表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不燃花  作者: 朝梅雨
11/14

第十一章:花が咲く頃


夏の終わり、2027年8月


大阪の夏は、相変わらず蒸し暑い。


会社では中堅のポジションに上がり、

残業も増えたけど、

家族との時間は守るようにしていた。


結衣は中2の夏休み。

バスケ部の合宿から帰ってきたばかりで、

日焼けして、少し背が伸びた気がする。


彩花はパートを続けながら、

結衣の部活の送り迎えをこなしている。


幸恵とは、あの桜の下ですれ違ってから、

一度も連絡を取っていないまま。


LINEのトーク画面は、

2025年末のメッセージのままで、

埃をかぶったように静かだった。


でも、淳也は時々、

帰り道に安威の近くを通るルートを選ぶようになった。


土手はもう完全に公園になっていて、

子供連れの家族やジョギングする人がいる。


不燃花は、春から夏にかけて、

ちらほらと咲いていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ