3人で・・・
しばらく抱きしめてくれた2人がそっと離れた。
『落ち着きましたか?刃さん?』
『落ち着いた?刃くん?』
レティとリジュが同じように聞いてきた。
『ああ、2人のおかげで元気でたよ。
ありがとう、リジュ、レティ』
2人には感謝しても仕切れないな。
『さぁ、明日も学校があるし早く寝たほうがいいですね。』
『そうだね、刃くんも早く寝なきゃ』
『うん、そうだな。
今度はじっくり寝れそうだ。
じゃ、おやすみ。
2人とも』
もう少し一緒にいたいがその通りだし、寝なきゃな。
俺がソファから立ち上がろうとすると2人に手を掴まれた。
『へ?どうしたの?』
『どこに行くんですか?刃さん』
『そうだよ、刃くん』
『いや、自分の部屋に戻ろうかと思って』
『刃さん、今戻るとガイさんたちを起こしてしまうかもしれないですよ?』
『そうそう、ガイ様たち起きるかもしれないしダメだよ』
『えっと、それじゃ俺どこで寝ればいいのさ?』
『なので、私の部屋で3人で寝ましょう。刃さん』
『レティさん、ナイスでグットなアイディアだね♫』
レティは顔を真っ赤になりながら、提案してきた。
それに、速攻で賛同する、リジュ。
なに?その見事な連携は?
しかし、ちょい待て2人とも。
『まてまて、それはまずいだろ。
婚約者とはいえ、一緒に寝るのは早すぎるだろ』
『いいえ、刃さん。
早すぎることなんてありません。
婚約者ですもの、一緒に寝ても問題ありませんわ』
『そうだよ、刃くん。
一緒に寝ても問題無いよ』
え〜、異世界はそういう風習なのか?
『それに、刃くん。
まだ離れたく無いって顔してるし、それならレティさんの部屋で一緒に寝るほうが私はいいと思うよ』
悪戯っぽく微笑むリジュ。
『はぁ、ばれてたか。
わかった、一緒に寝よう』
こうして、俺たちはレティの部屋に戻った。
しかし、レティの部屋で驚かされた。
『レ、レティ・・・・・・
このベットサイズはどういうこと?』
『そ、それは。
バルトハートが婚約祝いだと言って用意してくれたものなの・・・』
顔を真っ赤にさせてレティは言う。
あの先生はなにを考えてんだ?
『とりあえず、早く寝よう刃くん、レティさん』
そういうと、リジュは顔を赤くしながらベットに潜り込む。
『そ、そうですね。早く寝ないと寝る時間なくなっちゃいますし。
さぁ、刃さん早く寝ましょう』
そういうとレティは俺の手を引いて一緒にベットに入った。
ベットに入ると俺の右手側はリジュ。
左手側はレティがいて、真ん中に俺の位置になった。
『ドキドキするね、刃くん、レティさん』
『そうですね、リジュさん』
『うん、ドキドキする』
まずい、かなり恥ずいんですけど。
うぅー、緊張するー
『ねぇ、刃くん。
苦しく無い?大丈夫?』
『あ、ああ大丈夫だよ。』
『じゃ、もう少し引っ付いていい?』
リジュの握る手がキュッとしまった。
『いいよ』
リジュはそういうと俺の腕に抱きついてきた。
リジュの豊満な胸が形を崩しながら俺の腕を飲み込んでいく。
まじっすか!?
『刃さん、私もいいですか?』
『う、うんいいよ』
レティも俺に絡み出した。
リジュよりその豊満な胸が反対側の腕をまたしても飲み込んでいく。
しかし、リジュの胸とは段違いの柔らかさで包まれていく。
しまいには足まで絡ませてくる。
ヤバイ!肌がすげーすべすべだ。
『あ、あの2人とも?すごい近いんだけどそれに胸とかいろいろ当たってるんですけどいいの?』
『だって、もっと近くにいたかったんだもん』
『もっとあなたに触れたかったんですよ、刃さん』
『俺も、男でその、色々我慢の限界があるんだけど・・・・』
『いいですよ、我慢しなくても』
『レ、レティさん!?』
レティが誘惑してくる。
『刃くんが我慢できないように私たちも我慢できないんだよ?』
『りりりり、リジュさん!?』
リジュも誘惑してくる。
『『刃くん、刃さん、キスして欲しいな』』
2人は目をつぶり、キスを待ち受ける。
『わかった、もう我慢しないからね2人とも』
『んぅ・・・んぁ・・・刃くぅん』
『ちゅっ、ちゅっ、はぁー、んぅ〜。
刃さ〜ん』
ヤバイ、キスがすげー心地いい。
『『刃くん、刃さん、もっと〜♫』』
『しょうがないなぁ、満足するまでやめないからなぁ』
はぁ、今日は完全に寝不足になるだろうなぁ
こうして、リジュとレティのいちゃつく時間が過ぎていった。




