表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

hit me.hold me.

「目を閉じなさい」貞子がいった。「あなたが毎日みている物は全てが幻覚よ。カレーライスはママがつくった幻覚、アイホンはスチーブが作った幻覚、電球はエジソンが作った幻覚。信じるのよ、私の怨念の強さを。故郷に帰ったらお金もマカロニも関係ないのよ。タイムマシンもタクシーもいらない。」

ゴリラは答えた。「ゴリゴリ」

貞子は続ける。「愛しなさい。信じなさい。愛より強い念はないのよ。」

ゴリラは貞子を抱きしめた。貞子のハナクソを投げつけた。

貞子は命令する。「さあ、目を閉じなさい。」

ゴリラは目を閉じた。闇のなか、パトカーがやってきてランプが点滅しはじめた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ