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「ビル遺跡の深層に眠る旧世界の兵器」  作者: nekorovin2501


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2/2

【第2話】 無料10連で出たもの

画面がキラキラと輝き、派手なエフェクトが部屋を埋め尽くす。

【初回無料10連ガチャ スタート!】

ピカピカの光が渦を巻き、10個の宝箱が一斉に浮かび上がった。

俺は息を止めて、画面を凝視する。

一つ目が開く。

【Nランク 鉄の剣】

……普通の剣かよ。

二つ目。

【Nランク 回復ポーション(小)×3】

まあ、序盤アイテムだよな。

三つ目、四つ目……次々とNやRランクのしょぼいアイテムが出てくる。

「くそっ、無料だからってハズレ連発か……?」

五つ目でようやく変化。

【Rランク 魔力回復ポーション(中)×5】

ちょっとマシになった。

でもまだまだ。

六つ目、七つ目……Rが続く。

八つ目で――

【SRランク 自動防御バリア発生装置(小型)】

おおっ!?

説明文をタップ。

『装備すると、自動で低威力のバリアを展開。物理・魔法攻撃を一定量軽減。魔石充電式。耐久値:100/100』

これは……ゴブリンの群れ相手なら十分生き残れそう!

九つ目。

【SRランク スキルカード:鑑定(Lv1)】

鑑定!? 異世界の定番チートスキルじゃん!

説明:『対象の詳細情報を確認可能。レベルアップで精度向上』

マジで神引きじゃねえか……!

そして最後、十つ目。

画面が一瞬暗くなり、特別な金色の光が爆発。

【SSランク 限定スキルカード:アプリ管理者権限(初期)】

……は?

詳細を開く。

『本アプリの管理者として、以下の権限を付与します。

・ガチャ排出率の微調整(1日1回)

・アイテムの魔石変換機能(低確率)

・今後のアップデート優先適用

※権限はアプリの進化に応じて拡張されます』

俺はベッドから転げ落ちそうになった。

「管理者権限……? 俺がこのアプリのボスになったってこと?」

頭が追いつかない。

でも、確信があった。

これで、俺はただの底辺冒険者じゃなくなる。

スマホを握りしめ、深呼吸。

まずはこれを活かす。

スキルカードを「使用」すると、頭の中に情報が流れ込んできた。

鑑定Lv1が発動。

視界に文字が浮かぶ。

【スマホ(旧世界遺物)】

状態:魔石充電中(残り充電率:28%)

特殊:異世界対応ガチャアプリ搭載

管理者:レン(登録済み)

次に、自動防御バリア装置。

手のひらサイズの金属ディスクが出てきた。

スマホの画面に「装備」ボタンがあるのでタップ。

ディスクが俺の胸元に吸い寄せられ、服の下に収まる。

試しに壁に軽く拳を叩きつけてみる。

――ピン!

薄い青い膜が一瞬張って、衝撃を吸収した。

「すげえ……本当に動く!」

興奮が止まらない。

でも、ここで冷静になる。

このスマホとアプリは、まだ表層のビル遺跡で拾っただけ。

下層に行けばもっとヤバいものが出てくるかもしれないけど……今はこれで十分。

まずはこれを使って、金を稼ぐ。

ネオ・スラムの冒険者ギルドに登録し直し、表層のゴブリン討伐クエストを複数受注。

一人で回れる量を増やせば、報酬が跳ね上がる。

「よし……明日から本気出すか」

スマホをポケットにしまい、ベッドに横になる。

でも、目が冴えて眠れない。

画面をもう一度開くと、新たな通知。

【管理者特典:翌日ログインボーナス予告】

『明日のログインで、特別ガチャチケット1枚プレゼント!』

……マジか。

これは、止まらねえ。

俺の冒険は、ここから始まる。

第2話 終わり

(次回、第3話 「ギルドで初仕事、そして異変」)

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