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ちび☆兄弟#闇編

昨日、柊が小さくなった事件でたった三人のみがその姿を目撃した。その後ももう一度、と頼みこむものの「めんどくさい」「どうせイジメんだろ」と断られてしまった。もうあのちびラギは拝めないのか…と思っていたら


フェイス「俺たちなら良いだろー?」

柊「俺を見かけない時点で縮んだと気付かれるだろ、焔に見つかったらどうする」

士道「焔が居ない時に…」

柊「滅多に無いだろうが…」

フェイス「良いじゃんケチだなぁー」

柊「おま…あ、良い事考えた(ニヤァ」


薄気味悪い笑みを浮かべた柊に「黎明(明け方)に此処に来い」と言われ首を傾げるも、夜中から明け方にする柊の悪戯は面白いモノと決まっている。従っておく事にした。


黎明、家の屋根に集合してから家に入る。明け方は誰も起きない時間帯のため悪戯には絶好の時。

薄ら笑いを浮かべたままの柊に手招きされ、闇の部屋へと侵入する。


士道「ばれないのか?」

柊「大丈夫、敵の匂いがしない限りこの時間では起きないから」


そう言っておもむろに印を組み、寝ている闇に呪を込める。理解していない様子で見つめる2人に、俺の小さくなる能力を呪いにしたものだ。朝7時頃には縮んでる。と説明した。成る程、それは面白そうだ…


朝、呪いをかけられた本人は絶望していた。体が縮んでいる、何だこれは。


闇「………み、認めない…」


声を震わせそう呟く、自分が縮んでるなんて…知られたら絶対にタダじゃ済まされないだろう。獣に化けてみても大きさは変わらない。


闇「……これは…絶望的だ……」

イタク「闇ーそろそろ起きろ、飯出来たぞ」

闇「!!」


待て、今ばれたら、死ぬ。


闇「…少し待ってくれ…寝起きでまだ動けない……」

イタク「ん?大丈夫か、下まで抱えてってやろうか?」


いや、嬉しいんだが今は…


闇「あの、まだ着替えてないから…」

イタク「着せてやるよ、入るぞ」

闇「!!ちょ、まだ待ってくれ」

イタク「何だよ着替えなんて、いつも俺の前で着替えてるだろ」

闇「や、その…;」


どうしよう、腹が痛いと言えば飛んでくるし…鍵が付いてると言えば破壊するし…怪我と言えば怒られるし…← 仕方ない、か…畜生


闇「い、イタク…周り誰も居ないか?」

イタク「?ああ、そうだが」

闇「…騒ぐなよ?」

イタク「お、おう」

闇「………入ってくれ」


今日の闇は何故かおかしい、俺が中に入るのを酷く躊躇っているらしいが…大丈夫か?心配しながらも中に入ると闇の姿はない。影に入りこんだのか、透明になったのか、どちらもあり得る……;;; と、下の方から声がした。


闇「………イタク…」


くいっと弱い力で袴を引っ張られる。驚いて下を見れば…NANIKORE((


イタク「え、は……闇…?」


半信半疑で尋ねると不安そうにコクリと頷く、…なにこれ……すこぶる可愛い((

悶絶しそうになるのを必死で抑える。その間も闇は落ち着かず、すがるように袴を握りしめ見つめてくる。やめろ、それやめろ、キュン死にさせる気か←

驚かさぬようゆっくり腰を下ろしおどおどしている闇を手ですくい上げるように持ち上げる。


イタク「…手の平サイズか、随分ちっさくなったなぁ…一体どうした?」

闇「……あ、朝起きたら縮んでて…原因は、…解らない……」


パニックになっているらしい、目が少し潤んでいる。


イタク「落ち着け、大丈夫だすぐ戻るだろ」


包むように胸元へ抱き寄せれば必死にしがみついて、どうしよう、どうしよう、と訴えている。

皆に知られた時の対応に困っているのだろう。俺も一緒に考えたものの、良い案は浮かばず知られたら俺が説明する。という事にした。


イタク「とりあえず下行って飯食うか」

闇「…うん」


肩に座らせ階段を降りる。まぁそれは見逃しそうで、それでも視力の良い妖怪なもんだからちゃんと気付くもんで。


焔「イタク様、主様はいらっしゃいましt…え!?ちょっ、主様!!?」

イタク「あー朝起きたら縮んでたらしい」

焔「さ、左様で…おいたわしや大丈夫ですか?」

闇「……ああ」


焔以外の者も皆同じ反応をした。士道とフェイスはなんとか誤魔化したが、柊はやはり慣れている。さらっと知らんぷりをした。


イタク「柊んとこなら大丈夫か、飯とってくるから闇頼んだ」

柊「おう、…にしても珍しい事もあるもんだなぁ」

士道「触らせろよー」

フェイス「俺噛まれたんだけど…」

闇「縮んだ途端慣れ慣れしい」


頭を撫でようとしたフェイスの指には4つの穴、噛まれて血が出ている。

士道や柊も挑戦したがやはり噛まれ、柊に至っては指を喰い千切られた(


士道「いてーよ闇ww」

柊「…俺はどうすんだよ(こいつ気付いてないのにw)」


他のメンバーも挑戦したがやはり噛まれた。竜牙は渋々許してくれたが、懐いているのはイタクのみらしい…このバカップル(皆の声)


イタクが戻れば戻ったで肩によじ登り首にくっついたまま離れようとしない。ちょっかいを出すとイタクが阻止してくる。柊達的にはいじめたかったがまぁ光景的に面白いから良いやという事に…


柊「せめて竜牙は良いだろww息子なんだし」

闇「……」

イタク「柊知らないな、竜牙の裏の顔を…」

柊「……え…あいつ11歳だろ…」

闇「…見た目はな」

イタク「中身は…俺よりSだから」

柊「え…どんだけどS…」


なんやかんやでちび闇も元に戻ってしまった(ネタがない


闇さんキャラホーしてデレデレに見えるけどいつもあんなんよ!!いつもご主人様にはデレデレよ!!!((

怪我と言えば怒られるってのは前にイタクに「次怪我したら構ってやんね」と言われまして← ご主人様大好きなワンちゃんにはキツイ一言だったんでしょうねぇはい。


ちび☆兄弟!終了です!!!リクエストあれば同じキャラや別のキャラでも書きます!!

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