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最弱研究者の異世界探行  作者: 鏡華楓月
7/19

???「ふふふ」メイド「キモい」

???「ふふふ、慌ててるな。あの傭兵団ではあの群れを防ぐ事は不可能。まあ、壊滅は時間の問題だねぇー」

謎のメイド「ご主人様、えげつなさと変態さはご主人様の右に出るものはいませんね。」

???「まあ、ご主人に対して変態って・・・」

謎のメイド「大変失礼いたしました。不足していましたね。下衆の極み、クズ、腑抜け、で・・・」

???「ちょっ、何故今愚痴が!?というかそこまで言われるいわれは無いんですが!」

謎のメイド「ふっ」


月明かりに照らされた森の中、木の上に二人の陰。その陰がその二人の異常さを醸し出していた。


???「それにしても、あの一団が捕まえた哀れな少年は何だったのだろうか。」

謎のメイド「さぁ。しかし何の力もなさそうでしたが。」

???「気になるねぇ。でもこの状況で何も出来ようが無いとは思うのだけれど。」

謎のメイド「だからやられ役何て渾名付けられるのですよ。恐らく転生者、若しくは移転者かと」


遠くで銅であろう壁が隙間なく展開されている。かと思われる。何故思われるかと言うと酸に強く簡単に展開出来る壁は銅だけだからだ。しかしあのモンスターの酸は銅では防ぎきれないほど強力であった。


???「ディスられたのは置いておいて、転移者でああも弱いのは初めてかもねぇ」

謎のメイド「同意するのは甚だ癪に触りますが。」

???「否定から入らなければ気が済まないの!?必ず否定から入る今時の子かねぇ。」

謎のメイド「おっさ・・・ご主老人、うっさい!」

???「言い直して尚ひどくなってますがねぇ!!」


どちらにしても時間の問題であった。そして丁度銅杓壁が崩れ去った。ものの10分程度で崩れ去った。


???「思ったより早く片付いたかねぇ?」

謎のメイド「いえ、その節穴でよく見てください。その中にまだ壁が。まさか地面に穴掘って移動する気が?」

???「この付近は鉄もぐらの巣があるでねぇ。逃げ場が無い地面は流石に・・・」


けど、鉄の壁にしても時間が銅よりも速く溶けて死を迎える事は明白だった。この二人は無駄な足掻きだと決め込んでいた。この後1時間以上動きが無く、森の出入口付近に人影を見るまでは。

久しぶりの投稿

皆様には失礼ながらゆっくり行きます

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