1章19話 マリネVs修斗
タイトルではそう言ってますが……
続きは本編で!
「さぁ!始まりました!なんとバトルロワイヤルを初日で終わらせた化物等の最終決戦!その名も!【モンスターズ・ワンオンワン】だぁあああああ!急遽決まったこの試合!理由はただ一つ!初日が終わった後立てる参加者がこいつらしかいないからだぁあああ!」
「うぉおおおおおおおおおおおお」
司会にそんな事を言われて逆に盛り上がる観客であった。
「マリネさん?」
「どうした?」
修斗は一瞬迷ったが、観衆にも聞こえるように大声で言った。
「本気で行くぞ?死ぬなよ?」
そう言われてマリネはぞくりと笑い、
「おう!」
と答えた。
「両者言葉を交わし終えた模様!それでは試合!開始です!」
その言葉と共に、マリネは白い光に全身が包まれた。
次にマリネが姿を現した時、マリネは輝く白銀の全身鎧を身につけ、背中から一対の純白の翼が生えている。
マリネの頭上には金色の小さな輪があり、マリネ自身は翼をはためかせて宙に浮いていた。
右手には交差した翼の紋様が刻まれた縦
左手にはレイピアと言うには太過ぎる片手剣が握られていた。
「出たぁあああああああ我が団長の【武装神鎧】だぁあああああああ!」
うぉおおおおおおおと観客からひときわ大きい歓声が上がった。
「まさかこの勝負で武装神鎧を使うとは予想外だ!ドラゴンすら殺した装備を使うなど!一体どれだけ本気なんだぁああああああ!」
司会や観客をよそ目に、マリネと修斗はお互いの事しか見ていなかった。
「【武装神鎧】、別名【ヴァルキリー】と呼んでいる。私が15の時に発現したものだ。丁度称号に【戦乙女】が追加された時くらいだった。この鎧は装備している時のみ私の能力を全て上昇させる。代償は魔力をどんどん消費するのと、装備時は魔法は使えない事のみだ。それから二年。私がこの鎧を使いこなし、ついには竜すら殺した」
マリネは宙からゆっくりと地面に足をつけた。
「行くぞ修斗、私はこれでもドラゴンスレイヤーだ、舐めるよ?」
修斗は未だに素手だった。
服装も黒い布の服に黒いズボン。
まるで戦う意思が見られないが、気配だけは違った。
それが未だにマリネが攻めあぐねている理由だった。
「ふん。面白い。あくまで受けの姿勢か。ならば!」
そう言うとマリネは自分に召喚獣を召喚した。
「【来れ白翼!汝の全てを持って我が敵を殲滅せん!】」
そう言うと雲の間からとてつもない光がマリネの背後に降り注ぎ、光が収まると、西洋に言い伝わる竜が現れた。
大きな白翼、白く長い首、頑丈な白い胴体
純白荘厳な姿を見た観客は一様に息を飲んでいる
「【契約者を、伴侶を得たな】」
「そうだが?」
「【我は心身潔白な戦乙女のためにしか戦わぬ】」
「なっ!?」
どうやらマリネの白竜はマリネのためには戦わないようだ。
「…処女厨かよ…だっせ…」
修斗は白竜に聞こえるようにそう言った。
すると白竜は激怒した
「【人間!殺す!我を侮辱する人間は皆殺しだ!】」
白竜は大きく口を開けて吠えた。
その咆哮は地面を震わせ、近くの生物全てを竦みあがらせた。
修斗を除いて。
「しゅ、修斗?ここまで白竜を怒らせると私でも抑えられないんだが」
マリネが怯えながらそう言った。
「なんだ?びびったのか2人とも?この程度かよ」
修斗はわざと2人を堂々を声をあげて挑発した。
「【小娘、今は手を組もう。あの男を殺すまでだ】」
「同意だ。ここまでコケにされてはいくら我が主人とは言え許せん」
一瞬で意気投合した模様。
「行くぞ修斗!」
「【行くぞ人間!】」
それからは壮絶な戦いだった。
マリネは空中から修斗に切り掛かり、白竜は空から様々な攻撃を繰り広げた。
それを修斗はあらゆる魔法、攻撃で躱し、打ち消し、受け流した。
当然観客も攻撃が熾烈を極めれば極めるほどさらに盛り上がった。
それから数時間
白竜とマリネが疲労を見せ出した時だった。
「もういいかな?」
修斗が会場にいる人全てにそう言った。
そして、修斗自身は黒い靄のような物を纏い出した。
それに気づいたマリネが何かまずいと思い、襲いかかろうとしたが、白竜に止められた。
そして白竜が全力でブレスをその黒い靄を纏った修斗に放ったが、黒い靄がブレスを防ぎきった。
「【なにぃ!?】」
白竜とマリネが驚いていた時、修斗はゆっくりと靄から姿を現した。
黒い全身鎧を身につけ、常人では到底持つ事など不可能なほど巨大な黒大剣を二つ、それぞれの手で持ち、ガシャガシャを音を立てながら靄から完全に姿を現した。
修斗の様子をよく確認した白竜とマリネは絶句した。
黒い全身鎧はよく見ると赤黒く、じっと見つめると鎧自体がまるで脈打つように赤い雷を放っているように見え、その全身鎧はあまりに大きく、あまりに凶悪な形をしており、近づこうものならすぐさま喰われるような威圧感を出していた。その大きな双剣はもはや大剣よりさらに大きかった。よく見るとその双剣はそれぞれ何かのアギトと上顎のようで、右手の剣と左手の剣を合わせれば何か動物の口になりそうだ。
「【くっ!この気配ぁ!その武器はぁ!】」
「知っているのか白竜!」
マリネが白竜を見ると、少し怯えたようにこう続けた。
「【我ら竜種には7つの皇帝がいた。あの方々は【竜】ではなく【龍】だった。【炎龍:ガイヤ】【海龍:ヴァイサン】【土龍:アースガルド】のような御方だ。昔はただ一匹を除いて皆友好的だった。その一匹が【魔龍:アビス】あの方の力はどこまでも凶暴で凶悪、目についたものは全て破壊し滅ぼす。そこに理由はなく、ただただ破壊を目的として生きていた。奴の鎧は赤黒く、脈打ち、赤い雷を放ちながら飛行し、その大きく凶悪な口は、人噛みで同種の竜すら一撃で咬み殺す。それがアビスだ。それ!?あの人間は!?」
白竜は少し後ずさりながらそう言った。
「長い説明ありががとう。そうだ。アビスは俺が殺した。この装備はアビスを満遍なく剥ぎ取り作った。白竜が俺を殺すんだ?これくらいはしないとなぁ?」
修斗がまるでアビスのような顔でそういった。
「白竜。お前の相手は俺だ。マリネはこいつだ」
そう言うと修斗が背中に力を入れて鎧の背中部分から黒い翼を出した。翼は常時放電しているらしく、闘技場の地面の砂が黒焦げになっていた。
そしてそのまま羽ばたくと、地面に手をかざして召喚陣を発生させた。
「ドラゴンスレイヤー対ドラゴンスレイヤー、一度は見てみたかったぜ」
そう言って魔法陣から、1人の男が現れた。
「【来い!アイク!】【認識阻害】」
修斗は観客にアイクの顔がはっきりと見えなくなる魔法をかけた。
そして出てきたのはいつぞやのアイクだった。
「我が主人、久しぶりですな」
「我が主人!?今、アイクと!?」
その言葉を聞くと、アイクは修斗にこう言った。
「我が主人、キャラが被ってるんだが…」
「どちらかと言えばお前の弟子だ。早速鍛錬してやれ」
アイクがそれを聞くと、
「なるほど。ならいいかな」
と納得したの模様。
「弟子よ?」
マリネはそれを聞くとアイクに向かってこう言った。
「貴方は神罰者アイクとお見受けした!しかし腐っても私も剣士!まだ貴方を師と認めた訳ではない!故に私を弟子と言わないでくれ!」
それを聞くとアイクは珍しく大声で笑った。
「剣士!?笑わせるな!そのように鎧で固めて強い武器を持っていれば良いとでも?甘えるな!」
アイクはそう言って【震脚】を発動した。
「うっ…」
「ほうらすくんだ。ただの【震脚】ですくむなど、ゴブリンにも及ばんな」
アイクは全身鎧を着ていたが、必要無いと思ったのか、全身鎧からただの服に換装した。
「ほら来いよ?ハリボテの鎧を着た少女1人圧倒できないなんて俺の名が廃る」
「くっ、行くぞアイク殿!手加減せん!」
マリネは改めてハイMPポーションで魔力を全快させたあと、仕切り直してアイクに襲いかかった。
マリネがレイピアで突きを入れた瞬間、マリネは地面に叩きつけられていた。
「な!?」
マリネは一瞬の事で全く理解できなかった。
「一直線突っ込んでくるし、でなんの変哲も無いただの速い突き。話にならんな」
上空で白竜と飛んで戦っている修斗からこんな声が聞こえてきた。
「マリネは俺の実力は知らないとはいえ、俺を鍛錬すると言ったやつだ!」
それを聞くとアイクはマリネを直視した。
「え!?いや、それは…」
「なんと嘆かわしい!剣士を名乗るだけでなく、我が主人の実力を見抜く目すらないとは!」
アイクは大げさにそう言うと、改めてこう言った。
「我が主人のご婦人とは言え、剣士を名乗るなら容赦はせん。来いマリネ殿、ドラゴンスレイヤーと剣士を名乗るその性根を叩き直してやる」
アイクは亜空間から黒い一振りの片手剣を取り出した。
「この件は黒曜石で作られた剣だ。刃は潰してある。貴様の装備に比べてはかなり劣るが、これで十分だ」
今まで好き勝手言われていたマリネが立ち上がって武器を構え直した。
「アイク殿、あまり舐めないでいただきたい!本気で行く!」
上空で戦いながら修斗はアイクを見て思った。
「あ、スパルタモード入ってるじゃん」
心の中でマリネに合掌した。
「【よそ見か坊主!】」
「【砲雷】」
白竜のブレスに合わせて修斗は双剣を上下に合わせると、赤い雷の球を発射して打ち消した。
「白竜よ。お前の契約者を見てみたくはないか?」
「【戦いの最中に何を言っている】」
「まあ、下を見ろって」
「【まあいい。相手は?…ほう!私の同胞を多く殺したやつじゃないか!まだ生きていたのか?】」
「いや、俺の召喚獣?人?になって今は俺と契約が切れるまで永遠に生き続けるだろう」
「【ほう!守護霊にしたのか。流石はアビスを倒した人間だ。どれ、私もあの男には興味がある。見てみるか】」
アビスの鎧を着た修斗と白竜は上空から2人を見送った。
「甘い!それでは読まれる!」
またもやアイクに地面に叩きつけられるマリネ
それでも起き上がってアイクに斬りかかった。
「何度も同じ場所を攻撃するな!また読まれるわ!」
アイクはまたもやマリネを投げ飛ばした。
それでもマリネは諦めずに、決して投げ出さずに、ただ必死にアイクに向かっていった。
盾を使ってアイクを殴ったり、レイピアを突きだけではなく斬りかかったり、上空から急上昇して急降下したり、あらゆる方法でアイクに向かって行くが、アイクはそれを受け流し、投げ飛ばす、叩きつけた。
「マリネ殿!身の程を知ったか!」
地に伏したマリネが息切れ切れで答えた。
「…はぁ…はぁ…知った!だが決して屈指はしない!」
そうしてもう武装神鎧すら装備でないのに、愛用のレイピアで果敢にアイクに向かっていった。
「なあ白竜」
「【なんだ人間】」
「今のマリネを見ても、まだ協力する気になれないのか?」
「【むぅ】」
「白竜は清廉で高貴な戦乙女にしか協力しないと聞いた。今のマリネを見て、まだ清廉で高貴じゃないと言えるのか?一生懸命、格上に相手に勝てないと分かりながらも何度も挑み、決して諦める事も、弱音を吐く事もなく向かって行く。これでもまだ足りないか?」
「【……】」
白竜は修斗の言葉を聞いた後、ゆっくりとマリネの元に降りていった。
「【アイク殿、少し待ってくれ】」
「ん?お前は、あの時の白竜か」
「【ああ、我が同胞を多く殺し、一時期はお互い争ったが、傷を癒してくれた恩は忘れておらぬ、だが変わった。我はこの女が気に入った】」
「そうか。お前もついに見つけたんだな」
「【ああ。だから、この女を頼むぞ】」
「分かった」
そう言うと白竜は上空に急上昇し、修斗がいた位置よりも更に上空に上昇し、その場で自分で自分を食べだした。
まじは胴体を、足を、翼を食べ、最後には頭部だけになると、地面へ落下する途中で白い光の球になって、マリネの近くに来ると、ヒュンとマリネの中に入っていった。
「こ、これは!?」
「白竜はお前が気に入ったと言っていた。だから、白竜は自分の全てをマリネ殿にあげたんだ。白竜は【自食】し、その存在を圧縮した。そしてマリネ殿の一部になった。もう一度武装神鎧を装備してみろ」
マリネは武装神鎧を装備した。
いつもとは違って、白い光に包まれるが、その鎧が全く違うものになっていた。
鎧は変化し、白竜の鱗が融合しているのが目に見えてわかった。
今まで無駄に大きかった鎧はもっとスリムになり、
急所には白竜の鱗が覆われており、まるで伝説に出て来る
竜域の守護者のようだ。詳しく見てみると、
兜は竜の頭蓋をかたどっていた。
腕や足は最低限の鱗で守れるようになっていて、しっかりと関節部分も守られるような仕組みになっていた。
胴体は鱗とオリハルコンが織り混ざって材料になっていたのがわかる。また、胴体の前は竜の翼が交差された紋様が刻まれており、胴体の後ろは竜が翼を広げた紋様が刻まれていた。
右手には純白のレイピアが握られていた。
取手は鎧でできており、刃の部分は竜牙で出来ているだろう。
左手には白竜の巨大な鱗一枚から作られており、他のどの鱗よりも分厚く丈夫そうだ。
「そうか。白竜は…本当に…」
「そうだ!白竜は自らの全てをお前に託した!おそらくその装備以外にも色々あると思うが、まずは俺と打ち合ってみろ」
「は、はい!」
マリネは戦いながら教えて貰った事を織り交ぜつつ改めて打ち合った。
先ほどとは比べ物にならないほど身軽で素早く動ける事を体が理解した。
「わかったか!マリネ殿!これが白竜の力だ!だが甘い!」
白竜の力で先程とは比べ物にならない程強くなったはずなのに、それでもまだアイクには勝てなかった。
「いいか!マリネ殿!白竜はその決して折れない心に命のかけたんだ!例えどれほど格上のだろうと決して諦めず向かって行くその気高く高貴な心に託したんだ!」
アイクはそう言いながら次々とマリネの攻撃をさばき、マリネを地面に叩き伏せていた。
「装備に頼るだけか!頭を使え!」
そう言ってアイクの鍛錬はまだまだ続く。
それを見ていた観客は皆一様に涙を流していた。
どこまでも敵に屈する事なく、決して諦めず、立ち向かって行くその姿を見たからだ。応援に来ていた騎士団員も涙を流しながら応援していた。
一方修斗は
こっそり白竜の一部をいじくりまわしていた。
実は白竜が球となって落下する途中に、球から白竜の【記憶と意識】を抜き取っていた。
そしてさらに上空へと上がり、観衆が修斗を見ることが出来ないくらい高い場所に上がると、装備をしまい、いつもの服装になってから、とある召喚獣の霊体と会話していた。
「白竜?俺の声聞こえる?」
「【ん?私はまだ生きていたのか?】」
「いや、きちんとお前の力はマリネの力になっている。ただ、お前の記憶と意識をこうして俺が持っているわけだが」
「【ふっはははっは!とんでもない人間だな!竜の記憶と意識を持っているなどと」
「まあそれはいいとして、相談なんだが白竜」
「【構わん。話せ】」
「おそらくマリネさんは俺についてきて、この地から、この街から出て行ってしまうかもしれない。だから、マリネの代わりにこの街を守ってくれないか?」
「【よかろう。引き受けた】」
「そうだよな。流石にそう簡単にぇええええええ!?」
「【どうした人間、いやなのか?】」
「いや、そんな簡単に引き受けて良いのか?」
「【構わん。私もマリネが守った街が失われるのは気に食わんからな】」
「【あっははははは!いつからこのように気前が良くなった白竜よ?】」
「【この声!?まさか!?白龍帝殿!?】」
すると修斗の後ろから霊体として白竜よりもさらに大きく白い龍が現れた。
「【小さい頃のお前は頼みごとをされると直ぐに嫌がって泣きべそをかくような小僧が、今では【自食】してまでも守りたい人が出来るとは!成長したものよなぁ!】」
「【はっ!滅相もございません!】」
「【契約者よ、こやつは私に預けてはくれないか?】」
「【けい…やくしゃ?…】」
人間でもわかるほど、白竜は破顔していた。
「【白竜、貴様にもう一度の竜生をやろう。今度は龍生だ。貴様はさらに一段階上の存在になるのだ】」
「【はっ!ありがたき幸せ!龍になった暁にはこの身を白竜帝殿のために…】」
「【ならん!話を聞いておったか馬鹿者め!我にためではなくこの地、この街、そしてあのマリネのために使え!そのためにお前を上位種にしたんだ!】」
「【はっ!了解しました!】」
「【次にお前が目を覚ますのは幼龍としてた。貴様を鍛えるために我はお前をとある森に放置する。その森はかなり過酷な地だ。少しでも気を抜けば恐らくあっという間に死ぬ。だがその地で無事に成人するまで生き残ることが出来ればこのヴィクトの街を何人からも守れるだろう】」
「【ありがとうございます!この白竜!存分に勤めを果たします!】」
「【ん!ならば頑張るが良い!我は見ておるぞ】」
そう言って白龍帝は一つの霊体の卵を修斗に渡した。
修斗はそれに龍の魔力を流し込むと、その魔力を固定化し、卵が受肉した。
「【ここには我の肉と修斗殿の魔力が入っている。我の肉とアビスすら殺した修斗殿の魔力だ。存分に使うがいい】」
「【有り難き幸せ】」
そう言うと白竜は卵の中にすっと入っていった。
「【あとはこれを森に置いて来るだけだな】」
「ああ」
修斗は白龍帝を連れてアベリアの森の最奥地に安全な場所に置いた。
「後はこいつの頑張り次第だな」
「【自慢の息子の1人です】」
「相変わらずお前は子煩悩だな」
「【はははははは!】」
修斗と白龍帝はひとしきり卵を撫でた後、白龍帝を元の世界に還して、修斗は闘技場に降り立った。
そこではマリネが遂にあまりの疲労にぶっ倒れていた。
アイクは修斗が帰って来た事を確認すると、修斗に弟子としてこの地でしばらく鍛えたいとこの地に残る意味を伝えたので、アイクに魔力を流し込み、この世界に受肉させた。
「アイク、一年だ。一年で使い物にしろ」
「十分です。我が主人」
修斗は満足げにうなづくと当時に、司会者から
「勝者!修斗選手ぅうううううう!」
こうして修斗とマリネの対決は終了した。
なお、決勝戦ではユーとマオVS修斗と言う戦いが繰り広げられるはずだったが、修斗が2人に【スタン】の魔法を撃ち込むと魔法抵抗虚しく一瞬で勝負が終わった。
ほとんどマリネVsアイクでしたね。




