キャラクター紹介(アニメ、第1部)&裏設定、解説等
イナの記憶を元にしているので、アニメの内容が含まれています。
ネタバレにならないもの+伏線+イナの記憶
という感じです。
大体こんな感じか、くらいの認識でいいです。
■イナ・スレイド/瑞月伊那 男 15歳 ヒュレプレイヤー・強(?)
本作の主人公にして「主人公」。突然「シャウティア」の世界へと飛ばされ混乱するも、元の世界へ戻るためにプレイスで戦うことを決意する。
様々なアニメや漫画のキャラを「英雄」と呼んでおり、いつか彼らと会うことを夢見ている。そして彼らに憧れており、無意識のうちに真似をしていることもある。そのせいで「口調に統一性がない」と思われることもある。
異世界の住人のはずなのに、何故か強力なヒュレプレイヤーである。人間らしいところと言えば、特にない。身体能力と言えば、後述のチカの攻撃を受け止められるほど。
搭乗機は主人公機・シャウティア。AIの性格元は不明(後述と同じと思われる。少なくとも口調、性格、声は同じ)。
好きなもの:アニメ(特にロボット系)、カレー
嫌いなもの:複数の異性(仲が良ければ特に問題ない)、うるさいところ・もの
■チカ・ユウリ/悠里千佳 女 15歳 人間
イナの幼馴染。武道家の娘で、人間離れした身体能力を持つ。イナ同様に「シャウティア」の世界へと迷い込んだと同時に連合軍に捕らえられ、プレイス日本支部投降のための人質にされる。しかしイナとシャウティアの手によって連合軍中国基地破壊と共に奪還され、現在はプレイスで保護されている。一応隊員扱い。
いつもマイペースのような感じではあるが、イナと再会した時にはしおらしい感じになっていた。その辺りは人間らしい。
好きなもの:自分を大切にしてくれる人、いちご大福
嫌いなもの:間接的だろうとイナに迷惑をかける人
■レイア・リーゲンス 女 19歳 人間
プレイス日本支部のエースパイロット。戦闘中こそ冷静で頼れる人物であるが、それ以外はただの遊び好きなダメ人間。妹のシエラの方が姉ではないのかという噂もなくはない。
搭乗機は高機動型パワードヴェルク・シフォン。AIの性格元は消息不明の兄「カイト・リーゲンス」。
好きなもの:甘い物、やるときにはやってくれる人
嫌いなもの:優柔不断な人、苦いもの
■シエラ・リーゲンス 女 15歳 ヒュレプレイヤー
レイアの妹で、同じくエイグ搭乗者。姉とは違いヒュレプレイヤーである。
まだ未熟であるが、秘める能力は未知数。
思いやりがあり、戦闘時もなるべく急所は外しているが、それが裏目になることもある。第1話のあれも、実はそうである。
搭乗機はヒュレプレイヤー汎用ヴェルクで、ほぼ丸腰。AIの性格元は過去に救えなかった少年。
好きなもの:優しい人、果物(特に梨)
嫌いなもの:命を粗末にする人、虫
■アーキスタ・レルラ 男 22歳 人間
若くしてプレイス日本支部司令となった男(他に優秀な人物がいなかっただけ)。体を動かすことに関してはてんでダメだが、頭を使わせればもっとも輝く。いや、髪はある。
普段は日本政府との交渉や情報交換などを行っている、国との重要なパイプ役。
名前は言いづらいと不評なので、レルラと呼びたい人は「レーラ」と発音したりするが、大体は愛称「ラル」で呼ぶ。
好きなもの:厚い本、ブドウ味の飴
嫌いなもの:話の通じない人
■アヴィナ・ラフ 女 14歳 人間
レイアに並ぶエースパイロットで、戦災孤児だったのをプレイスに保護されたという過去を持つ。アヴィナという名前は助けた人に付けられた名前だが、この世界で彼女にアヴィナの名を与えたのが誰なのかは不明。
何故か自分を僕と呼んだりと、何かとボーイッシュな少女。
火器管制能力が高く、搭乗機は重装型のパワードヴェルク・シアス。AIの性格元はその助けてくれた人。
好きなもの:平和が感じられるところ、爆発するもの
嫌いなもの:仲間の命を狙う存在
■ミュウ・チニ 女 14歳 人間
開発研究室の重役を担う天才にしてアーキスタの従妹。彼とは別居していたが戦災孤児になってしまい、連合軍に捕らえられていたのをプレイスが奪還し保護される。似たような境遇にあったアヴィナとは仲がいい。
身長が低いことが悩み。
好きなもの:甘いもの、謎
嫌いなもの:答えがないもの
■ディータ・フィリテ 女 21歳 ヒュレプレイヤー
支給部長とエイグ搭乗者を兼ねる謎の女性。アニメにはいなかったキャラクター。
いつもメイド服を着ており、誰に対しても礼儀正しく、清楚な印象を与える。
搭乗機はヒュレプレイヤー汎用ヴェルク(強化予定)。AIの性格は指定なし。
好きなもの:仲間
嫌いなもの:仲間を傷つける人(それが仲間であるとしても)
■ズィーク・ヴィクトワール 男 28歳 人間
フランス支部司令。同じく司令官であるアーキスタとは付き合いが長い。
■ゼライド・ゼファン 男 31歳 ヒュレプレイヤー
連合軍のエースパイロットコンビ「ブリュード」の一人。元傭兵で、戦場では彼の敵はいない。イナにボコられていたが、あれは仕方ない。
戦うときは戦うが、それ以外はただの面倒くさがり。階級は大尉。
搭乗機はヒュレプレイヤー用パワードツォイク・ヴェルデ。AIの性格元は自分と対照的にしたいという彼の要望で、冷静な少女。
好きなもの:犬、炭酸飲料
嫌いなもの:口うるさい人
■イアル・リバイツォ 女 23歳 人間
「ブリュード」のもう片方。ゼライドのお目付け役兼サポート役。常に冷静であまり感情を見せない。階級は中尉。
搭乗機はシアスと同型の重装型パワードツォイク・アンジュ。AIの性格元はゼライド。
好きなもの:静かな時間、猫
嫌いなもの:口うるさい人
■フェーデ・ルリジオン 男 42歳 人間
連合軍の軍人。階級は中将。死んだと思ったら生きてる。しぶとい。誰かがきっと花火を打ち上げてくれるでしょう。
■シオン・スレイド 男 15歳 ヒュレプレイヤー・強
アニメ「絶響機動シャウティア」の主人公であり、イナが自分の名を作る時に名を借りた人。目的のために一直線で、命令違反は当たり前、その上宣言したことは必ずやり遂げる問題児。
別に悪いことをしているわけではないのだが、序盤では仲間からの印象はあまり良くなかった。
その後エイグと戦争の真実を知った彼は火星へと赴き、元凶であるiaを瞬殺した。
搭乗機は主人公機・シャウティア。AIの性格元は死んだ妹。
■ia 性別不明 年齢不明 神(?)
すべての元凶。瞬殺されたラスボス。どうやらこの世界にもいる様子。
~裏設定など~
■『シャウティア』世界の公用語
この世界では、ヒュレプレイヤーと人間の差別が国際問題となっていることから、人間の多様性を尊重する風潮がある。
よって公用語も多くの形を持つ日本語になっている。母国語を使う者が全くいない訳ではないが。
■AGアーマー
顔出てます、擬人化のようなものなので。絵がないので分かりにくいですが。
■何故シャウティアを隠して出撃させたのか?(2話、4話辺りの解説)
日本は平和主義国のため、攻めにいくことなど言語道断。だが現にシャウティアは中国基地へ襲撃している。
それは時流速操作による高速移動を利用した結果である。それは作戦の確実な成功の為でもあるが、敵の目を欺く為でもある。
欺くというのは、ツォイクが監視しているヴェルクが動いていないと思わせる……というのももちろんだが、日本から武力が送られてきたと思わせない為でもある。
レイア達はそこまで考えていたが、イナに伝えなかったのはその時の精神状態を考慮してのことに他ならない。
さて、何故そう思わせない必要があったかは前述の通りだが、何故連合軍は日本からだと思わなかったのか?
1.未確認機であるシャウティアが何処の所属か分からないから(日本だと思っていてもその証拠がない)
2.そもそも日本支部どころかプレイスのものではないかも知れないから(バケモノじみた性能のエイグは前例がない=技術的に劣っているはずのプレイスが改造したものとは考えられない)
3.びっくりしてそれどころじゃなかったから(突然基地が壊滅して日本からとか考えている暇がなかった。赤いし速いし)
以上3つが考えられる。なんにせよ日本が怪しいという理由だけでは攻めることができないため……
ここで簡単に日本での戦闘になる過程を説明しておくと、
連合軍が日本国内に侵入(日本支部占拠と日本制圧のため)→プレイスが追っ払おうとする(国連のものだろうと、平和主義国から他国からの武力を除くため)→戦闘になる(もちろん、プレイスは殺る気満々) ということになる。
……つまり、日本にシャウティアがいるかも知れない、という理由でツォイクなどを送り込むことはできない(ツォイク回収時は建前がそうであるだけ、ついでで戦闘することは想定内、というか確実にプレイスが武力排除のために来るから戦闘になる)ので、結局連合軍は何も対処できない……はずだったのだが、シャウティアの不調により予想外の作戦失敗。結果的に成功へと転換したが。
要約すると、平和主義すごい。ただ守るのは面倒だし、攻めることができない。でも、基本的に攻められない。
日本にとってシャウティアとは、「見えざる矛」なのである。おっと、これは少し先の話の内容だったか。まあ、ネタバレでもないので問題はない。
ついでで言っておくと、連合軍は首都圏が手に入ればあとは簡単なので他県には手を出していない。
■連合軍さんはどうしてテロ組織(という扱いを受けている組織)の基地の居場所が分かっているのに潰さないのか?
アニメと同じなら、過去に何度かやっているはずです。それでも今こうしてあるのは失敗しているからに違いありません。ブリュードが来れば済む話と思うかもしれませんが、運ぶまでに輸送機なんかでバレます。
長距離射撃を可能にする砲台を造ろうものなら近くのプレイスが壊しに来ますし、衛星兵器を造ろうとすればまず阻止されます。おまけに平和主義国に核なんて撃ち込んだらさすがの連合軍でもえらいことになります。仮にも国連なので。
■ブリュードは何故プレイスの精鋭集団に勝ったのに、シフォンとシアスとシャウティアに追い詰められたのか?
最後に出したものに疑問を抱いてほしい。
それはともかく、『アンジュの砲撃で敵をかく乱、その隙にヴェルデで無双』というのがブリュードの戦闘スタイルです。その為狭い場所で少数の敵を相手にするのにはあまり向いていません。
それぞれが別で戦闘をすればシフォンとシアスに勝てたでしょうが、如何せん片方がシャウティアの相手でボコボコにされてたので仕方ありません。アンジュはガ○タ○クのようなものですから、集中攻撃を受ければひとたまりもありません。そういうわけでフルボッコにされました。