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絶響機動シャウティア(旧)  作者: 七々八夕
開花/制圧戦
18/21

予備知識3:アニメ「絶響機動シャウティア」6話~13話あらすじ

■第6話「レッド・ガーディアン」

 新たな矛・シャウティアを携え、プレイスはいよいよ制圧戦を開始する。シオン、レイア、アヴィナの3人で構成された日本支部遊撃部隊はまずブラジル支部へと向かい、現地の部隊と合流する。

 シオンはひとまず地形などを知るため、レイアと共にAGアーマーを用いて散歩をする。その途中のジャングルの中で、二人はエイグを守り神だと信仰するブラジルの先住民族と出会う。

 そこへ、そのエイグの捕獲を狙う連合軍の偵察部隊が出現。シオンは急いでシャウティアに乗って再臨し、彼らを守って見せた。

 その後、守り神に似た存在から現れたシオンは天の御使いのようだと言われ、それを利用して『守り神には決して触れない』ことを約束したのだった。


■第7話「ファースト・ステップ」

 彼らがそうしている間、連合軍内でも動きがあった。上層部の会議では、『ある国』に戦力を集中させるという案が出ており、決定されるのも時間の問題であった。

 フェーデ・ルリジオンからその話を聞かされた『ブリュード』は、苦い顔をするだけであった。正確には、ゼライド・ゼファンのみだが。

 一方でシオン達の方は、偵察部隊を退けたことはすぐに知られ、ブラジル支部に連合軍の影が迫っていた。彼らは第3遊撃部隊を基幹として、これを軽く退けた。


■第8話「フーリッシュ・ソルジャー」

 南アメリカでの任務を早々に終えた彼らに休息の暇はない。日本支部遊撃部隊はすぐにメキシコ支部へと向かった。

 疲労感に苛まれながらもメキシコの制圧を完了したシオンは、僅かな休息の中で、発展途上国の象徴とも言える荒れた街の中を歩く。そこで出会った少女に『家族が連合軍に連れて行かれた』という話を聞き、シオンは再び戦意を燃やす。

 誰かの為に戦うことを馬鹿にされながらも、その夜シオンは仲間と共にアメリカ基地を襲撃、戦力の8割を削り取ったのである。


■第9話「クレイジー・ファイターズ」

 シオンの作った流れに乗り、北アメリカの制圧も一気に完了した。

 オーストラリアやアフリカの制圧も進む中、中国にいる連合軍が遂に動き出す。彼らは一瞬で韓国支部を壊滅させ、そのまま日本支部へと強引に進軍する。

 最も憂慮していた事態に陥った日本支部は、しかし一切焦ることなく部隊を出撃させる。大量の時間を持て余していた彼らは、ヴェルクの改装を一挙に行っていたのである。

 隊長代理に任命されたシエラはぎこちなくも、姉と同じように頼もしい指揮を執り、連合軍を撤退させた。


■第10話「ディスアピア・リーグ」

 アメリカを制圧したシオンらは、ロシアや中国を無視してそのまま連合軍本部であるスイスへと向かった。

 多くの部隊と合流し、苦戦しつつも国連本部を制圧した――はずだった。

 もぬけの殻となっていた施設の中には、レコーダーが置いてあるだけだった。それに録音された内容は、『現時刻を以て国際連盟は国際連合となり、本部をニューヨークに移す』というものだった。

 気付いた時には既に遅く、制圧したはずのアメリカは一瞬で奪い返される。

 怒りに震える彼らの耳に届いたのは――『ブリュードの緑野郎(ゼライド)の反乱』だった。


■第11話「ハウトゥー・ビリーヴ」

 プレイスの戦力の7割がアメリカへと向かい、スイス戦以上の大規模戦闘が展開された。

 その中でシオンはゼライドと再会し、反乱の理由が「本当は義妹であるイアル(ブリュードのもう片方)を人質に取られており、それを強引に奪還する為」と語られる。その戦意が嘘でないことを感じ取り「信じる」と言うシオンに、ゼライドは「何故信じる」と問う。

「信じるのに理由がいるかよ」。シオンはそう一蹴し、一気に本拠地を再制圧した。

 

■第12話「クリーン・アップ」

 国連本拠地を今度こそ制圧し、第3次世界大戦は終結した――わけではなかった。

 降伏をしなかったロシア・中国軍が再び動き出したのだ。

 とっくに限界を迎えているシオンは最後の力を振り絞り、シャウティアの機動力で日本支部へと向かう。

 またも休む間もなく、まずは韓国支部を奪還。極度の疲労故か、シオンはシャウティアの異変に気づきはしなかった。


■第13話「シュライ・デス・ヘルゼンス」

 西と南から同時に攻められ、残党軍は残りの戦力を全て投入してくる。

 その最中、日本支部は一隻の戦艦型エイグを制圧し、アーキスタをコアに捧げ奪取に成功する。

 一方で、無数のツォイク相手に乱舞するシオン。兵士を駒のように扱う司令官のやり方に、彼の怒りは爆発寸前であった。

 そして終いには、フェーデがイアルを撃つ瞬間を見てしまう。ゼライドの話を聞いていたシオンは、完全に理性を失ってしまい、本能的に叫ぶ。

 それに呼応するように、シャウティアの体は黒く染まり、暴走を始める。

 すべてを薙ぎ払うその力を止めたのは、シオンの乗る物とは別の、謎の黒いシャウティアだった。


 これが、第3次世界大戦――プレイス内では制圧戦と呼ばれる、歴史に名を残す大戦争の全貌である。

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