#6 使役動詞と知覚動詞 (2)
今回は知覚動詞です。
使役動詞と5W1Hの組み合わせ方も載せました。
ぜひ参考にしてください。
知覚動詞とは私たちが感じたことなど“心の動き”を表す動詞のことです。「think」「feel」「know」「see」「hear」などがよく使われます。(調べると結構あります。)
例文1: I know you have a talent, don’t you?
「私は・知っている・あなた“が”・持っている・(ある)・才能を・のよ?」つまり「私はあなたが(ある)才能を持っているのを知ってるのよ。」日本語らしく翻訳すると「私はあなたの才能を信じてるのよ!」となります。
また、文末の「don’t you?」は“~でしょ?”や“~だよね?”などと言った。相手に確認を取るときに使う定型文です。「, isn’t it?」や「, can’t you?」など主に「動詞の性質+not +主語」で確認を取ります。ちなみに「, right?」はどの性質でも使えます。
ところで、これらの知覚動詞は「主語+知覚動詞+(センテンス).」の構造を取ります。主語や動詞が2つずつあるからと言って焦ってはいけません。「“主語”は“センテンス”のことを“知覚動詞”しています。」と訳すだけです。かんたんですね。ただし重要な注意点として動詞の時制を“知覚する側”に一致させる必要があります。(時制の一致)
また“少し堅苦しく言う”とき、や“小説の地の文”などでは知覚動詞と(センテンス)の間に「that」が入ります。
例文2: So in fact I thought that you were really strange at that time.
「だから・実は・私は・思った・(形式)・あなたが・状態だった・本当に・変な・あの時」つまり「だから実は、私はあの時にあなたが本当な変な状態だったと思った。」日本語らしく訳すには「だから実は、あの時にあなたのことを本当に変だなと思ったのです。」と訳すとカッコいいですね。
~ 知覚動詞が文末に来る場合(比較用法)~
例文3(a): It was bigger than I thought.
例文3(b): You were strong as I thought.
(a)は「(形式)・だった・より大きい・よりも・私が・思った」つまり整理すると「(私が)思ったよりも大きかった。」ということ。
(b)は「あなたは・だった・強い・のと同じくらい・私が・思った」つまり整理すると「(私が)思ったのと同じくらいあなたは強かった。」日本語らしく訳すと「やはり強いですね。」と訳すといいですね。
~ おまけ 知覚動詞と5W1Hの活用 ~
例文A: I wonder why is this the correct?
「私は・疑問に思う・なぜ・状態・これが・正しい?」つまり「私はなぜこれが正しい状態なのか疑問に思う。」日本語らしく訳すと「なんでこれが正しいの?」
例文B: I thought how beautiful it was!
「私は・思った・なんて・綺麗・(形式)・(状態)だ」きれいに整えると「私はなんて綺麗なんだと思った。」という訳になります。
例文C: I didn’t know where was I at that time?
「私は・なかった・わかる・どこ・(状態)いた・私が・その時?」きれいに整えると「私はその時、どこにいるのか分からなかった。」
例文D: I don’t know what you want.
「私は・ない・わかる・なに・あなたが・したい」きれいに整えると「(あなたが)何がしたいのかわかんないや。」
例文E:I didn’t realize who was you at first.
「私は・なかった・気づく・だれ・だった・あなたが・最初」きれいに整えると「最初、あなたに気づかなかったんだけど…」とか「最初、誰かと思ったよ。」と訳せます。
例文F: I didn’t detect which was correct the answer.
「私は・なかった・見抜く・どれ・だった・正しい・(選ぶべき)答え」きれいに整えて「私はどれが正解なのかを見抜けなかった。」または「私は正しい答えを見抜けなかった。」と訳せますね。
以上が知覚動詞でした。
次は関係代名詞について考えます。
お読みいただきありがとうございます。
ようやく次は関係代名詞の予定です。お楽しみに!




