実食
皆の前にはお好み焼きとスープとご飯が用意されている。
そう、いわゆるお好み焼き定食だ
『さて、皆の分はそろったかな?』
『ええ、そうですね
ではみなさんいただきましょう♪』
『いっただきま~す』
レティさん達以外はいつもの挨拶をした。
レティさんは不思議そうに聞いてきた。
『それはなんですか?』
『俺がいた世界のご飯を食べる前のあいさつですね。
食材に感謝をこめていうんです』
レティさんたちは感心しているようだ。
おなじようにいただきますを皆してくれた。
パクッ!
『おいしーい!』
みんなが一口食べると次々と笑顔になっていった。
弟子の人たちも喜んでくれている。
キュアやレティさんも箸が進んでいる。
よかった、気に入ってくれたみたいで、俺も早く食べよう。
モグモグ
『うん、いい感じに出来てる♫』
レティが食べながら聞いてくる。
『刃さん、これはなんていう食べ物なんですか?』
モグモグ。
『えっとね。この鉄板で焼いたものがお好み焼きと言って俺がいた世界の料理なんだ。』
パク
モグモグ
『基本は小麦粉を出汁で溶いたものに野菜を入れて肉を入れるかなぁ。
応用としては海鮮物とか入れてもうまいよ』
パクパク
『本当、すごく美味しです』
あ、レティさんのがもうすぐ無くなりそうだな。
さっきよりペースを上げて作った。
『はい、どうぞ』
1枚、レティさんによそった。
『あ、ありがとうございます。刃さん』
楽しんでくれてなによりだ。
『ふふ、レティさん、動かないで。』
ふとレティさんの頬を見るとソースがついてる。
俺は、ついリジュみたいに親指でソースをぬぐって親指をなめてしまった。
レティさんはされたことに数秒時間がかかり顔が真っ赤になってしまった。
リジュには軽く睨まれながら、食事は楽しく終わりを迎えた。
仕事が忙しくて、なかなか、アップできなかったのですがこれからまた上げていきますのでよろしくお願い致します。




