水エリアへGO!
さて、私はここで重大な問題に突き当たっていた。
それは、空腹だ。
「ぐう~」
私のおなかがなる。
うん。当たり前だ。こっち来てから何も食べてないもん。
そこで思った。
食事を得るためには、自分で狩るしかない!と。
私は食料を得るために、50層にある水エリアへと向かった。
人がちらほらいるため、私は変身で姿を消している。
ここに来た理由は、魚を捕まえるため。
ちなみに、なぜ魔物ではなく魚を選んだかというと、調理が簡単だと思ったからだ。
私はドラゴンを取り込んだせいか、炎を吐けるようになっている。
よって、焼き魚を作れるのだ!
だいたいの魚は焼けば食べれるはず!
毒を持つ魚でもない限り。
では早速捕まえよう。
私はさっき作った釣竿を取り出す。
ちなみにこれは、さっき木の棒に植物の蔓を巻き付けて作ったものだ。
先のほうには花のとげで作った針に、ドラゴンのキラキラした鱗を巻き付けてある。
魚はきらきらしたものを食べたがるらしい。
これで引っかかってくれると信じたい。
私は湖に竿を垂らす。
そして待つ。
待つ。
待ち続ける。
待ちくたびれる。
うん。無理だね。
釣れるわけない。
そもそも素人が釣りをしようと思ったのがいけなかったんだ。何か別の手を……
そんなことを考えていた私は、背後から迫ってくる影に気づかなかった。
今日はこれで投稿終わりです!
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