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タネも仕掛けもない優しさ  作者: 折葉こずえ
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おばあちゃんの話

エピソード後半にいじめの描写があります

 多くの優しさにはタネも仕掛けもある。


 お祖母ちゃんが生きている頃良く私に聞かせてくれた言葉。


「だけどね、ほんのちょっとだけど、タネも仕掛けも無い優しさもあるんだよ。そのタネも仕掛けも無い優しさを見付ける事が佳澄(かすみ)の幸せになるのさ」


 お祖母ちゃんが私に聞かせたかった事は、


 タネも仕掛けも無い優しさもある


 と言う事だったんだろうと、今の私には解る。だけれど幼かった私は、優しさって何? と訊き返していた。


 私には、『優しさ』と言う漠然とした概念が解らなかったのだ。


「それは佳澄がこれから見付けていくんだよ」


 答えは今でも分からない。


「いいかい? 優しさが欲しかったらまずは佳澄がお友達に優しくする事。そうすればきっと友達は優しさを返してくれるから」











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