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なまえをよんだ

作者: Soraきた

ある人の名前を

照れずに呼べることができた

会話の途中で

名前を呼んで様子をうかがってみた

わざとらしい、わたしの態度に

もう気づいているようで

これからは名前で呼んでいいよ、と

言ってくれた


冷めた表情でデートするつもりはないけど

緊張の連続では

笑顔がぎこちなくなる

急に大きな声を出して

あなたをびっくりさせた

「明日も会おうよ」わたしから


特にきまった場所も

ランチの場所もなく

ただ、会えるだけでいい

会って、あなたの顔を見つめては

何か想像がふくらんで

物事を選ぶことができるから

しあわせへとつながる


余分なこと、何ひとつない

遠回りのこと、何ひとつない

わたしの中の記憶

恋について語るなら

いつでも、いつまでも


どこか似た恋を

探すつもりもないし

都合の良いときだけ、

憧れた恋を

引っ張り出してくることもない


あなたが

わたしの名前を呼んでくれるのは

いつのことか・・








読んでいただき、ありがとうございます

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