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丁寧な状況説明(2)ヤンデレとの出会い


アシュレイはギックリ腰にの母に代って勇者になった。そして大活躍したが、魔王を倒すには足りないものがあった……それは、聖剣が真の力に目覚めていない事……






剣の巫女リファ=L=メルトラーデとは、ガウナ大陸北部にある寒村、トリエロ村で出会った。



剣の巫女(別名アシュカルブソーダー)とは、遥か昔にガウナ大陸の神殿で聖剣を管理していた守護者のことで、神の血をひくという。世界最古の書物「マルセウス記」に「聖剣が永遠の眠りより目覚めるには、猛き勇者の血と剣の巫女の祈りが必要」とあり。聖剣の真の力を発揮させるには不可欠な存在なのだ。



 しかし、この巫女はおおよそ五千年前に神殿が何ものかに襲撃された時に、行方を眩ませてしまい、以後歴代勇者の誰一人としてそれを見つけだすことはできなかったのだ。サイキョー勇者のご先祖様や母さんでも、だ。しかし、その存在自体が疑問視されていた剣の巫女を、俺は割と簡単に見つけだしてしまった! 俺の運は歴代勇者中最高と言っても過言ではないだろう……もっとも、運は運でも「悪運」なわけだが。



長い船旅でガウナ大陸に着いた当初の俺は「賢者様に探せって言われたけど、なんもヒント無いし、生きているかどうかも分かんないヤツどう探せっていうんですか?」って感じで、はっきりとした宛てもなく、各地を点々として都市伝説みたいな胡散臭い情報をひたすら集めるしかなかった。あの村に寄らなければ今ごろずっと彷徨っていたかもしれない。ただ、今となってはその方が余ほどマシなのは間違いないが。



あの雪積もる村にたどり着いてすぐ、アイツは俺にスコスコ近づいてきた。俺が背負っていた聖剣の存在にすぐ気付いたのは、流石は剣の巫女と言えよう。



「ずっと、おまちしてました勇者さま。ふわん」



 それが、彼女のから初めて聞いた言葉だ。二十歳にも満たない赤髪を白いカチューシャを着けた少女は、キラキラ輝く大きな目、整っているがしかし嫌味のない鼻と口、さわりたくなるようなほっぺた、そして小さめの体にしては大きな胸を持っていて、正直なところ超カワイイ。今まで世界を渡り歩いてきて母さんを超える可愛さを持つものは彼女だけだ。(仲間のジェリアやキーニャには申し訳ないけど)俺がその時心臓がドキドキバクバクしてムホーウホッてときめいたのは言うまでもあるまい。



証明となる「神響石」を提示して剣の巫女である事をすぐに疑いの無いものにしたリファは、俺から事情を聞くとあっさり同行してくれることになった。聖剣を覚醒させるための2人きりの旅は、こうして始まったのだった。当然、激カワイイ女の子2人きりの旅なのだから、やはり、何も芽生えないはずは無い。(=普通惚れてまうやろ)隣接しているとラブラブゲージが溜まるどっかのSRGの如く、2人の心は急接近していった……ああ、何かここまで俺リア充な内容で申し訳ない。ちゃんと後ほど残念な事になるので、もう暫らくはご辛抱ください。







保存を忘れて書いていたら、ワン誤ボタンで全文が吹き飛びました。おかげで全文書き直す羽目になりました……グスン(涙)



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