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第9話~悪事に荷担した鉄道達~

「周囲がなんだかパソコン画面の向こう側のようになっていきます・・・!これは・・・ッ!」


 だんだんと変異を始め行く周囲の様子に慌てだす横島隆太と白羽チヨ子。そんな彼らに。シファーグが説明をし始めた。


『お前達にならわかると思うから説明をするよ。・・・これから見せるのは・・・おいらたちの体験してきた、つらい出来事だ。』


 そういったのちにシファーグがおもむろに地面を殴りつけると。地面にヒビが入り・・・人間の腰位の大きさからは考え付かないほどの力でシファーグが地面のアスファルトを持ち上げた。

 そこに入っていたのは、一つの白骨化した遺体。その遺体は大きさからして10代前半の女性の物と思われた。それに横島が衝撃を受けていると。シファーグは言葉をつづけた。


『フラータスのパートナーだった、打川ララの亡骸だよ。彼女はラーニウスの仲間であるマイクロアニマルのモサトーチの優梨の放ったバックスロアーっていう技をフラータスの代わりに受けて・・・焼き殺された。残されたフラータスは泣きに泣き叫んだけど、それを嘲笑うかのようにラーニウスはフラータスを・・・ヴァラガイザっていうマイクロアニマルを使って凍らせ。それをあたかもサンドバッグのようにしたんだ。』


 ホログラムのように宙に当時の様子が映し出されるのを前に、シファーグが白骨化した遺体の事について説明する。・・・その宙に映し出されている画面には、猿のお面のようなものを被り松明が4つの触手の先についた謎の生物がつばの広いクリーム色の帽子をかぶった少女に炎を吐きかける映像と、続けてやけどを負い倒れこむ少女に縋り付いて泣きつく頭部に花が咲き、多肉植物が人の姿をなしたような生き物に全体が白く、脚の部分が黒い生き物が息を吐きかけて凍らせ・・・直後にラーニウスの仲間、と思われる列車型ロボットたちが凍ってしまった生き物を嬲り者にする。・・・その列車型ロボの姿に。横島隆太と白羽チヨ子は見覚えがあった。

 都心部の環状線、腕之山線に似ているのだ。


「これって・・・腕之山線の車両に似ているんだぞ!・・・どういうこと!?」

「腕之山線の車両が盗まれたという知らせも入っていない・・・。」


 なぜ、腕之山線とそっくりなすがたの列車型車両がラーニウスと一緒にいるのか、疑問に思う横島隆太。少しして彼は一つの推測を立てた。


「そういえば前に、鉄道がロボットになったモーティブロイダーっていうアニメがあったっていうのを聞いたことがあります。もしかして・・・。」

「うん、そのキャラがラーニウスの思想に同調し、協力して・・・。」


 背景を推測し、横島隆太と白羽チヨ子がいらだちをあらわにする。・・・続いてシファーグは。チヨ子たちをところどころアスファルトの禿げた大通りへと案内した。

 そこでシファーグが話したのは。さらなる凄惨な出来事だった。

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