混乱
その時、村から大きな音がな爆発音が聞こえてきた
『な、なんだ!?』
あたりを見回すと村から煙が上がっていた。
「とりあえず一旦村に戻ろう」
俺はみんなにそう言うと即座に駆け出した。
なんか良くないことが起こってる気がしてしょうがない
村につくと、魔物が村を襲っていた。
くそ、一体どうなってる!
大人のエルフは武器を手に取り、応戦していた。
大人エルフの後ろにはまだ子供のエルフ怯えた顔で隠れていた。
俺達が、駆けつけた事に気づいた大人と子供のエルフが安堵した顔をする。
よかった、みんな無事みたいだ。
・・・ヤバイ!子どもたちの後ろの茂みから魔物が二体いる!
エルフたちはまだ気付いてない
剣じゃ間に合わない、くそ!間に合え!!
「フリージングアロー!!」
俺は四本の氷の矢を出現させて放った。
氷の矢はすごいスピードでエルフたちの横を掠めていき、その直後二体の魔物から大きな悲鳴が聞こえてきた。
二体とも二本ずつ氷の矢で頭と胴体が抉れて即死しその巨体はドスンと大きな音を立てて倒れた。
よかった、まにあった。
エルフたちはやっと状況が掴めたようで、驚愕していた。
「そこの人!子どもたちに怪我はない」
「あ、ああ。大丈夫だ。ありがとう」
「それより、何が起きたんだ?誰かわかるやつはいるか!!」
「いや、それが我々もなにがなんだか。いきなり里に魔獣が現れて狩りだたされたから全くわからないんだ。君たちこそ何か知らないか?」
大人のエルフたちも状況が把握してないみたいだな
「俺達も、森の結界が以上がないか見に行ってたんだが特に問題がなかったんだ。一通り調査したときに大きな爆発音が聞こえてきたからこっちに向かってきたんだ。
それより、リジュや長たちはどこにいったんだ?見当たらないんだけど」
辺りを見回しても二人が見当たらない
「長なら俺達に、指示した後に大霊樹の間に向かったよ。そのときに女の子もついていってたの俺見たよ」
年若い青年のエルフが思い出したかのように教えてくれた。
嫌な予感がする。
「大霊樹の間はどこにあるだ!」
「長の家と反対方向の里の端に巨大な切り株があるんだ、その根本に地下に行く入り口がある」
俺は、エルフの話を聞き駆け出していた。
「わかった、あんたたちは早く避難してくれ!どうにも嫌な予感がする!長たちのことは任せろ!!」
輝力を体中にみなぎらせる、今は一分一秒も時間がおしい。
少し落ち着いたので復活です




