学園序章
リジュと婚約関係となってから数日が立った。
その間に俺は、ガイとレオンさんから魔法の基礎を教えてもらった。俺には輝力と魔力が備わってるらしく。結論から言うと魔法が使えた、とりあえず初級だけど。
レオンさんが言うには才能があるらしい。
基本魔法を使うには詠唱が必要らしく、俺が詠唱よくわからなくてイメージで魔力なるものを流してみたら詠唱なしでぶっ放したもんだから皆びっくりしてた。
そんなある日、じっちゃんから王立イリーフィント学院なる所にいけと言われた。話を聞くとどうやら騎士や戦士や魔法使いなどの育成する学校みたいだった、どうやらガイも学院にかよっているらしく。
今までは、学院が休みで城にもどっていたらしい。そして、明日学院に戻るので俺もその学院に通え都のことらしい。
「そんなわけで、明日からガイと一緒に学院にかよえよ 学院にはシルフィーとレオンに頼んで入学できるように頼んでおいたぞ」
「いやちょっとまて、勝手に話を勧めんな じっちゃん」
俺はまったをかけた。
別に学院にいかなくても城にいて修行もできるだろうと思っていたからだ。
「いいや、待たね 学院には各大陸の王族や貴族の生まれのやつとかがいてるからそいつらと人脈をつくってほしいしな、お前には魔法や剣の実践経験が全然足りねぇ、いろんな種族がいる学院は経験を積むには持ってつけなんだ」
「それはそうかも」
経験か、確かに俺はばっちゃん・じっちゃん・ガオ・ガリウスとしか手合わせしたことがない。
「だから、お前は学院にいくべきなんだ 心配するな、俺とユウはそこの学院で教師をするし、リジュとミルクはお前専属のメイドで連れて行くから、ちなみに寮生活になるぞ」
「はぁ!? リジュたちも一緒なのか?」
俺は呆れた、このじじいの行動力に・
この、ニヤついてる時のじっちゃんは何をいっても聞かないのを俺はしってる。
「リジュもこの話は聞いてたか?」
「はい、昨日マオ様から聞きました。」
リジュにも聞いてみたらどうやら先に聞いててもう準備はおわってるらしかった。
「はぁ、わかったよ ちなみに学院は強い奴はいるのか?」
俺は諦めて、じっちゃんに聞いた。
「おう、ガイの話では強い奴はゴロゴロ居てるみたいだぞ」
じっちゃんはガイのほうを向いた。
「ああ、たしかに強い奴はいるぞ 修行にはもってこいの場所だ」
ガイみたいに強い奴がいるのか、ちょっとそれは楽しみだ。
その後、学院の話を色々聞き、次の日を迎えた。




