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最弱研究者の異世界探行  作者: 鏡華楓月
11/19

ハエの王戦前半

ハエについてネットで調べました。悠君ごめんよー。

ハエ(蠅・蝿)は、ハエ目(双翅目)に属する昆虫のうち、ハエ亜目(短角亜目)・環縫短角群・ハエ下目に属するものの総称らしい。昔悠は研究室でハエの研究をしてた事があった。但し、准教授が椅子に掛けておいたコートにストーブから引火し、小火騒ぎで全滅しちゃったので、大した成果は上がらなかった。

折角研究室に持ち込んだPSV・・・ゲーム何て持ち込んでない!無いったら無い!


そんなこんなで調べてた時に分かった事は、ハエは臭い匂いに引き寄せられるらしい。逆にハーブ等の匂いは苦手らしい。准教授にだからトイレの芳香剤にはラベンダーとかつかうんですねって聞いたら、ラベンダー自体には香りは無くて創造の匂いだぞ!って言われた時はショックが大きかった。ラベンダー畑って絶対トイレの匂いだとばかり思ってたのに・・・・・。


今はどうでもいい。今は撃退はしない。命は危ないけど町にこいつを入れる訳にはいかない。


何か。何か無いか?思い出せ。


ルベリー「森の木々よ我が声聞き届け罪人を縛り挙げよ『レント・プラッシェ』!」


蔦がハエのモンスターに追いすがろうとするが、避けられる。


ウィリアムズ「皆のものかかれー!姫様をま」

悠「もう皆戦闘に入ってるよ?」

ウィリアムズ「はーはっはっはー。さ、流石私の優秀な部下。私は鼻が高ふべふぉるぁ!!!!!」


ウィリアムズの声がうるさいのかハエのモンスターは竜巻の銃弾を浴びせかける。団員は団長を放置した。何故この人が団長なのだろう?


ウィリアムズ「さて、本気で行くかな!」

悠「最初からお願いします」


ウィリアムズは大剣を振り回し一瞬で敵に詰め寄る。そのまま切り伏せる。真っ二つになるが直ぐ再生してしまう。


ウィリアムズ「何!」


呆けたウィリアムズに悠はタックルし押す。

悠の頬に氷の弾丸が掠める。どうやら風と氷を操るようだ。


ウィリアムズは悠を抱えて後方迄一瞬で下がる。

ウィリアムズ「助かった!少年。だが無茶はするなよ!」

悠「ウィリアムズさんも気をつけて下さい。そして助けてもらって。ありがとうございました。後多分あいつには火で攻撃しないと倒せないかと。」

ウィリアムズ「しかし当たらない。草や副団長の闇魔法も効かないし・・・。」


団長は素人に助けてもらった事と、自分があまり戦力にならない事か悠には分からなかったが、団長は酸っぱい物を口にいれているような顔ぶれをした。


酸っぱい・・・・・・・・・・・梅干し。ハエとか寄って来るんだっけ。確かカレー食べた時梅干しを食べて閉め忘れて怒られたっけ。あ、らっきょうだった。確か中で数匹・・・・そこまで考えて荷物をおいた所まで走り出した。性格に言うと食材のある所迄。


ウィリアムズ「お、おい、少年!単独行動は」

悠「団長のお陰で思い付いた事が有ります」

ウィリアムズ「何!分かった」


悠はルベリーを見る。水、氷の魔法を使っていた。

そこへ悠は荷物の調味料を持ち出して来た。


悠「ルベリー!これを水で薄めてあいつに吹き掛けられるか?」

ルベリー「はっ?そんなもの・・・」

悠「頼む!俺の考えが当たっていれば少し動きを制限出来るはず。」

ルベリー「分かったわ。これが外れれば高くつくわよ!」


と言いながら魔法を練り上げる。


ルベリー「水よ。我が声に響き散り散りに舞え!『ミスト・プラッシェ』」

悠「サキ!炎魔法の準備を。ルベリー、捕縛魔法を護衛団の皆は霧の中に誘導してなるべく羽を狙って!」

「分かったわ!」「指図しないでください。」「おう「「「了解!」」だ。」」 


サキ、ルベリー、護衛団が声を合わせた。

団長の姿がかき消えて、ハエのモンスターの後ろに現れる。そのまま剣の腹で地面もとい霧に向けてぶっ叩く。そこに団員達が魔法で羽をそぐ。だが羽はすぐさま元通りに。


チーザズ「駄目だ。倒せねえー!」

悠「いや、それでいい!」


このまま戦いは後半戦に入って行った。


このまま後半戦に

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