13話 次の方針
ダケダケの入り口に戻るとステータスは初期状態に戻っていた。
ダケダケの森は奥に進んでもつながる道がないため無理に挑むダンジョンではない。
だから戦闘の感覚を慣らして次の町へ向かうことにしたのだ。
いずれ持ち込み不可ダンジョンやステータス引き継ぎ可能なダンジョンもあると確信できるのだから今は持ち帰った装備などを保管しておこう。
どの町や村でも預かり所みたいな所が存在しており、手数料を払えば全部預けておくことができる。
だが驚いたのはゲームの時と同じで別の町に行って預かり所で引き出そうとすると、前の村で預けた道具や装備も取り出せたりするのだ。
そこはなんかゲームと現実では違うと思っていたが、システムはつながっているようだ。
ホウシ村に戻り装備屋に行き銅の盾1と石つぶて5は売っておこう。
買い取り額は銅の盾500G、石つぶて100Gだった。
ダンジョン出た時は10000Gになっていたのでこれで11500Gだ。
宿屋は今日は泊まって次の場所に行こうかな。
宿屋で500Gはらって酒場兼ギルドに向かった。
扉を開けると人は受付譲さんしかいなかった。
あのすれ違った冒険家達はどうなったのだろうか?
まあ気にしてもしょうがない。
「おはようございます、昨日ダケダケの森を攻略できました。報告だけしておきます。」
「あら!すごいわね!おめでとうございます!知っている人はお得なんですけどダンジョンクリア報告をするとお祝いで3000Gを報酬金として渡すことにしているのですよ!
良かったですね!」
お、おうこれはゲームではなかった分喜びが増した。
そして冒険家にもランク制があるようだ。
聞いてみるとグループ、村、町、都、国、世界Levelとあるらしい
俺はどうやらグループLevelだったらしく、あと1ヵ所踏破かギルドの優先度以来を5件クリアすると村Levelになれるらしい。
まあ上がって損はないが得はあるということなので踏破目的で次の町か村へ行くことにした。踏破が無理そうなら依頼5件に切り替えよう。
ホウシ村から山道を登り南に向かうと港町バースがあるはずだ。そしてそこでは実力を認めてとらえると船に乗せてくれる仕様だった。
バースには海の浅瀬あたりから行ける入道洞窟がありそこが地下20階のダンジョンだ。
持ち込み可ダンジョンだが難易度が高く現状は厳しい。案の定標識に都Level冒険家からしかいれてもらえない制限がされていた。
とりあえず俺は入道洞窟をスルーしてバースから船で行けるもう1ヵ所のせせらぎ島に向かうことにした。
せせらぎ島に行くのがセオリーなのだ。せせらぎ島のダンジョンを進まないと、そのあとに続いているロック街に行けないのだ。
ちなみにせせらぎ島のダンジョンは潮風洞窟といいグループ、村Levelの冒険家向きの難易度である。どんどん南に降りていく進路なので地下扱いになっており地下15階まである。
だが、ここは持ち込み不可ダンジョンであるのだ。だから装備や持ち物は預かり所に全部渡す。
俺はバースに着いてまずは船を持っている船長さんを探して友好度をあげなければならない。
俺はバースの宿屋を探し2日分は払い、船長さんを探しに向かった。
船長さん、いや、やつは酒癖が悪いくそジジィだ。友好度?そんなの酒しかないだろう。
ゲームの時は現状でしか買えない酒を大量に貢ぎようやく力を貸してくれるようになった。
だからまずはバースの酒場に向かった。




