パラグラフ3
キミは水たまりを、助走をつけて跳び越えようと考える。
だがそれにあたり、重たい鎖かたびらと、冒険道具一式が入った大きな背負い袋が気になった。
これらの荷物をこの場に置いてゆけば、水たまりを飛び越えることは、だいぶ楽になるだろう。
ただし、鎖かたびらを脱いで置いていった場合、キミは以後の冒険で、身軽になって回避力に+1の修正を受ける一方で、防御力が0になってしまう。
対して、冒険道具が入った背負い袋を置いていった場合には、それによってどのような不利益が生じるか、予想もつかない。
キミが荷物を置いて行くか、そのまま跳ぶかを決定したら、[2D+AGL修正値]による判定を行なう。
荷物をすべて装備したまま跳躍を試みるなら、この結果に-4の修正を受ける。
鎖かたびらか背負い袋のいずれかをこの場に置いて行くなら、この修正は-2で済む。
両方とも置いて行くなら、修正はない。
なお、キミはここで「フィジカルエンチャント」の魔法を使うことで、自身のAGLを強化してから跳躍に挑戦してもよい。
この場合、MPを1点消費して魔法を行使することで、AGL修正値に+1のボーナスを得る。
この魔法の効果は、このパラグラフを終了するとともに、消滅するものとする。
これらの修正をすべて加味した上で、[2D+AGL修正値]を行なった結果が3以上だったなら、パラグラフ6へ。
2以下だったなら、パラグラフ7へ。