決闘!!
「逃げ出すなら今のうちだぞ。」
完全になめてるガイが刃に言う。
「誰が、逃げるって?絶対じっちゃん達に謝ってもらうからな」
そこにレヴァンティンをもって刃に近寄るユウ。
「刃、これ使いなさい。練習にもなるしね。
ただし、峰打ちのみよ。」
「わかった」
剣を受け取って数度振る。
「ではここは公平をきしてレオンさんに立ち会いをおねがいしますね。」
「ユウ様!?・・・わかりました。 いいか二人共、殺すのはなしだ、ただし戦闘不能と判断したら負けだいいな。」
「「いいぜ」」
「では、はじめ!!」
掛け声と同時にふたりは距離をとりそれぞれ構える。
刃は半身に構え左手の剣は前に突き出し、右手の剣は方の位置まで引き水平に構える。
対してガイの構えはフェンシングのような構えだった。
先手はガイが動いた。やはり突き主体の連撃だった。
武術の心得がない人は見ると一度しかついたよう見えないが実は五回突いてるほどだった。
「はぁっ!」
しかしそんな突きを刃は軽く剣で捌き、逆に
横薙ぎの一閃をぶつける
「セイ!」
ガイはそれを剣では受けずしゃがんで避け下から上へ突きを繰り出した。
しかし、刃はバク転でかわして距離をとる。
「やるな、こいつ」
「ふん、へなちょこかと思ったがちょろちょろと動くやつめ。だがこれで終いだ」
ガイは剣を持ってない方の手に魔力を込め始め魔術を放った。
「ダークショット!!」
黒い魔力の塊の光弾が刃にむかって飛んでいく。刃は一瞬驚くが直ぐにそれを交わした
「おわ!?」
「ち、よけたか。だがいつまでよけてられるかな。」
次々とダークショットを撃つが全部よけていく刃。
「ふん、かるいかるいこんなの。」
ぴき!ガイがとうとうキレた。
「なめんなぁ、絶対あてる!ダークショットグレイヴァ!!」
新たな魔術を放ったガイ。さっきのダークショットは単発だったがこの魔術は数が20発ほど出現し、放たれた。しかしそのうちの一発が遠くに離れていたメイドらしき女の子に向かっていった。




