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パラグラフ19
毒針に塗られた即効性の毒が、キミの体内を容赦なく蝕んでゆく。
キミはそれにより、眩暈、吐き気、腹痛、頭痛など、あらゆる体調不良に見舞われることとなった。
キミはたまらず、部屋にあるベッドに倒れ込む。
ベッドに横になったキミの耳には、苦しみに喘ぐ自らの吐息の声ばかりが、騒々しく聞こえてくる。
キミは即効性の毒の効果により、HPを直ちに[1D+1]点、失う。
このHP喪失に対しては、キミの回避力も防御力も、一切何の助けにもならない。
ただただ、キミの強靭な生命力のみが、キミが生き残れるかどうかを支える、唯一の防壁となる。
この結果、キミが死なずに生き延びたなら、パラグラフ20へ。




