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異世界から来た人格  作者: 狼狐
第四章:連鎖反応
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経過:状況

この事件から数週間の間国中は大騒ぎになった。

大量殺人等のマーク達を肯定するような信仰的事件は無くなったものの、国は貧困に苦しめられ、遂には各地で内戦が勃発しおよそ25000人の犠牲者が出た。

積もりに積もった怒りが...爆発したんだ。

あわてて他国が仲裁を始めたお陰で規模こそ大きくならなかったが米国関与の可能性まで噂された程だ。

オリンピックからはボイコットされ、多数の国からは非難され、散々な状態に陥っている。

だが軍事力だけは各国が無視出来ない程に巨大だった。

内戦終焉後もそれは衰える事はなく、またいつ暴発するか分からない状態にあった。

その上に核保有国という事もあり相当危険視されている。

「独裁政治で国家資本主義経済...それもアリだと思うぞ。」

一人の男が肯定する、勿論私もそれを否定はしない。

私たちの立場上から考えてもそれは悪い事ではないはずだ。

そして肝心のノースゴースト地区警察本部はエリックの死後約2年の時を経て、ようやく過去に署内で汚職が存在していた事を公にした。

元刑事のサラやサム達の死体も発見されたが、その頃には既に完全に白骨化していたようだ。

サラの死因は分かっていないが、サムの件は近くに銃弾が落ちていた事から銃殺と見て捜査している。

殺害者は未だ不明だ。

ここまで上手く警察の人間を引きずりだしたのはプロの犯行だろう、誰にでも出来る事じゃない。

犯罪者に憧れたアマチュア共は後の事を考えずに証拠を残していく。

つまり何か計画があったという事だ、その場の衝動に駆られた犯行とは思えない。

サラの勤務用PCからはデータがゴッソリと持って行かれていて、恐らくそれが奴の狙いだったのだろう。

しかしその中身は誰一人として知らないようだ、同じ職場の人間でさえ。

確かに、彼女については不審な点が多い。

勤務前に仕事とは関係のない理由で外出し、それを追うように当時の上司のサムもどこかへと出かけて行き、そしてそのまま帰る事はなかった。

この二人が同一の場所へ向かったかどうかは分からないが2隻の不審な捕鯨船がサムの死体が発見された場所の近辺で目撃されたと報告がある。

ふむ、そこら辺の事情聴取能力は流石だな。


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