を。」

 「あれは本当にたまたまなんです。それが判明した時わたしはどうなるんです?」

 「それだけが目的の結婚ではないからね。結果がどうあれ妻として大切にするよ。」

 

 知りたがりのベルトルドが執着と同じ意味の興味を抱いているのは王を眠らせる不思議があるからだ。けれどアイラは物語に出てくる魔法使いでも医者でも薬師でもない。どうして王がアイラの胸で眠りに落ちるのかは分からなかったが、アイラ自身が何かをしているわけではないのだ。それが判明したらどうなるのか。捨てられるに決まっている。よくて愛人を囲い込まれるかだが、心がなくても愛人を持たれて気分がいいはずがない。


 「お断り―――」

 「するの? ロックシールドにとっては二度とない良縁だというのに。これまで世話になったゴルシュタット侯爵夫人もお喜びになるんじゃないかな?」


 断りの言葉にベルトルドの声が被せられる。彼の言うように確かに良縁だ、これ以上ない程の願ってもない良縁。けれど胡散臭い匂いがプンプンするのだ。唐突過ぎて頷ける訳がない。それでも返す言葉に戸惑っていると二人の距離はさらに縮まり吐息がかかるほどにまで迫っていた。いけない、このままでは唇が重なってしまうと逃れようとすれば、全身を使って行く手を阻まれる。

 

 「やめて下さい!」

 「返事が欲しいな、今すぐに。」

 

 冷静な判断など下せない。お断りしますと声を上げかけた所で、アイラはベルトルドの背後に人影を見つける。


 「いいかげんになさいましっ!」


 マリエッタが声を上げると、ぼふっとベルトルドの頭めがけて振り下ろされたクッションが破れ、真っ白い羽毛が空を舞った。


 「全くあなたという方は何度言えば自制して下さるのですかっ!」

 「娶るよ。」

 「ですから男爵家のお嬢様を―――えっ?」

 

 釣り上げられていたマリエッタの瞳が丸く見開かれる。


 「だからアイラ嬢を妻に乞う。それならいいのだろう?」

 「えっ、えっ、えっ?」


 白い羽毛が舞う中で唖然と開かれていたマリエッタの瞳が、やがて言葉を理解し三日月形にゆっくりと弧を描く。


 「まぁ。まぁまぁそうでしたの。わたしったらてっきり。嫌だわぁ、そうなの。まぁまぁそれならそうと一言おっしゃって下さっていればお邪魔しませんでしたのに。」


 破れたクッションを胸に抱いたマリエッタが直立した後で優雅に腰を折った。


 「それではお続きを。」

 「ええっ、マリエッタさんっ?!」


 失礼いたしますねと踵を返したマリエッタに追いすがろうとするが、一歩踏み出したせいでアイラはベルトルドの腕に容易く捕まってしまった。 







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