こんなことってある??
ドン
「すいません。」
ん?「あー!あの時の今度こそ勝ってやるリベンジだ!あっ!?」
え、まって?高宮ちかえじゃねーの????
なんでこんなところにいるんだ?こいつ非オタだろ???
「こちらこそすまない。帽子を深く被ってるせいで前がよく見えてないんだよ。」
あ、帽子がとれてることに気づいていらっしゃらないのねそれならバレないうちに俺は逃げなきゃ!
高宮ちかえは帽子を深くかぶり直そうと頭にてをやるがそこに帽子の感触はなくそこにあるのは自分の頭だけだった。
「うん??????帽子どこにいった?!!!」
ヒー!気づいちゃったのね、なら僕はさっさっと行かせてもらいます!!
はやとはその場からいや、その場どころかゲーセンから逃げようとしていた。しかし逃げようとするのが遅かった、後ろから肩を捕まれ逃げ遅れたのだ。
さ、最悪だ。どうしよう。
「成田はやとくん。少しいいかしら?」
さっきまでの男口調はもうやめるのね。
はやとは高宮ちかえにつれられファミレスカストにいた。
「さて、これからあなたをどうしようかしら。私の秘密を知られた以上口止めなり何なりとしないといけないのだけれど。」
「俺が見なかったことにするってのは?」
「却下にきまってるでしょ?そんな口約束拘束力が皆無だは。」
「ていうか、ちかえオタクだったのな。俺の告白を断った理由がオタクは嫌いだって言ってたくせにww」
「あなた死にたいのかしら?今のあなたにそんな冗談言ってられる余裕があるとでも?別にいいのよ?あなたがオタクだってことを言いふらしても」
「すんませんした。それだけは勘弁してください。」
はやとは謝っているが言い返すための良い手を思い付いていた。しかしそれがまた自分の首を閉めるとは知らずに。
「そんなこと言ったら俺だってお前のことを言いふらしても良いんだぜ?これで同じ土俵だろ?」
「あなた私に告白しているのよ?」
「それがなんだっていうんだ?」
「バカね。そんなの皆が聞いてもフラれた腹いせに言いふらしてるとしかとられないわよ?それに私は学校では完璧少女として通っているのだから誰も信じないは。」
「そんなのは俺も一緒だ!とういか似たような立場だ!」
「残念。私はあなたの写真撮ってあるの。音ゲーを全力でやっている姿を。こんなことがあってもいいよに。」
「な、。じゃー俺はなすすべなしかよ。」
「そういうことよ。これでわかったでしょ。あなたは私より下だって言うことを。」
「で、俺は何を約束すれば良いんだ。」
「飲み込みが早くて助かるは。あなたしばらく私の犬になりなさい。」
?ちょーとなにいってるかわかりませんね?
犬っていった?この人俺に犬になれっていったよね?
「バカなの?」
「何を勘違いしてるのかしら犬と言ってもただ私があなたを監視できる距離にいなさいってことよ。」
「あ、なるほど。クラスが違うけどそれはどうするんだ?」
「私がそっちに行くは。」
「そんなことできるのか?生徒会長をなめないでくれる?」
次の日
俺の犬生活が始まるぞ(*^O^*)
そんな気分でいられればどれだけ楽なことか俺としては地獄の始まりだ。
はやとはいつも特に何を考えるでもなく登校するだけであったが今日はそうもいかない。ちかえの犬になっていたからだ。
そこに一人の男がやって来る。おなじみのまさとだった。
「よ!はやとどうした?悩んでるような顔して?昨日のことか?」
「まぁ昨日のことといわれれば昨日のことなんだけど。」
「おー。そうか、元気出せよ!次があるって!むしろオタクのこと付き合えば?」
「いや、今はそれどころじゃない。ちかえのことで頭が一杯だ。」
「なに言ってんだおまえ?フラれただろ?」
「そういう意味じゃない。まぁとりあえず気にしないでくれ。ただの独り言だ。」
「おう。そうか。とりあえず頭大丈夫かとだけいっとくよ。」
「それはどーも。」