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空白

作者: 甘味屋之

お読みいただきありがとうございます。

この物語はあくまでフィクションであり、私一個人の勝手な妄想です。現実の物とは関係ありません。

今日も私の心には灰色の雲がかかっている。

もちろん心の中でも空のように雲が流れて晴れることもある。

だけどここ数日は黒味が強い分厚い灰色の空ばかりで飽き飽きしてしまったところだ。

この雲が自分の心理状態を表しているのは知っている。幼い頃から嫌という程知っている。

小説を書くことで少しは晴れ間が見えると良いのだが、それはまた巡り合わせか。

これはそんな私から見る世界とそれを少し彩ってくれる人達の物語。


さて、まずは何から話していこうか。

私のこと?まあそれはまたゆっくりと話したい時に話していくよ。

でもまあ軽く自己紹介はしようか。名前は美羽(みわ)とでもしておこうかな。世界に羽ばたける美しい羽が欲しいからなんて陳腐な理由でつけただけなんだけど。キラキラネームの割には気に入ってる。

性別は女性。

年齢は伏せておこう、自分でも何歳か分からないが人生は2週目だと思ってる。

好きな物は、なんだろう?これといって趣味は無いが可愛いものは見ているだけで心が満たされる。

嫌いもな物はお風呂。こればかりはどうやっても好きになれない。もちろん全く入らない訳じゃないし、夏場はさすがに毎日入るから衛生面は心配なさらず。ただ身体が水に濡れる感覚がとても嫌いなのだ。これが温泉とか特別な空間になると少し和らぐのが不思議なのだが。

おっと少し話しすぎたようだね。では本題に入るとしよう。


今日話したいことは、タイトルにもあるように灰色について。これを聞いて読んでいる貴女方は何をイメージするだろう。ネズミやどんよりしたイメージを持つ人が多いのだろうか。私は後者のイメージが強い。なぜこれについて書いたのかと言うと、今まさに私の心が灰色だから。理由は自信の喪失。原因は様々でこれといって大きさに差は無いが、仕事という物は心に占める割合が大きいのは事実だ。

灰色は黒くなることも白く明るくなることもできるどっちつかずの色。

はてさて、私の心はどっちに転ぶのか。まあせいぜい黒くならないように気をつけはするのだけど、どこに黒い闇の穴が口を開けて待っているか分からないからね。皆様もくれぐれもお気をつけて。そこの案内人は案外ネズミだったりしてね。

だとしたら灰色のイメージとしてネズミも思ったより近いのかもしれないな。

お読みいただきありがとうございました。

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