18話 次元商人
9階につくとそのフロアには謎のゲートがたたずんでいた。
これは知らない…もう未知の体験だ。でもこのゲート以外にフロアはどこもつながっていないのでもう諦めて入るしかなかった。
ゲートの向こうは地面に絨毯がしいてあり、その上には色んな種類のアイテムが並べられていた。
「ここは…店なのか?」
俺がそうつぶやくと、
「いらっしゃーい、ようこそ次元商人の店へ。私は各ダンジョンでランダムで行き来している商人でございます。何かご不明点がおわりでしたら何とぞお聞きくださいませ。」
ここの次元商人らしき人にそう言われ俺はダンジョンにはダンジョン商人がいてそのフロアは潮風洞窟にはないはずなのになぜあるのか聞いてみた。
「んー?ダンジョン商人とは聞いたことはありませんねぇ。基本ダンジョンとはその主からにじみ出るオーラから具現化したものでして、人が介入できるものではないのですよ!。あ、ちなみに私は一応モンスターですから!
無論!商人として活動しており危害は加えないですのでご安心を!
ですがもし商品を盗んだり私に危害が加わるようでしたら敵対してしまうのでご注意を。」
にこやかに言われ、見た目が恰幅のいいおじさんに見える次元商人はノールに伝えた。
システムは俺の知っているダンジョン商人と同じ理屈だったので安心した。
とりあえず何か掘り出し物を探そう。
あ、真珠2点を先に売ろう。
「2点で7500G でございますがよろしいでしょうか?」
「はい、お願いいたします。また後で購入したい物を言うので待っててください。」
「ごゆっくりどうぞー!」
とりあえず資金は14500Gになったので買えそうだ。
うーんと、食料もあるじゃん!まずはおにぎり3とパン2だな。
あとはえ?幸福草が売ってるのか?値段は5000Gだ。ひぃ、欲しいけどとりあえずほかを見よう。
装備品で指輪と盾が売っていた。
錆び避けの指輪3000G
トゲトゲシールド(防御+5)5000Gだ。
うーん、めちゃくちゃ欲しいけど高いな。
他は武器はないのか…
草はさっきの幸福草しか欲しいやつがないな。
書物は白紙の書、鍛冶の書が売っていた。
白紙の書は1000G、鍛冶の書は2500G
金が尽きそうだ。
書物の在庫は複数あるようなので
食料5 単価100G×5個
錆び避けの指輪3000G
トゲトゲシールド5000G
鍛冶の書2500G
白紙の書1000G×3
を購入した。所持金500Gになってしまった。
「ありがとうございましたー!出口はあちらにありますのでお気をつけて!またのご来店をおまちしておりますー」
俺は案内されるまま階段を登った。
そこは10階だった。9階は完全に次元商人フロアだったようだ。




