仲良し?な二人
?「・・・・エースくん。」
エース「ん?」
?「そろそろ移動しないか?」
エース「ん~。 もうちょい待って。」
?「・・・いや、もう結構待ってるんだが・・・」
あれから、エースくんは部屋にあったお菓子と
自分が持ってきたお菓子を食べ始め、
30分が経っていた・・・。
エース「ほんとにあとちょっとだから。 よかったら食べる?」
?「いや、大丈夫だ。 早く食べなさい。」
エース「そんなこと言わないで、一緒に食べようよ。」
?「私はお菓子なんてものは一切食べない。 私の口に合わないからな。」
エース「え~ お菓子が可哀想だ。」
?「・・・・・。」
エース「ねぇ。 これ食べてみてよ! 絶対美味しいから!」
?「いや、だから。 いらないって言って「いいから!!! ほら、あ~ん。」
?「っ!!!」
エース「どお? 美味しいでしょ?」
?「・・・・・・・・・・・・・うん。」
エース「えっ? なに?」
?「うん。」
エース「うん。じゃなくて! 言葉にしないと分かんないでしょ?」
?「・・・美味しい・・・です・・。」
?「なんだ? この沈黙は・・・」
エース「はははは・・・・」
?「なにを笑ってるんだ。」
エース「やっと素直になった~ 実はずっと食べたかったんでしょ?」
?「そんなことはない!!」
エース「へぇ~・・・・・・・・。」
?「・・・・・。分かりました! ずっと食べたかったです!!」
エース「じゃあ、素直に言えたご褒美に。 このお菓子あげるよ(笑)」
?「こんなには、いらないよ。」
エース「俺にはまだいっぱいお菓子があるから。」
?「じゃあ、もらっておく。」
エース「これでやっと一緒に食べられるね~」
?「なぁ。 本当にそろそろ行こう。」
エース「はいはい。 行きますよ。 はい、あ~ん。」
?「もぐもぐ・・・。 ごちそうさま。 よし行くぞ!!」
エース「へ~い」
こうしてなんだかんだで
1時間を費やしたお菓子騒動
やっとのことでエースくんを動かすことができた・・・。
結局
この部屋を出たのは、[1時間15分後] だった。